生理を当日に止めることってできる?生理の時期をずらす方法やよくある質問を解説
2024.08.30
予定よりも早く生理が来てしまった日は、ナプキンの用意がなかったり、大切な用事だったりしてとても困ったという方も多いことでしょう。
できることならば生理を当日に止められたら便利なのですが、生理を当日に止められる方法はあるのでしょうか。
本記事では生理を当日に止めることができるのかについて解説し、生理の時期をずらす方法やよくある質問を徹底解説していきます。
目次
生理を当日に止める方法ってある?
結論からいえば、生理を当日に止める方法はありません。
本来、生理とは受精のために準備していた子宮内膜が不要となり、経血と一緒に体外へ排出される現象です。
そして、この現象に関わってくる女性ホルモンは、一定の期間受精が行われないと分泌量が減少していきます。
そうすると、子宮内膜を体外へ残しておく必要がないと体が判断し、子宮内膜が剥がれて生理になります。このように、自然と子宮内膜が剥がれ落ちてくるので、生理になってしまった状態を急に止める方法は存在しないのです。
ピルなら生理を事前に止められる
生理を当日に止めることは現実的ではありませんが、生理日を事前に移動させる方法としてピルの服用が挙げられます。
ピルとは、女性ホルモンである「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」を配合した経口避妊薬で、服用すると生理を早めたり遅らせたりすることが可能になります。「中用量ピル」「低用量ピル」「超低用量ピル」「ミニピル」「アフターピル」の5種類に分けられ、生理の時期をずらす目的には「中用量ピル」と「低用量ピル」が多く使用されています。
それぞれ副作用のリスクや効果の大きさが異なるため、医師と相談してピルを選ぶようにしましょう。
生理を早める方法
生理を早める方法は「低用量ピル」と「中用量ピル」で異なります。
低用量ピルの場合は、ずらしたい生理の一つ前の生理開始日から5日目までの期間で低用量ピルを服用します。そこから14日間以上服用して2、3日経つと生理が来るでしょう。
中用量ピルの場合は、生理開始日から5日以内から中用量ピルを飲み始めて約10日間毎日服用します。すると、服用終了後の2~4日目あたりに生理が来ます。
生理を遅らせる方法
こちらも「低用量ピル」と「中用量ピル」で異なります。
低用量ピルの場合は、生理が来るであろう日の約5日前からピルの服用を始め、生理を避けたい日まで毎日1錠服用してください。服用が終わった2、3日後に生理が来ます。
中用量ピルの場合は、ずらしたい生理開始予定日の5~7日前から中用量ピルを服用してください。このとき、低用量ピルと同様に服用している間は生理が来ません。
そして服用が終わった2、3日後に生理が来ます。中用量ピルだと、長くて7日間程度生理を遅らせることができるとされていますが、個人差があります。服用中に生理が来てしまった場合は服用を中止してください。
ピル以外で生理を止めることはできる?
次は、ピル以外で生理を止めることはできるのか、よく耳にする噂に関して解説していきます。
避妊リング
避妊リングのミレーナは、レボノルゲストレルと呼ばれる黄体ホルモンを5年間持続的に放出・維持できる薬剤徐放システムです。子宮内に装着することで生理痛を和らげたり経血の量を減らしたりする効果が期待できます。
ミレーナは装着後日数の経過とともに、月経の回数が減り、1年後には生理が起こらなくなったというケースも報告されています。すぐに生理を止める効果は期待できませんが、長期的に生理を止めたい方におすすめです。
避妊に対する効果も期待できるため、生理にお困りの方や妊娠を防ぎたいとお考えの方にとってぴったりなアイテムといえるでしょう。
食べ物
医学的に根拠があるわけではありませんが、生理周期を整えてくれる食べ物として「大豆食品」「チョコレート」「ココア」「ナッツ類」があります。
これらの食べ物に含まれる成分は、女性ホルモンであるエストロゲンと似たはたらきをすることから、女性ホルモンの分泌に影響を与える食べ物といえるでしょう。
しかし、生理周期を整えてくれる効果は期待できても、生理を止めることはできません。
市販薬
現在、生理を止める効果が期待できる市販薬はありません。生理を止めたいならば、ピルや避妊リングの使用がおすすめです。
生理を止める方法に関するよくある質問【Q&A】
生理の時期をずらす場合、予定の前と後どっちが良い?
予め生理をずらしたい期間が分かっている場合は予定日の前がおすすめです。期間中にピルを飲む必要がないため、飲み忘れのリスクを防ぐことができます。
また、ピルには副作用が起こる可能性があるため、事前に服用しておいた方が、副作用に悩まされずに予定を楽しむことができるでしょう。
ピルの服用中に生理が来てしまった場合、そのまま服用していても大丈夫?
通常、ピルを服用すると消退出血と呼ばれる出血が起こります。しかし、この消退出血はピルの服用をお休みする休薬期間に起こるものですので、ピルの服用中に生理がきた場合は副作用の不正出血や何らかの病気、または妊娠が疑われます。
また、生理を遅らせる方法でも解説した通り、生理を遅らせることができる期間は長くても7日です。人によってはそれよりも早く生理がくる場合もあるため、この場合は服用を中止して処方を受けた病院へ相談してください。
ピルの副作用を教えてください
服用するピルによって副作用に違いはありますが、代表的な副作用は「吐き気・嘔吐」「頭痛」「乳房の痛み・張り」です。
ピルの処方を受ける際は、ご自身が服用するピルにどのような副作用があるのかをしっかり質問しておきましょう。
当院の3つの特徴
徹底した準備・アフターケア
当院はご予約から治療までの間、カウンセリングや診察を通じてお客様の悩みに寄り添います。事前準備やアフターケアを徹底的に行うため、お客様に安心していただけるサービスを心がけております。
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当院は2024年7月時点で「池袋駅前院」「銀座院」「新宿西口院」「大宮駅前院」の4院を展開中です。いずれも駅からのアクセスが良いため通院しやすく、多くのお客様にご来院いただいています。お仕事帰りやお出かけ中の空き時間にふらっと訪れやすいのが魅力です。
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当院では、従来の「お客様が医師(施術担当者)の待つ診察室へ行く」スタイルではなく、「医師(施術担当者)が、お客様のいらっしゃる個室へ行く」スタイルを採用しています。プライベート空間でじっくりと時間をかけてお客様に向き合うことを心がけており、一人ひとりに合う治療をご提案しています。
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今回は、生理を当日に止めることはできるのかについてや生理時期をずらす方法、よくある質問を解説しました。
LUNA BEAUTY CLINICはお客様一人ひとりの悩みに寄り添い、ベストな対処法を提案させていただきます。今回の記事も、参考になれば幸いです。
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