ED治療薬3種類の効果比較！勃起時の硬さ・持続時間・即効性からおすすめまで

「自分にあったED治療薬がわからない！」

この記事では、国内で厚生労働省に承認されている代表的なED治療薬3種（バイアグラ・レビトラ・シアリス）の勃起時の硬さ・持続時間・即効性、相場などを比較しています。

ED治療薬ごとの副作用や個人輸入の危険性などについても解説するので、ED治療薬の使用に不安を抱えている方にもおすすめの記事となっていますので、ぜひ最後までご覧下さい

編集部

まずはED治療薬の相談がしたい方には気軽に相談できる「オンラインクリニック」がおすすめですよ。

ED治療薬3種類（バイアグラ・レビトラ・シアリス）の効果比較

まずはED治療薬の代表的3種類（バイアグラ・レビトラ・シアリス）の特徴や効果を紹介します。

治療薬のよってそれぞれ効果が違うことに加え、飲むタイミングや持続時間も違います。

それぞれの特徴を知って、自分の求める効果が期待できる治療薬を選択しましょう。

バイアグラ（シルデナフィル）の特徴

バイアグラは、世界で初めて開発されたED治療薬です。

自然な勃起が期待できると人気も高く、世界中で安全性も立証されています。

日本では1999年に厚生労働省の認可を受けて以来広く流通しており、値段が安価で手に入りやすいことから人気です。

レビトラ （バルデナフィル）、シアリス （タダラフィル）の相場が1錠1,000円〜に対して、バイアグラ（シルデナフィル）は500円〜なので長期の治療となれば費用の差は大きくなります。

また、バイアグラは、錠剤のほかに水を飲まずに服用できるフィルムタイプもあるので、ニーズに合わせて薬の種類を選べるのもメリットの1つとなっています。

一方デメリットは食事の影響を受けやすいことです。

特にグレープフルーツに含まれる成分は体に悪影響を及ぼす可能性が高く、バイアグラ摂取の前後数日は絶対に食べないようにしましょう。グレープフルーツ入りの飲料にも注意が必要です。

編集部

勃起力に影響を与えやすいアルコールの過度な摂取は控えましょう。

また、バイアグラの成分は小腸から吸収されるため、効果をより引き出すには空腹時・もしくは食後2時間以上空けての服用がおすすめとなっており、連続服用は極度の血圧低下を起こすリスクがあるため、錠剤・フィルムに関わらず、服用の間隔は24時間以上あける必要があります。

そして、バイアグラは効果を実感するまで服用から30〜60分ほどかかるので、性行為の1時間前には服用しておくのがおすすめです。

（参考：JAPIC｜勃起不全治療剤）

レビトラ （バルデナフィル）の特徴

レビトラ（バルデナフィル）は、バイアグラの次に開発されたED治療薬です。

現在レビトラは生産が中止されており「バルデナフィル」のみ販売されています。（参考：バイエル薬品株式会社）

バイアグラ・シアリスに比べて強い勃起力と即効性が高いのが特徴です。

作用時間も20mgで約8～10時間と長いため、複数回性行為をしたい方にもおすすめとなっています。

性行為の15〜30分前に服用すると、血中成分濃度が高まり中折れの心配がありませんが、勃起力が強いあまり感度が鈍るといった副作用もあります。

また、バイアグラほどではありませんが、食事の影響も多少受けるので、服用前はあっさりした脂質の少ない食事で抑えておくことがおすすめです。

水以外の飲み物で服用しても効果に変わりはありませんが、グレープフルーツ果汁と牛乳は影響を及ぼすため避けましょう。

服用の注意点として、レビトラもバイアグラと同じく服用間隔は24時間以上あける必要があります。

（参考：バイエルファーマナビ｜添付文書(レビトラ錠5/10/20mg)第1版(2021年2月改訂)

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シアリス （タダラフィル）の特徴

シアリスは、世界シェアNo.1の人気を誇るED治療薬です。

アメリカなどでは『ウィークエンドピル』と呼ばれるほど持続力が高いことが特徴の1つで、1回服用すれば最大36時間効果が持続し、長時間の性行為を楽しめます。

治療薬がゆっくり溶けて緩やかに効果が現れるため、副作用が少ないというメリットもあります。

また、食事の影響を受けにくいので、デートでの食事内容を気にする必要がないのも嬉しいですね。

ただし、バイアグラ同様に「グレープフルーツ」の成分が体に悪影響を与える可能性が高いので服用前後数日は食べないようにしましょう。

編集部

アルコールも勃起力に影響を与えるので過度な摂取は控えましょう。

服用の注意点は必ず水かぬるま湯で服用することです。

水に溶けて効果が発揮される設計になっているため、水以外で服用するとしっかり効果が得られない可能性があります。

食事の影響は受けにくいですが、よりシアリスの効果を高めるなら空腹時の服用がおすすめです。

食事の予定がある場合は食前1時間もしくは食後2時間たってから服用してください。

効果を実感するまでは服用から1〜4時間かかるため、早めに服用しておきましょう。

また、ED治療薬の代表的な3種類の中で、1番副作用の出現率が少ないので、副作用が気になる方にもおすすめのED治療薬となっています。

（参考：PMDA｜シアリス錠5mg／シアリス錠10mg／シアリス錠20mg）

ED治療薬をおすすめできない人

ED治療薬は男性機能に自信がないからと安易に服用できる薬ではなく、以下の項目に当てはまる方は使用できません。

これらに当てはまる方は、ED治療薬を服用できません。

万が一服用してしまった場合、持病が悪化したり副作用が現れるリスクが高いです。

また、未成年がED治療薬を服用した場合の健康リスクが明らかになっていないため、処方が禁止されています。

ED治療薬を希望する場合は、クリニックを受診して既往歴や常用薬からED治療薬が服用できるか判断してもらいましょう。

併用禁忌薬についての注意事項

ED治療薬の処方を考えている方は「併用禁忌薬」に注意しましょう。

併用禁忌薬とは、ED治療薬と併用して服用できない薬です。

バイアグラ・レビトラ・シアリスに共通する併用禁忌薬は「硝酸剤」です。

硝酸剤には「亜硝酸アミル硝酸」「イソソルビド」「硝酸製剤」などがあり、心筋梗塞や狭心症の治療に使われる薬で、血管を拡張し血流を良くする効果があります。

ED治療薬にも同様の効果があり、お互いの薬の血管拡張効果が重なることで、血圧が急激に低下してしまい、命に関わる危険性があります。同時に服用しないようにしましょう。

ED治療薬3種類の副作用

ED治療薬には副作用があります。処方される際に医師から副作用についての説明はありますが、事前に知っておくことで安心して薬を服用できます。

それぞれの副作用とその注意点について解説するのでみていきましょう。

バイアグラの副作用とその注意点

まずは、ED治療薬として身近な「バイアグラ」の副作用とその注意点について解説します。

バイアグラの添付文章情報から、最も多い副作用は血管拡張による「顔のほてり、潮紅」だとわかります。

血流が良くなると顔が赤くなることは日常生活でお酒を飲んだときなどにも起こることなのでそれほど大きな副作用とはいえません。

また、頭痛も副作用が起きる割合が高いですが、時間の経過と共に症状が落ち着いていきます。

これらの副作用の多くは一時的なもので軽症に終わりますが、重症化する場合もあるため、異常が続く場合は医師に相談しましょう。

レビトラの副作用とその注意点

次に「レビトラ」の副作用とその注意点について解説します。

レビトラの添付文章情報から、「ほてり」「頭痛」が多い副作用の症状だとわかります。

どちらの症状も10%以上の高い割合で発症しますが、軽症で終わることが多いです。

他の症状に「目の充血」「鼻づまり」などもありますが、こちらの軽症で済む場合が多く、4〜6時間程度で症状が治ります。

どうしても気になる場合や、症状が治らない場合は医師に相談しましょう。

シアリスの副作用とその注意点

最後に「シアリス」の副作用とその注意点について解説します。

シアリスの添付文章情報から「潮紅」「頭痛」「消化不良」が主な副作用です。

他のED治療薬同様に、血管が拡張され血流が良くなり顔が赤くなったり、血管が拡張することにより周囲の神経が刺激され頭痛を引き起こしたりします。

また、シアリスは服用後に「消化不良」を起こす可能性もあり、胸やけや吐き気、胃の不快感などの症状を引き起こします。

シアリスも他のED治療薬の副作用と同様、症状がなかなか治らない場合は医師に相談しましょう。

激しい副作用が出る場合は速やかに医師へ相談

ここまでそれぞれのED治療薬の副作用とその注意点について解説しましたが、多くの副作用は軽い症状で済み、時間の経過と共に症状は治ります。

しかし、軽い症状でも放置すると深刻な健康被害につながる可能性もあり、自己判断で服用を続けるのは危険です。

症状が続くようなら医師に相談し、別の薬への変更など、適切な対処法を指示してもらう必要があります。

ED治療薬は適切に服用すれば有効ですが、副作用には細心の注意を払う必要があります。症状がなかなか治らないときやは速やかに医師に相談しましょう。

ED治療薬の購入時のポイント・注意

ここではED治療薬の購入時のポイントや注意について解説します。

安全性を考えると基本的には医療機関で購入するのがおすすめです。個人輸入や知人からもらうとトラブルに巻き込まれたり、重篤な健康被害に繋がったりする可能性があるので注意しましょう。

オンラインクリニックでの処方・購入がおすすめ

オンラインクリニックでの処方・購入は、安全かつ手軽で最もおすすめの購入方法です。

薬を処方してもらうためのオンライン診療は、インターネットを通じて自宅受けられ、近くの薬局で薬を受け取れたり自宅まで配送してくれたりします。

編集部

手軽に正規品を入手できるのは魅力的ですね。

また、ED治療薬を購入するところを誰にも見られないのもメリットです。

持病がある方や即日欲しい方は病院で処方する

ED治療薬について直接医師に相談したい方やすぐに薬が欲しい方には病院で処方してもらうのがおすすめです。

持病がある方は検査が必要な場合がありオンライン診療ではED治療薬が処方されない可能性があります。

編集部

持病がある方は直接病院で診療を受けた方が安心ですよ。

また、病院なら確実に正規品のED治療薬が手に入り、当日に治療薬を受け取れるのもメリットです。

しかし、直接病院に行く手間や、誰かに見られるというデメリットもあるのでメリット・デメリットを比べてオンラインクリニックとどちらが良いか検討しましょう。

個人輸入代行通販は避ける

ED治療薬は、一部の海外サイトなどで購入できるケースもありますが、薬の安全性が不確かなものや偽物の治療薬が出回っていることもあるためおすすめできません。

バイアグラなどの国内承認薬や、そのほかのジェネリック医薬品なども含め、医療機関から購入しましょう。

また、政府広報オンラインで個人輸入に関して注意喚起が出されています。

• 日本の医薬品医療機器等法に基づく品質・有効性・安全性の確認がされていない
• 虚偽または誇大な効能・効果をうたっている場合も
• 不衛生な場所や方法で製造されたおそれ
• 正規のメーカー品を装ったニセモノである可能性も
• 副作用や不具合などが起きたときに対処方法が不明

引用：健康被害などリスクにご注意！　海外からの医薬品の個人輸入

個人輸入で購入した商品は安全性や有効性が確認されていおらず危険です。必ず正規の医療機関から薬は購入しましょう。

編集部

個人輸入で購入した薬は「医薬品副作用被害救済制度」の適用が受けられず被害に対する補償がありません。

知人からもらうことはNG

余ったからと知人からED治療薬をもらうことはNGです。

ED治療薬は個人に合わせた容量・用法があるので、知人の薬が自分にも合っているとは限りません。

他の薬や持病との相互作用もわからないため、重篤な健康被害や副作用につながる危険性があるため、必ず医療機関で受診し処方された薬を使うようにしましょう。

また、バイアグラなどのED治療薬は「処方箋医薬品」に該当し、医師の診断を受け処方箋がないと購入できません。

①処方箋医薬品（法第49条）
・ 処方箋がないと販売・授与できない医薬品

引用：処方箋医薬品以外の医療用医薬品の販売について｜厚生労働省

処方箋なしで薬を手に入れた場合、罰せられる可能性があります。

（参考：医師が処方した薬はあなただけの薬です｜兵庫県警察）

【Q＆A】よくあるED治療薬に関する質問

ここではよくあるED治療薬に関する質問に対する解答を紹介します。

違和感を放置したり、間違った服用を続けていたりすると体に悪い影響を与える可能性があります。疑問がある場合はかかりつけの医師に相談しましょう。

普通の人がED治療薬を飲んでも大丈夫ですか？

普通の人がED治療薬を飲んでも問題なく、正しい服用方法を守っていれば効果を実感できます。

普通の人がED治療薬を服用することで以下の効果が得られる可能性が高いです。

ED治療薬を服用することで上記の効果を得られる可能性があります。

編集部

ED治療薬を飲んでいるという安心感から行為に集中できるメリットもありますね。

先発品とジェネリック（後発品）で効果に違いはありますか？

先発品とジェネリックは、ほぼ同じ有効成分が含まれているため、効果の違いはありません。

Q1-1
ジェネリック医薬品ってどんなおくすり？
A

ジェネリック医薬品は、新薬（先発医薬品）と同じ有効成分を使っており、品質、効き目、安全性が同等なおくすりです。厳しい試験に合格し、厚生労働大臣の承認を受け、国の基準、法律に基づいて製造・販売しています。

引用：ジェネリック医薬品とは｜日本ジェネリック製薬協会(GE薬協)

ジェネリックは、先発品の特許が切れてから製造されるため、先発品よりも安価に購入できるメリットがあります。

また、飲みやすく加工されているケースもあるので、コストや体の負担を考えてもジェネリック医薬品がおすすめです。

ED治療薬の処方は保険適用ですか？適用する場合の条件は？

ED治療薬は保険適用されません。

そのため、お薬代だけでなく診察代や配送費などすべて全額自己負担での購入となります。

不妊治療を目的とするED治療薬の購入に関しては、保険が適用されるケースもありますが、条件はかなり厳しく定められてるため、適用はかなり難題です。

風邪薬を処方してもらう感覚で行くと治療費がかなり高く感じてしまうので、事前にED治療にかけられる予算や相場金額を調べてから来院しましょう。

（参考：一般社団法人日本病院会｜不妊治療で使用される医薬品の保険給付上の取扱いについて）

1日に2回服用しても問題ないですか？

ED治療薬を1日に2回服用するのはおすすめできません。

ED治療薬は基本的に服用間隔を24時間以上空ける必要があり、短い感覚での服用は副作用が強まるリスクがあります。

医師の指示に従い正しい用法・容量を守り服用しましょう。

編集部

効き目が悪いからと勝手に量を増やしたり、間隔を短かくしたりしてはいけません。

ED治療薬を服用すると感度が落ちますか？

ED治療薬を服用すると、性的感度が低下する可能性があります。

ED治療薬は勃起を助ける働きがありますが、その一方で性的刺激に対する感度を若干鈍らせる副作用も報告されています。

ただし、個人差が大きく、感度の低下を感じない人もいます。

編集部

射精ができなくなるほど感度が低下することはないので安心してください。

感度の低下が気になる場合は、かかりつけ医者に相談するのがよいでしょう。

自分に合ったED治療薬がわからない場合は？

ED治療薬には複数の種類があり、自分に合ったものを見つけることが大切です。

各治療薬の特徴を調べたり、最初は低用量から試し効果を見たりしてみましょう。

効き目がなかったら他の治療薬への乗り換えもおすすめです。

しかし、自分だけの力で安全に自身に合った治療薬を見つけるのは難しいです。まずは専門医に相談しましょう。

まとめ

今回の記事では、ED治療薬3種類の効果や副作用について解説しました。

目的によってそれぞれ使い分ける必要があります。

自分の目的に合ったED治療薬を上記を参考に選びましょう。

しかし、ED治療薬には様々な副作用があるので最終的な判断は医師に任せ医療機関から適切な薬を処方してもらいましょう。

医療機関での受診ならオンラインクリニックがおすすめです。

オンラインクリニックなら、病院までわざわざ足を運ぶ必要がなく、インターネットを通じて診察を受けられ、治療薬も近くの薬局で受け取れたり、自宅まで配送してくれたりします。

持病などがある方は医療機関での直接の受診がおすすめですが、まずは気軽に相談してみたい方にはオンラインクリニックがおすすめですよ。