小顔整形が安いクリニック＆おすすめ施術の種類！フェイスラインの美容医療が上手いのはどこ？

小顔に憧れつつも、エラ張りや頬の脂肪、二重あごなど絶えないフェイスラインの悩み。

そんな悩みを解消して小顔になる近道は、やはり小顔整形です。

しかし小顔整形は費用もかかる施術で、デメリットや副作用が心配な方も多いでしょう。

そのため、小顔整形が安いクリニックやおすすめの施術はどんなものか知っておきたいですよね。

そこで、この記事では小顔整形が安いおすすめのクリニックや、おすすめ施術について詳しく紹介します。

フェイスラインの美容医療に強いクリニックから自分に合ったところを見つけて、小顔整形選びの参考にしてくださいね。

小顔整形が安いおすすめクリニック【比較表】

小顔整形には様々なメニューがあり、代表的なところでは以下のようなものが人気です。

人気の小顔整形メニュー

• エラボトックス(切らない施術)
• 糸リフト(切らない施術)
• 脂肪除去(切る施術)
• 骨切り(切る施術)

このように小顔整形には「切る施術」と「切らない施術」があるので、そのどちらにも対応しており、小顔整形が安いおすすめのクリニックを以下にまとめました。

クリニック名	特徴	料金例	詳細
ヴェリテクリニック	・日本形成外科学会認定認定医師が在籍 ・他院の修正も対応	エラボトックス 71,500円 頬骨削り 1,320,000～1,540,000円	公式サイト
TAクリニック	・芸能人・モデルの利用が多い ・モニター募集あり	エラボトックス 2,900円～ 顎プロテーゼ 357,500円	公式サイト
湘南美容クリニック	・全国にクリニック多数 ・手頃なメニューが多い	エラボトックス 8,800円～ アゴ骨削り 1,016,480円	公式サイト
TCB東京中央美容外科	・全国展開の大手クリニック ・症例モデル募集あり	エラボトックス 2,940円～ 顎プロテーゼ 150,800円	公式サイト
東京美容外科	・創業20年以上の実績 ・他院修正も対応	エラボトックス 35,000円～ 顎プロテーゼ 220,000円～	公式サイト
高須クリニック	・メディア掲載多数 ・40年以上の実績	エラボトックス 165,000円 顎プロテーゼ 385,000円～	公式サイト
共立美容外科	・独自メソッド「共立式MWO法」 ・CT検査を導入（新宿本院）	エラボトックス 2,840円～ 顎先削り 660,000円～	公式サイト
ガーデンクリニック	・開院23年の実績 ・モニター制度あり	エラボトックス 11,000円～ 顎プロテーゼ 385,000円～	公式サイト
城本クリニック	・創業35年以上の実績 ・全国にクリニックあり	エラボトックス 32,780円～ 顎削り 990,000円	公式サイト
水の森美容クリニック	・20代向けプランあり ・小顔メニューが豊富	エラボトックス 44,000円～ 顎削り 200,000円～	公式サイト
東京形成美容外科	・完全個室 ・モニター募集あり	エラボトックス 初回 6,800円～ 顎プロテーゼ 133,000円～	公式サイト

美容クリニックは料金・メニュー設定などがそれぞれに大きく異なり、クリニックの規模なども様々です。

単純に料金の安さや立地だけでなく、自分の希望に合う施術ができるかなど細かい条件を見極めることが大切です。

それぞれのクリニックの特徴についても「小顔整形が安いおすすめクリニック10選」で紹介しますので、クリニック選びの参考にして、気になったクリニックがあれば一度無料相談を受けてみるのがおすすめです。

小顔整形の種類！おすすめ施術を悩み別に紹介

小顔整形には様々な種類があり、悩みに合わせて最適なものを選ぶことが大切です。

ここでは悩み別に小顔整形のおすすめ施術を紹介します。

小顔整形では、大きく分けて「切る」ものと「切らない」ものがあります。

切るか切らないかによりダウンタイムや痛みのリスクも異なるので、自分の状況に合わせて選んでみてください。

悩み別の小顔整形おすすめ施術

悩みによって適した小顔整形は異なりますが、「切る」小顔整形のほうが効果が永続的で、リバウンドもしにくいという傾向があります。

しかしその分、ダウンタイムは長い・費用が高め・術後の腫れや痛みというデメリットもゼロではありません。

小顔整形が全くの初めてであれば、まずは切らない小顔整形を検討してみるのがおすすめです。

骨格が原因でエラが出ている場合など、切る小顔整形でないと改善が難しいケースもあります。

医師とのカウンセリングを入念に行い、なりたいイメージになるには切る必要があるのかも相談していきましょう。

以下に、小顔整形の各メニューについても詳しく紹介するので参考にしてください。

【エラ張り改善・切らない小顔整形】エラボトックス

施術内容：リポビーン-002、エラボトックス¥71,500
リスク：違和感、左右差、効果が物足りないなど

シワ改善などで知られるボトックスは、実はエラ張りにも効果的な小顔整形です。

エラボトックスは名前の通り、エラ張りの原因となっている咬筋という筋肉をボトックスで緩める施術です。

「ボツリヌス菌製剤」の働きで、発達しすぎた咬筋の働きを緩めてエラの張りを抑えます。

注射をするだけのため、10～15分程度と短時間で完結するのも魅力の小顔整形です。

上記の症例ではエラボトックスと、頬の脂肪溶解注射を併せて行っています。

咬筋が原因のエラ張りであればエラのボトックス注射が効果的ですが、エラ張りには骨格が原因の場合もあります。骨格が原因の場合は別の小顔整形が必要になります。

注射で完結するボトックスは、ダウンタイムもほぼなし。痛みもチクッとする程度です。

また、ボトックスの持続期間は大体4ヶ月～半年程度というのも特徴です。

時間が経てば緩やかに効果がなくなって元通りになっていくので、失敗のリスクはほぼなく、美容医療が初めての方にもおすすめな小顔整形です。

【エラ張り改善・切る小顔整形】骨切り・エラ削り

骨格が原因のエラ張りは、筋肉にアプローチするボトックスでは改善されません。そのため骨切りが適しています。
エラ削りや骨切りは大掛かりな手術になりますが、永続的で大きな効果が期待できます。

エラ削りや骨切りとは、口腔内からメスを入れて下顎の骨を一部削る・または切除する小顔整形です。

咬筋が原因のエラ張りはボトックスでも変化が期待できますが、中には下顎の骨である「下顎角」が原因でエラが張っている人もいます。

骨の大きさは生まれつきで自然に小さくなることはないので、下顎角の張り出した部分を物理的に削る・または切除しないとエラ張りを大きく解消するのは難しいのです。

エラ削りや骨切りはとても緻密な技術が求められ、削る量やデザインなどは医師の方針によっても差が大きい施術です。症例をたくさん見ながら、自分に合った医師を見つけることが重要です。

施術内容：エラ削り¥1,320,000～¥1,540,000、頬骨削り¥1,320,000～¥1,540,000
リスク：腫れ、内出血、たるみ、左右差、感覚麻痺、傷跡など

上記症例はエラ削りと頬骨削りを併せて行うことで、フェイスラインがスッキリしてかなり華奢になった印象です。

エラ削りや骨切りはダウンタイムもあり入念なカウンセリングや心の準備が必要ですが、そのぶん見た目の変化は大きいのもポイントです。

完全になじんで完成形になるまで数ヶ月かかるので、しっかり調べて信頼できる医師を見つけてくださいね。

【ほうれい線改善・切らない小顔整形】糸リフト

施術内容：コグリフト（糸リフト）1本¥22,000、1本注入（ヒアルロン酸）¥66,000、ボトックス注入（眉間・アゴ・目尻・額・目の下）各¥33,000
リスク：腫れ、内出血、アレルギー、左右差など

ほうれい線や、フェイスラインのたるみ全般に人気の切らない小顔整形のひとつ「糸リフト」。

皮膚の中に吸収性の糸を通すことで、フェイスラインを持ち上げてシャープに見せることができます。
糸を通すのも皮膚を切らずにできるので、傷が残る心配なし。ダウンタイムも数日程度です。

糸リフトは、年齢によるたるみでフェイスライン全体がなんとなく下がってきたという方に、特におすすめの施術。

切らずに気軽にできますが、リフトアップ効果はしっかりと感じられます。

糸リフトで使用する糸は時間が経つと体内に吸収される吸収性です。そのため、永久に効果が続くわけではないですが、老化とともに崩れてしまう心配などもありません。

中には吸収されない糸を使うクリニックもありますが、吸収されない糸だと加齢によってバランスが変わる心配も。初めての方は、まず吸収性のもので仕上がりを見てみると安心です。

吸収性といっても頻繁にやり直す必要はなく、効果は大体1～2年ほど持続します。

【たるみ改善・切らない小顔整形】ハイフ（HIFU）

施術内容：スーパーハイフプロ33,000円〜、エラボトックス55,000円
リスク：痛み、火傷、内出血、違和感、頭痛など

エステなどでも施術されており、気軽な切らない小顔整形として知られているのが「ハイフ（HIFU）」です。

ハイフは高密度の超音波を皮膚に照射し、真皮層や筋膜まで届く熱エネルギーによって肌を引き締めリフトアップします。

【丸顔や下ぶくれに・切らない小顔整形】BNLS（脂肪溶解注射）

施術内容：脂肪溶解注射13,200円
リスク：腫れ、内出血、むくみなど

BNLSは脂肪溶解作用などのある植物由来の成分で、BNLSを顎や頬周りに注入することで、気になる下ぶくれや丸顔の解消に期待ができます。

切らずに注射のみで完結するので、手軽なのがポイント。脂肪吸引よりダウンタイムなどのリスクが少なく、費用も安く済みます。
脂肪吸引に抵抗がある方でも、気軽にフェイスラインの脂肪にアプローチができます。

切らない施術ではありますが、BNLSでは脂肪細胞自体が溶解されて減るので、元に戻ることはありません。効果が永続的なことも大きな特徴です。

【顔の脂肪全般に・切る小顔整形】脂肪吸引

施術内容：頬部＋下顎脂肪吸引￥440,000、額脂肪注入￥440,000、コグリフト2本￥44,000、テスリフト4本￥192,000、顎ヒアルロン酸￥66,000、顎ボトックス￥33,000
リスク：腫れ、内出血、左右差、感覚麻痺、傷跡など

頬周りの脂肪、二重顎など顔の脂肪による悩みには、フェイスラインの脂肪吸引があります。

顔の脂肪吸引は一般的に口腔内から施術するので、見える傷は残りません。
ダイエットしても減りづらい顔の脂肪を、脂肪細胞自体の数から減らすことができます。
吸引に使うのは3～5mmの太さの吸引管。切る施術といっても大きく傷が残るものではありません。

脂肪吸引の魅力のひとつは、ダイエットで痩せた時のようなリバウンドをしづらいことでしょう。

また、頬の奥の脂肪(バッカルファット)のように、痩せるだけではなくならない脂肪にも働きかけることができるのです。

上記の症例ではフェイスラインの脂肪吸引に加え、ジョールファット(口元の脂肪)の除去を行っています。このようにいくつかの部位を組み合わせることで、より美しいラインに仕上げることも可能です。

痩せて小顔になったけど、リバウンドしたら元通り。そんな経験のある方にも脂肪吸引はおすすめできます。

顔の脂肪吸引は効果が高い一方、ダウンタイムが長めという注意点も。
大体2週間～1ヶ月程度のダウンタイムで、術後数日は固定バンドをつけて過ごす必要があります。

ダウンタイムなどの考慮は必要ですが、切らない脂肪溶解注射にくらべると、やはり早く大きな効果を出しやすいです。

小顔整形で失敗しないクリニック選びのポイント

小顔整形も整形手術なので、やはり時間やお金がかかるうえに失敗のリスクもあります。

そこで、小顔整形で失敗しないためクリニック選びが重要になるのです。

小顔整形で失敗しないためのポイント

• 本当に合った小顔整形を見極める
• カウンセリングに時間をかける
• 医師の実績・経験をチェック
• 複数のクリニックで見積もりをもらう

それぞれについても詳しく解説します。

本当に合った小顔整形を見極める

小顔整形には切る施術・切らない施術など様々。それぞれにメリット・デメリットや合う人は異なります。
一概に高い施術ほど効果があるとも言い切れず、自分の状態に合ったものを選ぶことが大切です。

例えば「バッカルファット」という頬奥の脂肪除去は、生まれつき脂肪量が多い人には大きな美容効果が期待できます。

しかし、逆に適応でない人が取ってしまうと、頬がこけて見えるといった失敗につながることも。

特に脂肪吸引や骨切りなどの小顔整形は、どこをどのくらい取るかの見極めが難しいのです。

医師の方針によっても勧める方法は違うので、色々なクリニックで症例を見て相談するなど、慎重に検討しましょう。

カウンセリングに時間をかける

カウンセリングでは、なりたいイメージを明確にすることが大事。具体的に伝えるほうが医師も適した施術を見極めやすく、メリット・デメリットなどを説明できます。

中には、カウンセリングの際にデメリットをきちんと説明せず、良いことだけを積極的に伝えてくるクリニックもあるかもしれません。

早急に契約を進めようとしたり、高額な整形のリスク・デメリットを明確にしないクリニックには注意したほうがよいでしょう。

どんなに技術や経験のあるクリニックでも、美容整形では失敗や副作用のリスクも、デメリットもゼロではありません。

デメリットやリスクについては、小さなことでもきちんと同意を取ってくれるクリニックのほうが安心です。

医師の実績・経験をチェック

クリニックの実績が高いのはもちろんですが、実際には担当医師の技術や経験にもかなり左右されるのが小顔整形です。担当する医師が経験豊富かどうかも、チェックしておきましょう。

特に骨切りや咬筋切除のような細かい技術が必要な小顔整形は、医師の知見や経験が大きく影響します。

どこまで、どんなラインで切るかは医師のセンスによっても違うので、担当医師によってアプローチ方法も仕上がりも微妙に異なるものです。

自分が受けたい小顔整形の経験が豊富かどうかをチェックし、万一あまり経験がないようなら他の医師も検討するなど比較してみるとよいでしょう。

同じクリニック内でも、医師によって経験や得意分野が異なります。クリニックの実績=その医師のレベルとは限らないので、慎重に。

自分の希望の小顔整形について、クリニック内でどの先生が特に経験豊富か聞いてみてもよいでしょう。

複数のクリニックで見積もりをもらう

美容整形は費用がかかるだけでなく、自分の体に関わる重要な施術です。
慎重に判断するため、複数のクリニックでカウンセリングを受けて比較することも大切。
見積もり料金はもちろん、カウンセリングの対応や症例なども見比べてみましょう。

美容医療は自由診療のため、複数のクリニックに行くと金額にも幅があることに驚きます。

同じメニューでも金額に幅があり、使用する機器や施術方法も微妙に異なることは一般的。

医師やクリニックごとで施術方針も異なり、同じ悩みを相談しても、勧めるメニューは全然違うこともあります。

自分のなりたい姿や予算・スケジュールに最適なクリニックを見つけるためにも、時間が許す限り色々なクリニックを見て検討してみてください。

小顔整形が安いおすすめクリニック10選

ここでは、小顔整形が安いおすすめのクリニックを厳選して10件紹介します。

それぞれに質の高いクリニックですが特徴が異なるので、見比べて自分に合ったところを見つけてくださいね。

小顔整形が安いおすすめクリニック10選

クリニック名	特徴	小顔整形の料金例	詳細
ヴェリテクリニック	・日本形成外科学会認定認定医師が在籍 ・他院の修正も対応	エラボトックス 71,500円 頬骨削り 1,320,000～1,540,000円	公式サイト
TAクリニック	・芸能人・モデルの利用が多い ・モニター募集あり	エラボトックス 2,900円～ 顎プロテーゼ 357,500円円	公式サイト
湘南美容クリニック	・全国にクリニック多数 ・手頃なメニューが多い	エラボトックス 8,800円～ アゴ骨削り 1,016,480円	公式サイト
TCB東京中央美容外科	・全国展開の大手クリニック ・症例モデル募集あり	エラボトックス 2,940円～ 顎プロテーゼ 150,800円	公式サイト
東京美容外科	・創業20年以上の実績 ・他院修正も対応	エラボトックス 35,000円～ 顎プロテーゼ 220,000円～	公式サイト
高須クリニック	・メディア掲載多数 ・40年以上の実績	エラボトックス 165,000円 顎プロテーゼ 385,000円～	公式サイト
共立美容外科	・独自メソッド「共立式MWO法」 ・CT検査を導入（新宿本院）	エラボトックス 2,840円～ 顎先削り 660,000円～	公式サイト
ガーデンクリニック	・開院23年の実績 ・モニター制度あり	エラボトックス 11,000円円～ 顎プロテーゼ 385,000円～	公式サイト
城本クリニック	・創業35年以上の実績 ・全国にクリニックあり	エラボトックス 32,780円～ 顎削り 990,000円	公式サイト
水の森美容クリニック	・20代向けプランあり ・小顔メニューが豊富	エラボトックス 44,000円～ 顎削り 200,000円～	公式サイト
東京形成美容外科	・完全個室 ・モニター募集あり	エラボトックス 初回 6,800円～ 顎プロテーゼ 133,000円～	公式サイト

小顔整形のダウンタイムやリスク

小顔メニューには様々なものがあり、ダウンタイムやリスクも小さなものから大きなものまで多様です。

美容整形である以上、どんなメニューでもリスクはゼロではありません。
どんなリスクがあってダウンタイムはどのくらいなのかを、きちんと知っておくことが失敗しないコツです。

小顔整形メニューのよくある失敗リスクとダウンタイム

これらは小顔整形で、よくあるとされる失敗例や一般的なダウンタイムです。

もちろん、このような失敗が必ず起きるわけではありません。しかし知らずにカウンセリングが十分でないまま受けてしまうことで、結果的にイメージとの大きな違いが出てしまい「失敗した」と感じるようになるのです。

それぞれのリスクと原因についても以下で解説するので参考にしてください。

ボトックス

ボトックスは注射だけで済む切らない小顔整形で、わずか10～15分程度で終わり当日からシャワーやメイクも可能です。

フェイスラインでは「エラボトックス」として、エラ張りの原因となる「咬筋」の働きを緩めることで小顔効果を発揮します。

エラボトックスのリスクは、稀に張っていた咬筋が急に緩むことで、口周りにたるみが出て感じられること。

個人差が大きいですが、たるみが出てしまう場合には、たるみ治療を併せて行うこともあります。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸注入は肌のハリを出すだけでなく、フェイスラインに効果的に注入することでラインを整え、小顔に見せる効果もあります。

一方、ヒアルロン酸の入れすぎによる「オーバーフィルドシンドローム」というリスクもあります。

オーバーフィルドシンドロームとは、ヒアルロン酸の入れすぎで顔がパンパンに張った状態になってしまうことです。

ヒアルロン酸だけで顔の輪郭を美しく見せることも不可能ではないですが、ヒアルロン酸を入れる位置・ヒアルロン酸を入れる量は熟練の医師によって見極めが必要です。

適度なヒアルロン酸注入を行うことで、オーバーフィルドシンドロームを防ぐことができます。

脂肪溶解注射

脂肪溶解注射は脂肪吸引と比べると、注射のみでダウンタイムも少なくリスクもあまりありません。

リスクがあるとすれば、脂肪吸引に比べると効果はマイルドなこと。
あまり効果を感じられないということもあるので、何度も受けることになり費用がかさむ可能性はあります。

実際、脂肪溶解注射で大きな効果を求める場合は、何度も繰り返すことや他の施術と組み合わせるほうが有効です。

効果には個人差がありますが、一度で大幅にイメージを変えたい場合は、脂肪吸引のほうが効率的なケースもあるでしょう。

糸リフト

糸リフトは吸収性の糸を皮膚内に入れて、切らずにリフトアップをかなえます。

糸リフトで使う糸は吸収性なので、徐々に体内で分解され消えていくものです。そのため万一失敗しても、効果が永久に続くわけではないのは良い点でもあります。

しかし糸リフトのデメリットとして、施術後に引きつり感やボコボコ感がしばらく続いてしまうケースも。

例えば目元の引きつり感が強いと吊り目に見えてしまうなど、思っていたイメージと違う印象になることはありえます。

時間が経てば元通りになりますが、仕上がりイメージは入念なカウンセリングが大切です。

脂肪吸引

気になる顔の脂肪を確実に減らすのに適しているのは、脂肪吸引でしょう。

脂肪吸引で取り除いた脂肪細胞がまた増えることはないので、リバウンドしづらいのが特長です。

しかし脂肪の取りすぎなどで、術後しばらく違和感が出てしまうケースもあります。

特に多い失敗例としては、吸引した部分にボコつきが出てしまうなどです。

脂肪吸引でのボコつきは、主に脂肪の吸いすぎによって起きるとされています。

一度に吸引する量などにより、このようなボコつきや違和感が出てしまうのです。

失敗しないためには経験の多い医師としっかり相談して量や適切な位置を見極めることが重要です。

また、脂肪吸引手術で切開する頬の部位には近くに神経も通っています。

稀にですが手術時に神経が傷付くことで、麻痺やしびれなどにつながるというケースもゼロではないようです。

滅多にあることではありませんが、後遺症などのトラブルを防ぐためにも実績あるクリニックを選びましょう。

バッカルファット除去

バッカルファットは頬の表面にある脂肪（皮下脂肪）ではなく、頬の奥の方にある、外からはつまめない脂肪です。

バッカルファットが人によっては下ぶくれや、ブルドッグ顔の原因になっていることがあります。

そのためバッカルファット除去で下ぶくれ解消が期待できるのですが、必ずしも誰にでも当てはまるわけではありません。

バッカルファット除去はそもそも、合っているかどうかに個人差が大きい施術です。

取る必要がない方が取ってしまったり、取りすぎてコケて見えるといった失敗例もネット上では囁かれています。

バッカルファット除去が適しているかどうかは、素人目で判断できるものではありません。

パット見で丸顔やブルドッグ顔が気になっていても、原因がバッカルファットとは限らないのです。

そのため、経験豊富な医師のもとで見極めることが大切です。

骨切り

骨切りは、痩せるだけではどうにもならない骨の形にアプローチできる、唯一の小顔整形の方法です。

しかし骨切りは医師の方針や技術によっても仕上がりが変わるもので、切る角度や量などに緻密な計算が求められます。人の顔は元々左右差もあるものなので、微妙な左右差も考慮したうえで行わないと違和感が出ることに。

お金も完成までの時間もそれなりにかかる小顔整形なだけに、仕上がりイメージを担当医師と慎重にすり合わせることが大切です。

また、中には骨切りの施術後に、骨のボリュームが減って皮膚にたるみが出るケースも稀にあります。

自分の骨格でたるみのリスクがあるかどうかも、きちんとカウンセリングで確認しておきましょう。

小顔整形に関するよくある質問

ここでは小顔整形に関する、よくある質問とその答えについても紹介します。

疑問の答えを明確にしておくことで、不安のない状態で小顔整形を検討しましょう。

小顔整形に関するよくある質問

• 小顔整形の平均的な値段は？
• 小顔整形の効果はどのくらいの期間続きますか？
• 何センチなら小顔ですか？

小顔整形が気になっている方は参考にしてくださいね。

小顔整形の平均的な値段は？

美容整形は自由診療なこともあり、同じ小顔整形のメニューでもクリニックにより料金にかなり差があります。
ボトックスなどの注入系であれば5,000円程度からの病院もあり、骨切りなど切る小顔整形では50～100万円以上になるのが一般的です。

この他にも小顔整形では、顎・頬・額など複合部位で施術することで、全体的にバランスの取れた小顔を目指すこともあります。

そのような組み合わせの施術では合計が200～400万円ほどまで上るケースもあるでしょう。

小顔整形の効果はどのくらいの期間続きますか？

小顔整形はメニューにより、短期間で効果がなくなるものと、永続的なものがあります。

ボトックス・ヒアルロン酸などの注入系は、長くて半年程度で効果が緩やかになくなるものです。

糸リフトも体内に吸収されますがやや持続期間が長く1～2年程度。

対して脂肪吸引や骨切りは、一度すると除去した脂肪や骨が戻ることはありません。

何センチなら小顔ですか？

「何センチなら小顔と呼べるのか」といった基準は明確でなく、疑問に感じている方が多いのではないでしょうか。

「小顔」のサイズ基準は明確にあるわけではありません。
人種や性別によっても大きく変わるので「何cm」と一律の基準を設けるのは難しいですが、平均値と比べて考えることはできます。

例えば以下のデータは、日本人男女の顔の大きさの平均値について調査したものです。

(2001年～2002年の間18歳～84歳の日本人男女合計320名の計測により算出)

全体的な等身の中でのバランスも大事なので、顔の大きさだけで「小顔」と判断しきれない部分はあるでしょう。

しかし目安として、平均値より大幅に小さいのであれば小顔と言える可能性が高いです。

また、単純に大きさだけではなく、形やバランス、肌のハリや輪郭のシャープさなど、「小顔」のイメージには色々な要因があるのも事実です。

そのような複雑な悩みを解消するのには、小顔整形もひとつの選択肢となるでしょう。

まとめ

この記事では小顔整形が安いおすすめのクリニック10選や、クリニック選びのポイントなどを詳しく解説しました。

小顔整形が安いクリニックのまとめ

• 小顔整形の料金はクリニックにより大きな幅がある
• 料金だけでなく実績や技術など総合的な判断が必要
• 複数のクリニックを比べて慎重に判断をしよう
• なりたいイメージやリスクを明確にするのが成功のコツ

小顔整形では気軽にできる切らないものから、骨を切るものまで様々です。

それぞれにメリット・デメリットがあるのでリスクは明確にしたうえで、なりたいイメージを明確に医師に伝えましょう。

入念なカウンセリングで疑問点をなくして、納得のいく小顔整形をできるようにしてくださいね。