ほうれい線のヒアルロン酸注入の値段はどれくらい？
相場や費用を抑える方法を知りたい！
このような悩みをお持ちではありませんか？
ほうれい線は見た目の若々しさに大きく影響するため、ヒアルロン酸注入の中でも特に人気が高い部位です。
現在では施術を提供するクリニックも多いため、適正な相場を理解し、納得したうえで施術を受けたいですよね。
そこで本記事では、ほうれい線のヒアルロン注入を検討している方に向けて、料金相場や費用を抑えるコツについて解説します。
ヒアルロン酸注入のメリット・デメリットや、事前に確認しておきたいポイントも紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
ほうれい線ヒアルロン酸注入の料金相場
ほうれい線のヒアルロン酸注入を検討する際、まずは適切な料金相場を把握しておきましょう。
以下の内容について、それぞれ詳しく解説します。
ほうれい線ヒアルロン酸注入の費用相場
ほうれい線のヒアルロン酸注入の費用相場は、クリニックや使用する薬剤によっても異なりますが、1回あたり両側1ccで2～10万円前後と料金の幅が広く、平均すると約5万円程度が目安となります。
料金プランに加えて、以下の費用が発生する点も押さえておきましょう。
- 初診料
- 再診料
- 麻酔料
- マイクロカニューレ料
クリニックの公式サイトで公開されている料金には、上記の内容を含まれていないケースもあります。
契約後に思わぬ費用が発生しないよう、事前のカウンセリングで総額の目安を確認しておきましょう。
クリニック選びで注意すべきポイント
ヒアルロン酸注入は、人気の高さから数多くのクリニックで扱われるようになりました。
比較的リーズナブルな価格帯から気軽に受けられる点が魅力ですが、クリニックを選ぶ際に注意しておきたいポイントがいくつか存在します。
以下の内容を事前にチェックしておきましょう。
- 専門医が在籍している
- 通院しやすい立地にある
- 丁寧なカウンセリングが受けられる
ヒアルロン酸注入の仕上がりは担当する医師のスキルに依存するため、実績が豊富な専門医から施術を受けることが重要です。
「値段が安いから」という理由だけでクリニックを選び、経験の少ない医師から施術を受けると、仕上がりに左右差や凸凹が生じて後悔する可能性もあります。
ヒアルロン酸注入は、自分の理想のイメージを医師と共有することで、細かな調整が可能になり美しい仕上がりが実現します。
クリニックを選ぶ際は、患者の要望を丁寧にカウンセリングし、不明点や悩みへ真摯に応えてくれるかどうかを確認しておきましょう。
薬剤の種類による料金の違い
ヒアルロン酸注入は、使用する薬剤の種類によっても料金が異なります。
以下の代表的な薬剤について、それぞれの料金相場を確認しておきましょう。
ボリフトXC
ボリフトXCは「アラガン社」から製造・販売されている「ジュビダームビスタ」シリーズのヒアルロン酸の1種です。
FDA（米国食品医薬品局）による承認のほか、厚生労働省の認可も受けています。
比較的やわらかめの質感を持つ薬剤で、体の組織へのなじみも良く、比較的浅いほうれい線への注入に適しています。
料金相場は1ccあたり7～13万円前後が目安です。
ボリューマXC
ボリューマXCは、ボリフトXCと同様にアラガン社から製造・販売されている薬剤です。
ボリフトXCよりも硬めの質感が特徴の薬剤で、皮膚の保持力が高く、比較的深めのほうれい線への使用に向いています。
料金の相場は1ccあたり5～8万円前後が目安です。
テオシアル
テオシアルはスイスの「TEOXANE社」によって製造されている薬剤です。
100%非動物性のヒアルロン酸のため、アレルギーのリスクが低い特徴があります。
皮膚の動きに合わせて柔軟に変形する性質を持ち、比較的長めの持続期間が期待できる点もポイントです。
料金の相場は1ccあたり3～7万円前後が目安です。
ヒアルロン酸注入の費用を抑える方法
美容整形の中では比較的気軽に受けられるヒアルロン酸注入ですが、施術費用はできるだけ安く抑えたいですよね。
今回は施術費用の負担を軽減する主な方法として、以下の3点を紹介します。
ヒアルロン酸入れ放題のプランがあるクリニックを選ぶ
「できるだけ費用を抑えながら、納得できるまで施術を受けたい！」とお考えの方は、ヒアルロン酸入れ放題プランのあるクリニックがおすすめです。
実際に施術を受けてみて「もう少し注入量を増やしたい」「もっと理想に近づけたい」という場合でも、総額はそのままに柔軟な対応が可能になります。
定額制で追加費用を気にせずに施術を受けたい場合は、ぜひ入れ放題プランも検討してみましょう。
クリニックのキャンペーンやモニター制度を活用する
ヒアルロン酸注入をより安く受けるなら、キャンペーンやモニター制度を積極的に活用しましょう。
クリニックでは初回限定・期間限定など豊富なキャンペーンを実施するケースが多く、タイミングよく利用できると通常よりもお得に受けられます。
モニター制度は施術前後や術後経過の写真撮影を行い、クリニックへの症例の提供を条件に特別価格で施術を受けられる仕組みです。
クリニックによって随時募集している場合や、先着何名までと枠を設けているケースもあるため、お近くのクリニックのホームページを確認してみましょう。
持続力の高い種類の薬剤を選ぶ
ほうれい線のヒアルロン酸注入は、基本的に時間とともに効果が薄れるため、仕上がりを維持したい場合は定期的なメンテナンスが必要になります。
施術回数が増える分、長期的な費用が高額になる可能性もありますので、1回あたりの持続力が高い薬剤の選択も有効です。
ヒアルロン酸注入で使用する薬剤の効果は、大体半年～1年前後の持続期間ですが、近年では2年近く効果が期待できる薬剤も登場しています。
ヒアルロン酸注入のメリット
気軽に若々しさをアップできる点が魅力のヒアルロン酸注入ですが、施術面でも多くのメリットが存在します。
以下に主な3つのメリットを紹介しますので、ヒアルロン酸注入を検討中の方はぜひチェックしておきましょう。
即時性があり高い効果を期待できる
ヒアルロン酸注入は、他の施術と比べてすぐに高い効果を実感できる点がメリットです。
ほうれい線が気になる部分に直接薬剤を注入することで、皮膚がヒアルロン酸によって持ち上がり、施術直後から改善効果が期待できます。
数ある施術の中でも、できるだけ早くほうれい線を改善したい方は、ヒアルロン酸注入を検討してみましょう。
自然な仕上がり
「ほうれい線を改善したいけど、施術を周りにバレたくない…」とお悩みの方にとっても、ヒアルロン酸注入はイチオシの施術です。
もともとの顔の形はそのままに、細かく薬剤の量を調節しながら「ほうれい線を目立たせない」ように施術を行うため、自然な仕上がりを実現できます。
ただし、高い改善効果を求めて1回の施術で多量の薬剤を注入すると、顔の印象が大きく変わる可能性がある点には注意しておきましょう。
ダウンタイムが少ない
数あるほうれい線治療の中でも、ヒアルロン酸注入はダウンタイムが短い点も嬉しいポイントです。
人によっては軽い内出血や腫れ、むくみなどが出る場合もありますが、通常は1週間程度で収まります。
施術直後は違和感や異物感を感じる可能性もあるため患部を何度も触ったり、こすりすぎたりしないように注意しましょう。
施術当日からメイクや洗顔も可能ですので、基本的に普段と同じ生活を送れる点もメリットです。
ヒアルロン酸注入のデメリット
自然な仕上がりやダウンタイムの短さなど、嬉しいメリットが多いヒアルロン酸注入ですが、注意しておきたいデメリットも存在します。
施術を受ける前に、以下の内容を確認しておきましょう。
効果は一時的にしか持続しない
ヒアルロン酸はもともと体内に存在する物質のため、アレルギーのリスクが低いメリットがあります。
一方で、クリニックで使用されるヒアルロン酸は一定期間を経過すると体内に少しずつ吸収されるため、効果は一時的なものにとどまります。
持続期間は半年から1年程度が目安となるため、永続的な効果はなく根本的な治療ではない点を理解しておきましょう。
医師のスキルにより仕上がりが左右される
ほうれい線のヒアルロン酸注入は、1人ひとりの顔に合わせて適切な注入量を見極める必要があり、繊細なスキルが要求されます。
医師のスキルが低い場合、不自然な膨らみが生じる・左右のバランスが崩れるなど、満足な仕上がりにならない可能性があるため注意が必要です。
クリニックを選ぶ際は料金の安さだけで判断せずに、実績が豊富な信頼できる医師を選びましょう。
定期的に注入することで費用がかさむ
施術で使用されるヒアルロン酸は徐々に体内へ吸収されるため、仕上がりをキープするには定期的な注入が必要になります。
1回あたりの費用がリーズナブルな傾向にあるとはいえ、数か月に1回の頻度で行うとコストがかさみます。
施術頻度は個人差による部分も大きいため、持続期間や効果を確認しながら、場合によっては半永久的な効果を期待できる他の美容整形も検討してみましょう。
ヒアルロン酸注入のダウンタイム時の症状や副作用
ヒアルロン酸注入を受ける場合、事前にダウンタイム時の症状や副作用を理解しておくと、仕事やプライベートへの影響を少なく抑えられます。
以下の3つのポイントを把握しておきましょう。
注入部位の腫れや赤み
ヒアルロン酸注入による肌への刺激で、注入部位の腫れや赤みを引き起こす場合があります。
多くの場合は3～4日程度、長くとも1週間以内に収まるケースがほとんどです。
ヒアルロン酸注入による腫れや赤みは比較的発生しやすい症状のため、旅行や結婚式などイベント直前の施術は避けておくのがおすすめです。
注入部位の硬化や内出血
ヒアルロン酸注入の施術は注射針を肌に刺すため、注入部位に内出血が生じる場合があります。
特にほうれい線の周りは皮膚が薄く、毛細血管も多いため内出血が発生しやすい部位といえますが、大体の方は数日程度で自然となくなります。
また施術時の刺激や薬剤の注入量によって、注入部位にしこりや皮膚の硬化が生じる可能性もあります。
1週間程度経過しても症状が改善されない場合は、自己判断でマッサージをせず、医師による適切な診断を受けましょう。
まれに起こるアレルギー反応
ヒアルロン酸はもともと体内にも存在する物質のため、アレルギーのリスクは限りなく低いといえるでしょう。
ただしヒアルロン酸注入に使用される薬剤は体内に存在するものと完全に同一ではないため、 低確率ながらアレルギー反応が起こる可能性も存在します。
施術後に腫れや赤みが現れて、症状が長期間続く場合はすみやかに医師へ相談しましょう。
症状によっては、医師による診断のもと「ヒアルロン酸溶解注射」や「抗アレルギー薬」等を使用した処置を行う場合もあります。
まとめ
本記事では、ヒアルロン酸注入の料金相場やメリット・デメリットについて解説しました。
今回のポイントは以下のとおりです。
ほうれい線は年齢とともに、ほとんどの方に現れる加齢のサインですが、ヒアルロン酸注入を活用すれば即時の改善が期待できます。
編集部
ダウンタイムが少なく、安全性の高いヒアルロン酸注入を上手に利用して、ぜひハリのある若々しい口元を手に入れましょう！
