ダウンタイムとは?美容施術ごとのダウンタイム目安と起こりやすい症状や短縮方法を解説
2024.07.26
「美容施術に興味があるけれどダウンタイムが気になる」「私が受けたい美容施術のダウンタイムってどのくらいなんだろう」と、ダウンタイムについて不安に感じている方はいませんか?
本記事では、ダウンタイムついて、美容施術ごとの目安や起こりやすい4つの症状、短縮方法を徹底解説します。
目次
ダウンタイムとは?
本来の意味は「中断時間」「休止時間」
ダウンタイムと言えば、美容施術でよく使用される言葉ですが、本来の意味は「中断時間」「休止時間」という意味です。また、ダウンタイムという言葉は、美容以外の業界でも似たような意味で使われています。
ダウンタイムが生じる理由
ダウンタイムがある理由として「施術部位への負担」が挙げられるでしょう。
患部を切開する施術や、強い熱や光を与える施術の場合、施術部位への負担が大きいため、回復するまでの期間が必要になります。
しかしアフターケアを適切に行うことで、体の回復を高めてダウンタイム時の症状を緩和したり、ダウンタイムを短縮したりすることも可能です。
ダウンタイムは、施術部位が受けたダメージを修復しようとしている状態です。そのため、ケアを怠ると、ダウンタイムが長引いてしまう可能性もあります。
美容施術ごとのダウンタイム目安
次は美容施術ごとのダウンタイムの目安を解説します。目安には個人差があるため、一つの参考としてご覧ください。
レーザー治療:3日~2週間
レーザー治療とは、施術部位に対して熱や光のレーザーを照射する美容施術です。「シミ」「そばかす」「くすみ」「ニキビ」「毛穴」などの改善効果が期待できます。
レーザーの出力が高い状態で施術を受けた場合、ダウンタイムが長引く傾向があります。
コラーゲンピール:ほぼなし
コラーゲンピールとは、主にPRX-T33と呼ばれる薬剤を使用してピーリングを行う美容施術です。
ピーリングを行うことで、コラーゲンを生成させ、肌にハリやツヤを与える効果が期待できます。
コラーゲンピールや、ケミカルピーリングなどのピーリング施術は、個人差がありますがダウンタイムは短いです。当日からメイクもできます。しかし、施術後は肌が乾燥しやすいことや、摩擦などの刺激に肌が敏感な状態であるため、保湿や皮膚を強くこすらないよう注意が必要です。
ダーマペン:2日~1週間
ダーマペンとは先端に針が複数本ついたペン型の機器を使用した美容施術です。
ニキビやニキビ跡、毛穴の悩みの改善に効果が期待できます。
ダーマペンのダウンタイムの目安は、短い針で施術を受けた場合2日、長い針の場合は1週間程度が基本です。またダーマペン4とコラーゲンピールを組み合わせた「ヴェルベットスキン」を受けた場合、内出血やむくみなどが10日程度続く場合もあります。
ハイドラフェイシャル:ほぼなし
ハイドラフェイシャルは1回で「ディープクレンジング+吸引+美容液導入」の3つの施術を受けることができる美容施術です。主にいちご鼻のような毛穴の悩みやニキビ跡、肌の保湿力アップなどの効果が期待できます。
ハイドラフェイシャルは施術中ピリピリとした痛みや肌の赤みを感じる方は多いですが、施術当日からメイクや入浴は可能なため、ダウンタイムは少ないと言えます。
エレクトロポレーション:ほぼなし
エレクトロポレーションは電気の力を使って肌の奥まで美容成分を導入する美容施術です。肌の奥層まで美容成分を浸透させることで、シミや小じわ、肝斑などを解消する効果が期待できます。
個人差はありますがダウンタイムや痛みが少ない美容施術として有名で、手軽に施術を受けることができる点も魅力です。
ボトックス・ヒアルロン酸:3日~2週間
ボトックス・ヒアルロン酸は、施術部位へ注射器で成分を注入する美容施術です。
ボトックスの場合は「しわ」「エラ張り」などの改善効果が期待でき、ヒアルロン酸の場合は「皮膚のたるみ」「ほうれい線」「マリオネットライン」の改善効果が期待できます。
ボトックスを注入して3日程度は顔の筋肉が動かしにくくなる場合や、ヒアルロン酸を注入して内出血が1週間程度続く場合もあります。施術部位によってもダウンタイムの期間が異なるため、心配な方は事前にクリニックに相談しておくと良いでしょう。
糸リフト:1週間~2週間
糸リフトは特殊な糸を施術部位に挿入して施術を行う美容施術です。
糸リフトは内出血が1〜2週間程度起きる可能性があります。顔の引きつった感じが起こります。人によっては腫れや痛みも伴います。
二重整形:1週間~1カ月
二重整形には、糸を埋め込んで二重にする「二重整形埋没法」と、皮膚を切って二重にする「二重整形切開法」の2種類があります。
二重整形埋没法のダウンタイムは1週間~1カ月ですが、二重整形切開法は、腫れや痛みは1~2週間程度で落ち着きますが、傷跡が目立たなくなるまでは1カ月以上かかります。二重整形切開法の方が比較的ダウンタイムが長くなる傾向です。
ダウンタイムで起こりやすい4つの症状
症状①:赤み
ほとんどの美容施術で起こる症状です。起こりやすい理由としては、施術部位がダメージを受けることによって毛細血管を流れる血液の量が一時的に増加するためです。
中でも、ダーマペンのように複数の針で肌に穴をあける美容施術は、顔の赤みが強く出やすく、針が長い状態で施術を受けると顔が真っ赤になることもあります。
症状②:むくみ
「むくみ」と「腫れ」の違いが分かりづらいですが、特に熱っぽさはなく施術部位にだるさを感じて腫れているように見える場合は「むくみ」、患部が熱を持っているように感じる場合は「腫れ」と覚えておきましょう。
むくみは腫れの後に起こることがあり、施術によって炎症を起こした部位から分泌されたリンパ液が原因です。また施術後は血液の循環が悪くなっていることもあり、体内の水分排出が滞って施術部位を中心にむくみを感じることもあります。
症状③:腫れ
上記で記載したように、腫れは患部が熱を持っているように感じることで、体内では筋肉や皮下組織がダメージを受けて炎症を起こしている状態になっています。
多くの美容施術はどうしても肌や筋肉にダメージを与える必要があるため、炎症が起こって腫れやすくなります。大半の腫れは3日程度で治まります。施術方法によっては、その後むくみが起こるケースもあります。
症状④:内出血
内出血は毛細血管が傷つくことで、施術部位の内部で出血が起きている状態です。ほとんどの場合、時間が経つにつれて治まります。
ボトックスやヒアルロン酸を注射で注入する場合、注入後しっかりと止血をしないと内出血になる可能性が高いです。加えて施術直後に施術部位を揉んでしまうと血管から血液が出てきてしまい、内出血に繋がることもあるため、施術直後は医師の指示に従って安静にしていてください。
ダウンタイムを長引かせてしまう原因
施術部位の血の巡りを良くする行為
多くの美容施術で言えることですが、施術後、熱いお湯で入浴したり激しい運動を行ったりすることは、施術部位の血行を促進する行為であるためNGです。
血行が促進されると、血管が拡張して腫れや内出血を長引かせてしまう原因に繋がります。
飲酒も血行をよくするため、お酒を飲むことが好きな方は、ダウンタイムの時期には控えましょう。
アフターケアを怠る
施術後は肌が紫外線からのダメージを受けやすくなっていたり、乾燥していたりするため、肌の状況に合わせたアフターケアが大切です。怠ってしまうと新たな肌トラブルを引き起こす可能性もあるため、気を付けましょう。
施術部位への強い刺激
強く施術部位をこすったり、洗顔時に顔をゴシゴシと洗ったりすると、施術部位に大きな負担がかかり、ダウンタイムを長引かせる原因に繋がります。
施術当日からメイクがOKな美容施術の場合でも、施術部位をこすらないように意識しましょう。洗顔やクレンジングを行う際も、通常時のスキンケア商品ではなく、肌に優しい低刺激タイプを使用することをおすすめします。
ダウンタイムを短くする方法
アフターケアをしっかり行う
ダウンタイムを短縮させるためには、「外出時は日焼け対策を行う」「保湿をしっかりと行う」など、医師から指示されたアフターケアをしっかりと行ってください。
施術ごとの注意事項を守る
美容施術には、その施術内容ごとに守るべき注意事項があります。
どの美容施術も「血行を促進させないこと」「保湿」「強く施術部位をこすらないこと」が大切です。
他にも、美容施術によって細かく注意事項がある場合もあるため、カウンセリングや施術後は医師の話をしっかり聞きましょう。
副作用が強く出たら、すぐにクリニックへ相談する
ダウンタイム期間中に起こる副作用は、大半のものが適切なアフターケアを続けていれば治まります。しかし、肌の状態や体質によって副作用が強く出る可能性もあります。
そのため、少しでもおかしいなと感じたらただちにクリニックへ相談してください。
施術部位へ強い刺激を与えない
本記事でも解説していますが、施術部位へのダメージはダウンタイムを長引かせる原因の1つです。特にメイクを毎日行う方の場合、ちょっとした刺激が肌にダメージを与える可能性もあるため、注意しましょう。
喫煙は我慢する
美容施術以外にも、歯の治療や体のケガを治療する際「喫煙は控えてください」と言われた経験がある方もいるかと思います。
タバコによって血液の循環が悪くなることもダウンタイムを長引かせてしまう原因です。施術による効果を保つためにも施術前の2週間から施術後1か月は控えるようにしましょう。
ダウンタイムについてよくある質問【Q&A】
ダウンタイムが全くない美容施術はありますか?
ダウンタイムが全くない美容施術はありません。ダウンタイムがほぼないと言われている美容施術でも、肌の状態や体質によって多少ダウンタイムがある場合があります。
ダウンタイム中は必ず家で過ごさなければいけませんか?
いいえ。美容施術の内容によって、日焼け対策を行ったり、保湿を行ったりと施術後の注意事項をしっかりと守れば外出や仕事へ出勤しても大丈夫です。
ダウンタイム中ということがバレない方法はありますか?
施術部位によって、サングラスを装着したり、マスクをつけたりするなど、バレにくい方法はあります。
しかし、お仕事でサングラスを装着しておくことはなかなか難しいため、周囲からバレたくないと考えるのでしたら、マスクやメイクなどで隠せる範囲の美容施術から始めてみましょう。
ダウンタイムが長引いている場合、そのままにしておいても大丈夫ですか?
基本的に、ダウンタイムの症状が強く出ていない場合はもう少し様子を見ても大丈夫です。
しかし、美容施術ごとのダウンタイムよりもはるかに長引いている場合や、症状が強く出たまま改善しない場合は、施術を担当したクリニックへ相談してください。
当院の3つの特徴
徹底した事前準備・アフターケア
当院はご予約から治療までの間、カウンセリングや診察を通じてお客様の悩みに寄り添います。事前準備やアフターケアを徹底的に行うため、お客様に安心していただけるサービスを心がけております。
通院しやすい立地
当院は2024年7月時点で「池袋駅前院」「銀座院」「新宿西口院」「大宮駅前院」の4院を展開中です。いずれも駅からのアクセスが良いため通院しやすく、多くのお客様にご来院いただいています。お仕事帰りやお出かけ中の空き時間にふらっと訪れやすいのが魅力です。
丁寧なカウンセリング
当院では、従来の「お客様が医師(施術担当者)の待つ診察室へ行く」スタイルではなく、「医師(施術担当者)が、お客様のいらっしゃる個室へ行く」スタイルを採用しています。プライベート空間でじっくりと時間をかけてお客様に向き合うことを心がけており、一人ひとりに合う治療をご提案しています。
美容施術を受けてみたい方はLUNA BEAUTY CLINICへ
今回は美容施術のダウンタイムについて解説しました。LUNA BEAUTY CLINICはお客様一人ひとりの悩みに寄り添い、その的確な対処法を提案させていただきます。美容施術を受けてみたい方はLUNA BEAUTY CLINICへご相談ください。
カウンセリングはこちら
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