ニキビパッチとは?期待できる効果とニキビ別の選び方や使い方を解説

2024.07.26

「ニキビパッチでニキビは改善できる?」「自分に合ったニキビパッチの選び方が知りたい」と悩んでいる方はいませんか?

本記事では、ニキビパッチについて、期待できる効果やニキビ別の選び方、使い方などを徹底解説します。

目次

ニキビパッチとは?

ニキビパッチは、ニキビを外部からの刺激から保護したり、ニキビ跡になることを防いだりするスキンケア商品のことです。韓国では昔から定番のアイテムとして使われています。ニキビパッチにはたくさんの種類があり、目的やニキビの状態によって使い分けます。

ニキビパッチで期待できる効果

外部からの刺激を防ぐ

ニキビパッチは、ニキビができている部分に貼ることで、紫外線のような外部からの刺激を防ぎます。
特に、ニキビができるとつい潰したくなる方や、気になって頻繁に触ってしまう方にとって、ニキビを保護してくれるニキビパッチはぴったりなアイテムです。

ニキビ跡になるのを防ぐ

ニキビの炎症によってダメージを受けた肌は、ターンオーバーが滞ってしまうことによって上手にメラニン色素を体外へ排出できず、最終的にニキビ跡として肌の表面に残ります。

ニキビは外部からの刺激を受けるとニキビ跡になりやすいです。そのため、ニキビパッチを貼って外部の刺激を受けにくくすることでニキビ跡の予防に繋がると言われています。

ニキビの炎症を抑制する

ニキビパッチの種類の中には、殺菌成分や保湿成分が配合されているものがあります。炎症が起こって悪化したニキビに効果的です。

このニキビパッチには美容成分が含まれた小さな針がついており、その針によって有効成分がアクネ菌に働きかけます。

【ニキビ別】ニキビパッチの選び方

白ニキビ・黒ニキビ|保護タイプ

白ニキビや黒ニキビは、まだ炎症を起こしてはいませんが、毛穴に皮脂や汚れが詰まっている状態です。過度に触って刺激を与えたり雑菌が入ったりすると炎症を起こしてしまいます。

加えて、白ニキビを放置すると白ニキビが酸化した「黒ニキビ」になり、炎症は起こしていないものの目立ちやすくなります。このような状態のニキビは、保護タイプのニキビパッチで保護して、清潔に保つようにしましょう。

赤ニキビ|ニードルタイプ

赤ニキビはアクネ菌が増殖し、肌が炎症を起こしている状態です。
この場合、殺菌成分や保湿成分が配合されているニードルタイプと呼ばれるニキビパッチを使用し、アクネ菌に直接はたらきかけることで、症状の改善が期待できます。

ニードルタイプは貼った瞬間、チクッとした感覚がありますが、貼っている最中や剥がす際に痛みを感じることはありませんので安心してください。

黄ニキビ|ハイドロコロイドタイプ

赤ニキビが更に悪化し、膿が出てくる黄ニキビにはハイドロコロイドタイプのニキビパッチがおすすめです。

ハイドロコロイドタイプのニキビパッチは、潰れてしまったときに出る膿や滲出液(しんしゅつえき)を吸収し、体が本来持っている自己治癒能力を活かす働きで、ニキビを改善する効果が期待できます。

また、ハイドロコロイドタイプは、膿や滲出液を吸収すると白く盛り上がってくるため、患部の盛り上がりに気づいたときは、新しいニキビパッチに貼りかえてください。

ニキビパッチの正しい使い方

①洗顔後の清潔な肌に貼る

ニキビパッチは1日1回、洗顔後の清潔な肌に貼りましょう。
メイクをした肌や化粧水を塗布した肌に貼ると剥がれやすくなってしまいます。

必ず手を清潔な状態にしてからニキビパッチに触れるようにしてください。そのとき患部に触れる面はできるだけ触らないように気を付けながら、そっと貼り付けるのがポイントです。

②1日に1回は貼りかえる

ニキビパッチは患部のムレ防止や、状態を把握するために1日1回は貼りかえましょう。このとき、ニキビを刺激しないように気を付けてください。

③剥がすときはぬるま湯や水で濡らしながら優しく剥がす

ニキビパッチの使用後、そのまま剥がすとニキビにダメージを与えてしまいます。必ずぬるま湯や水で濡らしてから優しく剥がすようにしてください。

ニキビパッチの注意点

使い方によってはニキビが悪化する可能性がある

ニキビパッチをずっと貼り続けていると、患部がムレてアクネ菌が増殖し、結果的にニキビが悪化してしまう可能性があります。また、肌表面が汚れている状態で貼ったときも肌荒れを起こすリスクがあるでしょう。

製品に記載された使用方法や、上記で説明した使い方を守ってニキビパッチを使用してください。

ニキビに合ったニキビパッチを使用しなければ効果が期待できない

ニキビパッチの効果を発揮するためには、ニキビの状態に合ったものでなければ意味がありません。例えば炎症を起こしているニキビに対して保護タイプを使用しても、改善効果が期待できない上に、毛穴を詰まらせて炎症を悪化させる可能性もあります。

そのため、自分のニキビタイプを見極めて、正しいニキビパッチを選ぶことが大切です。

皮膚炎やアレルギーを起こす可能性がある

人によっては発疹やかゆみ、炎症を起こしてしまう可能性があります。痛みを感じたときは、ニキビパッチの使用を中断して、医師に相談するようにしてください。

ニキビパッチの効果に関するよくある質問【Q&A】

ニキビパッチはどのくらいで効果が期待できますか?

保護タイプの場合、ニキビパッチ自体に成分が配合されていないため、ニキビパッチ自体が発揮する効果はないと言っても良いでしょう。また、それ以外のタイプの場合、ニキビの状態によって左右します。

ニキビパッチがない場合は絆創膏でも良いですか?

患部を保護するという観点ではニキビパッチと似ている絆創膏ですが、基本的に赤ニキビのように炎症が起こっている患部に対してならば、塗り薬を塗布してから絆創膏で保護をするという使い方ならば大丈夫です。

しかし、白ニキビや黒ニキビの場合は、絆創膏を貼ることによるダメージで悪化させてしまうこともあります。黄ニキビの場合は既に膿や滲出液が出ている状態なので、絆創膏では役不足であると言えます。

ニキビパッチを使用中にメイクしても良いですか?

はい。ニキビパッチの上から過度に刺激を与えないように気を付ければ、ニキビパッチを使用していてもメイクは大丈夫です。

慢性的なニキビの治療として使用しても良いですか?

いいえ。ニキビパッチはニキビを保護・予防するものであって慢性的な治療への使用は向いていません。慢性的なニキビの治療には市販薬でセルフケアを行ったり、皮膚科や美容クリニックで治療を受けてください。

当院の特徴

本記事を監修しているLUNA BEAUTY CLINICでは、ニキビの治療として「ダーマペン4」「サリチル酸マクロゴールピーリング」「ハイドラフェイシャル」「エレクトロポレーション」での施術を行っています。

こんな方へ

  • ニキビの治療をしたい
  • ニキビ跡の改善がしたい
  • ニキビの原因を解消したい
  • クレーター状のニキビ跡がある

リスクや副作用

  • 赤み
  • 腫れ
  • 乾燥
  • 薄いカサブタなど

※詳細はカウンセリングにてご相談ください。

ニキビにお悩みならLUNA BEAUTY CLINICへ

本記事を監修している当院「LUNA BEAUTY CLINIC」では、快適な完全個室空間で、ご予約の際からお客様の「綺麗になりたい」という気持ちと誠心誠意向き合い、サポート・プロデュースさせていただきます。

ニキビの悩みを相談したい方は、ぜひお気軽に当院のカウンセリングへご来院ください。

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