ヒアルロン酸注入のデメリット5つ|メリットや副作用も解説

2024.07.29

「前よりもほうれい線がくっきりしてきた」「肌にハリがなくなってきた気がする」日頃のケアではカバーしきれないこのような悩みへの対処法として、肌にヒアルロン酸を注入しツヤやハリを出す方法があります。

しかし、身体にどのような作用があるのか心配な方もいるでしょう。本記事ではヒアルロン酸注入のデメリットやメリット、副作用などを詳しく解説します。

目次

ヒアルロン酸注入のデメリット5つ

まずは、ヒアルロン酸注入の施術で考えられるデメリットを5つご紹介します。

多少の痛みが生じる

ヒアルロン酸注入の施術は注射で行います。頬や額など、体に比べて薄い皮膚に注射するため、予防接種や採血と比べてチクッとした痛みを感じやすいです。痛みを抑えるため、施術前に局所麻酔や施術部分を冷やす処置を行うクリニックもあります。多少の痛みが生じることは念頭に置いておきましょう。

効果が永続的ではない

ヒアルロン酸注入は即効性の期待できる施術です。ヒアルロン酸は時間が経つにつれて体内に吸収されるため、効果は永久ではありません。使用する製品や施術箇所により期間は異なりますが、約6ヶ月〜1年ほどは効果が持続するといわれています。

ダウンタイムがある

ヒアルロン酸注入には施術後にダウンタイムと呼ばれる症状が出る場合があります。主な症状としては赤み、腫れ、内出血、むくみ、痛みなどがあります。ほとんどの場合は軽度の症状で済み、期間も数日〜1週間程度です。症状が続く場合は施術した医師に相談しましょう。

施術に失敗するリスクが多少ある

効果がすぐに表れやすい施術ですが、失敗する可能性はゼロではありません。原因としては主に2つあり、「医師に理想のイメージが伝わっていないこと」と「医師の技術力不足」です。

前者の場合は、施術前のカウンセリングで医師としっかり相談しておくことで満足のいく仕上がりになりやすいでしょう。

後者の場合は、施術前にクリニックのホームページや口コミの情報を調べておくと良いでしょう。クリニックの施術環境や使用する薬剤が認可が下りているものかどうか把握できる場合があります。また、口コミは実際のお客様の声がそのまま反映されているため、評価が良ければ相対的に満足度も高いはずです。

ヒアルロン酸注入の副作用

次にヒアルロン酸注入の施術による副作用や失敗事例をご紹介します。

腫れ・むくみ

施術後に腫れやむくみが出てしまうことがあります。主に、「注射を刺す際に生じた腫れ」「注入後にヒアルロン酸が施術箇所付近の水分を吸収し膨張して生じる腫れ」の2種類が原因です。

前者であれば、程度は軽く数日で腫れが引いてくることがほとんどです。

後者であれば施術後に腫れてしまうことがありますが、ヒアルロン酸が体内に馴染むにつれて徐々に回復していきます。個人差はあるものの2〜3週間程度で腫れが落ち着いてくることが多いです。

施術部分の違和感

施術後に違和感がある場合があります。施術後数日〜1週間ほどで身体に馴染み、落ち着く場合がほとんどです。違和感や痛みが続く場合は、施術を行った医師に相談しましょう。

内出血

ヒアルロン酸注入による内出血は、毛細血管が傷つき、皮膚の中で出血することを指します。皮膚の浅い部分にできる内出血は血液に近い赤色をしていますが、より深い部分で発生した場合は、内出血が黒に近い色に見えることもあります。

時間が経つことで毛細血管の壁は修復されて出血が止まり、身体に吸収されて徐々に回復します。個人差はありますが、数日〜2週間ほどで落ち着くことがほとんどです。

血管閉塞

血管閉塞はヒアルロン酸注入の副作用で特に重い症状といわれています。ヒアルロン酸を注入することで血管を塞いでしまい、その血管の一部が炎症または壊死することを指します。

万が一、血管が閉塞した場合は、すぐにヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸溶解注射)を注入し、ヒアルロン酸の分解処理を施します。

アレルギー反応

まれに起こる副作用としてアレルギー反応が挙げられます。国から許可を受けたヒアルロン酸を使用していればアレルギー反応が起こる可能性は低いです。しかし、ヒアルロン酸注射を作る際に含まれる添加物が原因で症状が表れることがあります。

ヒアルロン酸自体は体内にも存在する成分のため安全性が高いですが、場合によっては施術前に腕などに微量のヒアルロン酸を注入し、事前にアレルギーチェックが必要です。

感染症

アレルギー反応に続き、まれな副作用として挙げられるのが感染症です。以下の方はヒアルロン酸を大量に注入した場合に感染症を併発しやすいとされているため、注意が必要です。感染した場合は、即座にヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸溶解注射)と抗生剤を用いて治療します。

  • 重度糖尿病の方
  • 免疫抑制剤を内服中の方
  • 顔に化膿したニキビが多数ある場合
  • HIV感染症などで免疫力が低下している方
  • 慢性病巣感染(重度齲歯、副鼻腔炎、慢性扁桃腺炎など)をお持ちの方

ヒアルロン酸が透けて見える(チンダル現象)

注入したヒアルロン酸製剤が皮膚下に透けて青黒く見える状態のことをチンダル現象と呼びます。チンダル現象はヒアルロン酸製剤の種類や、皮膚の浅い層に多量のヒアルロン酸を注入することで発生します。

この現象が見られる場合、ヒアルロン酸が肌に馴染みにくく青黒さが長期間で残りやすくなります。そのため、ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸溶解注射)を使用し、一度ヒアルロン

ヒアルロン酸注入のメリット

施術の反動が比較的少ないため、初めてでも気軽に試しやすい施術といえます。また、特にメリットを感じやすい部分は以下です。

ダウンタイムが短い

メスを使う外科手術と比べると、術後の身体的ダメージが少なく、施術部位を長期間固定し続けることもありません。施術後のダウンタイムは普段のお化粧でカバーできることが多く、人によってはダウンタイム自体を感じなかったという方もいます。

即効性が期待できる

ヒアルロン酸は注入後すぐに効果が期待できます。長期間の施術ではないうえ、傷跡などもほとんど目立ちません。施術にあまり時間をかけられない方は特にメリットと感じられるでしょう。

ヒアルロン酸注入に関するよくある質問【Q&A】

最後にヒアルロン酸注入に関するよくある質問と回答をご紹介します。

ヒアルロン酸注入による効果の持続期間はどの程度ですか?

ヒアルロン酸注入をやめたらどうなりますか?

ヒアルロン酸注入でほうれい線も改善できますか?

当院の特徴

徹底した事前準備・アフターケア

当院はご予約から治療までの間、カウンセリングや診察を通じてお客様の悩みに寄り添います。事前準備やアフターケアを徹底的に行うため、お客様に安心していただけるサービスを心がけております。

通院しやすい立地

当院は2024年7月時点で「池袋駅前院」「銀座院」「新宿西口院」「大宮駅前院」の4院を展開中です。いずれも駅からのアクセスが良いため通院しやすく、多くのお客様にご来院いただいています。お仕事帰りやお出かけ中の空き時間にふらっと訪れやすいのが魅力です。

丁寧なカウンセリング

当院では、従来の「お客様が医師(施術担当者)の待つ診察室へ行く」スタイルではなく、「医師(施術担当者)が、お客様のいらっしゃる個室へ行く」スタイルを採用しています。プライベート空間でじっくりと時間をかけてお客様に向き合うことを心がけており、一人ひとりに合う治療をご提案しています。

ヒアルロン酸注射ならLUNA BEAUTY CLINICへ

本記事を監修している当院「LUNA BEAUTY CLINIC」では、快適な完全個室空間で、ご予約の際からお客様の「綺麗になりたい」という気持ちと誠心誠意向き合い、サポート・プロデュースさせていただきます。

今、ヒアルロン酸注射に興味がある方や、ヒアルロン酸注射の実績が豊富なクリニックをお探しの方は、ぜひ一度当院へご相談ください。

カウンセリング予約はこちら

【関連記事】

ヒアルロン酸注射の効果は?持続期間や失敗しないポイントを解説

ヒアルロン酸を打ち続けるとどうなるの?メリットデメリット・よくあるQ&Aを徹底解説

上部へスクロール