ハイドロキノンの副作用6選|副作用が生じた場合の対処法も解説

2024.08.01

ハイドロキノンは、シミの改善や予防に効果が期待できますが、自己判断で使用すると思わぬ副作用を招く恐れがあるため、どんな副作用のリスクがあるのかを理解して対策を知っておくと安心です。本記事では、ハイドロキノンを使用したときの主な副作用や対処法、リスクを抑える方法について解説します。

目次

ハイドロキノンの副作用6選

シミが濃くなる

ハイドロキノン使用時に強い紫外線を浴びてしまうと、シミが濃くなるケースがあります。ハイドロキノンによってメラニン色素が失われた状態の肌は、紫外線に対する抵抗力が低くなり、そこに紫外線の刺激が加わることで色素沈着につながるのです。

ぶつぶつ・かゆみ

ハイドロキノン使用後に、ぶつぶつやかゆみが出る場合があります。これはハイドロキノンによるアレルギー反応を起こしている恐れがあるため、ただちに使用を中止して医師に相談しましょう。ハイドロキノンは刺激が強いので、特に肌の弱い人は注意が必要です。

頭痛

個人差はありますが、場合によって軽度な頭痛が生じることがあります。通常は1~2日で治まりますが、不安な方は鎮痛剤の使用など対処法を聞いておきましょう。

炎症・腫れ

ハイドロキノン使用後に軽度の腫れや赤みが出る場合があります。これはハイドロキノンの強い刺激によるもので、治療を続けることで肌に耐性ができ、徐々に症状が引いていきます。もし症状が長引く場合は、アレルギー反応を起こしている恐れがあるので医師の診察を受けましょう。

白斑

白斑は、一部の肌の色素が抜け落ちて白っぽく見える症状です。
ハイドロキノンの濃度が濃かったり長期的の使用したりすると、白斑を引き起こす危険性があります。多くのクリニックでは、効果と副作用のバランスを考慮して約4%のハイドロキノンを処方しています。さらに治療が長期間に及ぶ場合は、休薬期間を設けているクリニックもあります。用法用量を守れば、白斑のリスクを抑えながら治療することができます。

発がん性リスク

ハイドロキノンの副作用に指摘されるのが、発がん性です。発がん性は、ハイドロキノンの濃度が5%のものを使用した動物実験により検証されています。しかし医療機関で処方されるハイドロキノンの濃度は4%前後です。国際がん研究機関(IARC)では「ヒトに対する発がん性については分類できない物質」と発表しており、誤った使い方をしなければ副作用でがんになるリスクは低いと考えて良いでしょう。

ハイドロキノンの副作用が出た場合の対処方法

使用後に皮膚に赤みや炎症が見られる場合は、一時的に使用を中止して様子を見ましょう。赤みやヒリヒリ感が強いときは、ハイドロキノンの塗布回数を調節し、肌の状態を確認しながら使用してください。

しかしハイドロキノンの塗布回数を減らしても、皮膚の赤みや痛みが改善しない場合には、医師に相談しましょう。ハイドロキノンの濃度を下げることで改善するケースもあります。

ハイドロキノンの副作用を抑える方法

適した頻度と量を使用する

ハイドロキノンは、使用量や回数が増えることで副作用のリスクが高くなることもあります。用法用量を守って使用することで副作用を抑えながらハイドロキノンの効果を十分に得られます。

医師の指示に従う

ハイドロキノンは、必ず医師の診察を受けて使用しましょう。市販品でハイドロキノンを使用した商品もありますが、個人判断での使用はリスクを伴います。クリニックでは、肌質や症状に適した濃度のハイドロキノンを処方します。ハイドロキノンを正しく使用することで効果的に肌悩みを改善に導くことが可能です。

紫外線対策を徹底する

ハイドロキノンの使用後の肌トラブルを防ぐためには、紫外線対策をしっかりおこなう必要があります。たとえば、

・外出時には、SPF20以上の日焼け止めを塗る
・室内でも日焼け止めを入念に塗る
・帽子や日傘を使う
・UVカット機能付きの衣類を選ぶ

など、紫外線から肌を守る対策を万全にしておくと安心です。

ハイドロキノンの濃度を抑える

ハイドロキノンの濃度が高いほど美白効果が期待できますが、肌への刺激も強くなってしまいます。肌が弱い方は、ハイドロキノンを1~3%の低濃度のものから使用することも有効です。肌の状態に適した濃度のハイドロキノンを使用することで、副作用のリスクを抑えることができます。

ハイドロキノンについてのよくある質問【Q&A】

それでは、ハイドロキノンに興味を持つ方の悩みや質問に解答していきます。

ハイドロキノンは誰でも使えますか?

ハイドロキノンを使い続けるとどうなりますか?

ハイドロキノンの赤みはいつまで続きますか?

当院の特徴

徹底した事前準備・アフターケア

LUNA BEAUTY CLINICはご予約から治療までの間、カウンセリングや診察を通じてお客様の悩みに寄り添います。事前準備やアフターケアを徹底的に行うため、お客様に安心していただけるサービスを心がけております。

通院しやすい立地

当院は2024年7月時点で「池袋駅前院」「銀座院」「新宿西口院」「大宮駅前院」の4院を展開中です。いずれも駅からのアクセスが良いため通院しやすく、多くのお客様にご来院いただいています。お仕事帰りやお出かけ中の空き時間にふらっと訪れやすいのが魅力です。

丁寧なカウンセリング

当院では、従来の「お客様が医師(施術担当者)の待つ診察室へ行く」スタイルではなく、「医師(施術担当者)が、お客様のいらっしゃる個室へ行く」スタイルを採用しています。プライベート空間でじっくりと時間をかけてお客様に向き合うことを心がけており、一人ひとりに合う治療をご提案しています。

ハイドロキノンの疑問ならLUNA BEAUTY CLINICへ

今回はハイドロキノンについて解説しました。LUNA BEAUTY CLINICはお客様1人ひとりの悩みに寄り添い、的確な対処法を提案させていただきます。シミでお悩みの方はLUNA BEAUTY CLINICへご相談ください。

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