40代の毛穴のケア4選|アラフォー女性に起こりやすいやすい毛穴トラブルも解説
2024.07.30
「毛穴が縦に開いて小じわのように見える」「毛穴が詰まって黒く見える」など、40代からの毛穴の悩みは少なくありません。開いた毛穴はメイクで隠すことが難しく、逆に肌トラブルを悪化させる恐れもあります。美しい素肌を取り戻すには根本的なケアが必要です。
本記事では、40代に見られる毛穴トラブルの原因、セルフケア方法、効果的な美容施術について解説します。
目次
40代に多い毛穴トラブル3選
40代に多い毛穴トラブルは、以下の3つの症状です。症状が重複するケースもあり、まずは毛穴の状態を把握することが必要です。
たるみ毛穴
たるみ毛穴とは、本来は小さく引き締まっているはずの毛穴が、重力によって下がってしまうことで生じるトラブルです。楕円形になっているのが特徴で、加齢とともにできる可能性が高くなります。肌を支えるのに必要なコラーゲンの減少や、皮膚の筋力が低下などが原因であることが多いです。頬に手のひらを添えて、後ろに引っ張ってみたときに毛穴が目立たないようであれば、たるみ毛穴の可能性があります。
つまり毛穴
つまり毛穴は過剰な皮脂や古い角質が穴を塞ぎ、角栓へ進行した状態です。白いブツブツが肌に広がり、毛穴から角栓が飛び出ることもあります。汚れの蓄積により角栓が膨張、毛穴を広げる可能性もあり、早期の除去が推奨されます。角栓の原因には肌に残ったメイク汚れ、乾燥、ターンオーバーの乱れなどがあります。無理に角栓を除去しようとすると毛穴を開かせる恐れがあり、丁寧なスキンケアの継続が重要です。
黒ずみ毛穴
黒ずみ毛穴は開き毛穴と同様に皮脂の過剰分泌が原因で発現します。これは毛穴に詰まった角質に汚れが付いたり、余分な皮脂がついて酸化することにより黒っぽく見えます。皮脂は一般的に思春期に分泌量が増えると言われているので、20代前半までの方に多く見られるのが特徴です。
40代の毛穴ケア4選
40代は肌トラブルが起きやすい年齢です。身体の内側、外側から毛穴にアプローチし、美しい肌をつくるためのケアが必要です。40代から取り入れたい4つのケア方法を解説します。
毛穴に合った化粧水を使う
毛穴が抱える症状により、ケアの方法は異なります。毛穴の状態を見極め、症状に合うスキンケア選びを心がけましょう。3つのトラブルに効果的な成分を紹介します。
たるみ毛穴に合った化粧水
たるみ毛穴の改善には、引き締め効果のある美肌成分が効果的です。肌は真皮の繊維芽細胞がつくるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の働きにより保たれます。しかし、加齢により繊維芽細胞の機能は衰え、ハリを出すための美肌成分は減少します。コラーゲン配合の化粧水にはハリを保つ効果、エラスチン配合では弾力性を維持する効果、ヒアルロン酸配合では保水力改善効果が期待できます。
つまり毛穴に合った化粧水
つまり毛穴の原因である皮脂や角栓は、ターンオーバーの繰り返しにより目立ちにくくなります。ターンオーバーを促進し、周期を一定に保つ作用の成分を補いましょう。
アミノ酸は血液循環を促し新陳代謝を高めるため、皮膚の再生に効果的です。また、ピーリングに使用されるサリチル酸もターンオーバーの乱れに効果を発揮します。サリチル酸は古い角質を溶解し、角栓を解消に導きながら肌を整えます。 皮脂が多いオイリー肌には、収れん化粧水の使用もおすすめです。皮脂の分泌を抑制し、毛穴を引き締めます。
黒ずみ毛穴に合った化粧水
酸化により黒ずんだ角栓には、抗酸化作用のあるビタミンC誘導体が効果的です。ビタミンC誘導体には過剰な皮脂分泌の抑制、ターンオーバーの周期を整える作用があります。またコラーゲンを増やし、肌にふっくらとしたハリを与えます。
週1~2回、AHA(フルーツ酸)配合のふき取り化粧水でスペシャルケアをするのもおすすめです。洗顔で落としにくい頑固な角質を剥がし、トーンアップ効果も期待できます。
紫外線対策を徹底する
毛穴トラブルを深刻化させる原因の一つが紫外線です。紫外線に含まれる紫外線A波は、肌奥の真皮層にあるコラーゲン、エラスチンにダメージを与えます。線維芽細胞の機能低下により、肌のハリや弾力が失われ、シワやたるみ、老化の原因となります。 紫外線ダメージは徐々に蓄積されるため、肌を守る対策が必要です。外出時には、日焼け止めを必ず塗り、加えて日傘や帽子、サングラスなどを利用して紫外線対策を徹底しましょう。
十分な睡眠・休息をとる
良質な睡眠は毛穴ケアのために重要な要素の一つです。肌の新陳代謝を促す成長ホルモンは、睡眠中により多く分泌されます。睡眠不足は成長ホルモンの分泌を妨げ、ターンオーバーを乱す恐れがあります。就寝前には、光の影響で交感神経を刺激するスマートフォンやテレビを避けましょう。胃の消化活動も入眠の妨げとなるため、3時間前までに食事を済ませると良いでしょう。
正しい洗顔・クレンジングをおこなう
毛穴ケアには正しいクレンジング、洗顔が不可欠です。クレンジングは日焼け止めやメイクの油分を落とし、洗顔で古い角質や余分な皮脂を除去します。
まず肌にクレンジングを馴染ませ、浮いた汚れをぬるま湯で落とします。洗顔は、洗顔料を十分に泡立て、撫でる様に洗いましょう。肌を直接擦らないようにして、皮膚への刺激を避けてください。すすぎはぬるま湯を使用し、泡を残さず流します。洗顔後は、乾いたタオルで入念に水分をふき取ります。
美容クリニックでできる40代の毛穴ケア4選
40代は老化の始まりとも言われ、女性の多くが肌トラブルを実感します。特に毛穴開きは、頬や鼻を中心に目立ち、疲れて見える、老けて見えるなどの印象を与えます。セルフケアでは肌や毛穴の状態を把握しにくいため、毛穴トラブルを悪化させる恐れもあります。
より効果的な毛穴ケアには、美容クリニックの施術がおすすめです。美容クリニックでは医師が肌の診察を行い、毛穴トラブルに応じた施術を提案します。代表的な美容施術は、主に以下の4つです。
ハイドラフェイシャル
ハイドラフェイシャルは、水流を使って皮脂・毛穴汚れをスッキリ落とし、美容成分を導入する美肌治療です。【ディープクレンジング+毛穴吸引+美容液導入】の3ステップを一度に行うことができます。余分な角質や、クレンジングで落としきれないメイク汚れ、毛穴の角栓、黒ずみまで肌表面の悩みにまとめてアプローチ。痛みのない優しいピーリング・美容成分を含んだ水流を利用することで、敏感肌の方にも安心してご利用いただけます。
ダーマペン4
肌に微細な穴を開けることで皮膚の創傷治癒力を利用してお肌をターンオーバーさせます。
肌のトラブルが起きている部分に微細な針を刺していきます。針を皮膚の真皮層まで通すことで傷を治そうとする創傷治癒力を利用し、お肌を本来の状態に戻していきます。皮膚への負担が少なくダウンタイムも少ない治療法です。
エレクトロポレーション
エレクトロポレーション(電気穿孔法)は、専用のマシンを使用して一時的にお肌の細胞に穴をあけて、そこから美容液を注入することにより、浸透率を高める治療方法です。2~4週間に1回の施術が効果的で、6回ほど受けると効果を実感しやすいです。
美顔器の一種であるイオン導入器と比較すると、約20倍もの浸透率とされており、シミはもちろん乾燥・小じわなどにも効果が期待できます。
ピーリング
ピーリングとは、薬剤を肌に塗布して肌の古い角質を取り除く施術です。肌は約28日ごとにターンオーバーを繰り返し、新しい皮膚へと生まれ変わります。ターンオーバーが乱れると古い角質がうまく剥がれ落ちず、ニキビや毛穴の開きなど肌トラブルを招く原因となります。ターンオーバーの周期は、睡眠不足や栄養の偏った食事、ストレス、加齢などによって乱れやすくなります。ピーリングは、綺麗な肌を保つ上でとても重要であるターンオーバーを正常化してくれるため、様々な肌トラブルの改善効果が期待できます。
毛穴トラブルに関するよくある質問【Q&A】
即効性のあるたるみ毛穴改善方法はありますか?
たるみ毛穴を放置すると将来シワになりますか?
マッサージはたるみ毛穴の改善に効果的ですか?
当院の特徴
毛穴ケアならLUNA BEAUTY CLINICへ
本記事を監修している当院「LUNA BEAUTY CLINIC」では、ご予約の際からお客様の「綺麗になりたい」という気持ちと誠心誠意向き合い、サポート・プロデュースさせていただきます。
また本記事以外にも、毛穴ケアに関するコラムを公開しておりますので、ぜひ当院公式サイトをご覧ください。
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