濃いシミの改善が期待できるレーザー治療2選｜セルフケアも解説

2024.07.30

顔の濃いシミは目立ちやすいため、改善したいと考えている人も多いかと思います。実は、濃いシミほどレーザー治療が効果的だといわれているのはご存知ですか？今回の記事では、濃いシミに効果が見込めるレーザー治療2種類や、レーザー治療を受ける際の注意点、治療とあわせてシミ改善を促すセルフケアなどを詳しくご紹介します。

濃いシミほどレーザー治療が効果的

レーザー治療は、レーザー光線を肌に照射することでシミの原因となるメラニンを破壊する治療法です。レーザーの光の波長はシミ部分だけに反応し、正常な肌細胞にはダメージを与えないため効率的にシミを治療することができます。シミは濃いほどレーザーが反応しやすいため、濃いシミで悩んでいる人には特におすすめの治療法といえるでしょう。

濃いシミの改善が期待できるレーザー治療2選

濃いシミに効果が期待できる代表的なレーザー治療として、

ピコレーザー
レーザートーニング

の2種類が挙げられます。一つひとつの治療法について解説していきます。

ピコレーザー

ピコレーザーとは極めて短い照射時間が特徴のレーザー治療法です。従来のレーザー治療に比べて熱ダメージが少なく、より小さいシミに、より強いエネルギーを照射することが可能になりました。ピコレーザーは目的によって3種類のモードがあり、特に濃いシミには狭い範囲に強力なレーザーを照射する「ピコスポット」が効果的です。

レーザートーニング

レーザートーニングはシミに局所的に照射するのではなく、マイルドな光を顔全体に均一照射するタイプのレーザー治療です。弱めの出力のため、従来のレーザー治療では刺激が強すぎて悪化しかねないとされていた「肝斑（かんぱん）」に対しても効果が期待できる方法です。

濃いシミ改善でレーザー治療を受ける3つの注意点

濃いシミのレーザー治療を受ける際は、いくつか注意すべき点があります。施術後にトラブルを起こさないためにも、以下の点をあらかじめ知っておくと安心です。

肝斑が悪化する恐れがある

肝斑は摩擦や刺激によって症状が悪化する恐れがあるため、肌に強い刺激を与える通常のレーザー治療は禁忌とされています。自分のシミが肝斑だと診断された場合は、肝斑でも受けられるレーザー治療（レーザートーニングなど）を検討するようにしましょう。

施術後にシミが濃くなるケースがある

レーザー治療を受けたあとに、「シミが濃くなった」と感じられるケースがあります。これは施術が失敗したわけではなく、治療の過程で肌の奥に潜んでいたシミが表面化した場合がほとんどです。浮かび上がったシミは、時間の経過とともに外に剥がれ落ちるため安心してください。一方、肝斑の場合は注意が必要です。レーザーの刺激で悪化することがあるため、施術前に自分のシミの種類を正確に見極めてもらうことが大切です。

かさぶたができても剝がさない

レーザー治療後は、患部のシミがかさぶたになることがあります。治療後の患部は軽い火傷のような状態になり、ヒリヒリとした痛みが伴う場合も考えられます。そういった炎症を保護するために薄いかさぶたがつくられるため、無理に剥がそうとすると傷や色素沈着の原因になりかねません。数日経つとかさぶたは剥がれ、下からきれいな皮膚が現れるため、自然に剥がれるまで待つようにしましょう。

レーザー治療で濃いシミを改善するセルフケア2選

ここでは、よりはやくシミを改善させるために、レーザー治療と並行しつつ行えるセルフケアをご紹介します。

紫外線対策をおこなう

レーザー治療後は肌が過敏な状態にあるため、少しの刺激にも反応しやすくなっています。シミの原因でもある太陽光の刺激を避けるため、紫外線対策はいつも以上に念入りに行いましょう。日焼け止めに加えて、夏場は日傘や帽子も活用してください。また目から紫外線が入ると、脳が細胞を守ろうとメラニンを活性化させてしまいます。対処法として、サングラスをかけるのも有用です。

保湿を入念におこなう

レーザー治療後は外部からの刺激に弱く、肌が乾燥しやすいため、入念に保湿することも大切です。肌にやさしい成分の保湿化粧水やクリームなどでしっかりうるおいを与えましょう。

シミ取りレーザーに関するよくある質問【Q&A】

シミ取りレーザーを何回受けると濃いシミは消えますか？

濃いシミは1度の施術でも効果を感じる場合があるといわれていますが、2～3回ほど継続的に受け続けることできれいになるケースもあります。

濃いシミ改善にレーザー治療を受けるときはどの程度間隔をあけるとよいですか？

一般的に推奨されるレーザー治療の間隔は1.5～3ヶ月程度です。レーザーやシミの種類、クリニックによっても期間が異なるため、施術を受ける医療機関の指示に従ってください。

濃いシミ改善にレーザー治療を受けるときに失敗するケースはありますか？

多いとされる失敗は、シミが取り切れずに残ってしまうことです。多くはレーザーのパワー不足や、シミに対してレーザーの種類が適切ではなかったことに原因があります。トラブルを避けるためにも、経験豊富でカウンセリングが丁寧なクリニックを選びましょう。

濃いシミ改善にレーザー治療を受けるデメリットはありますか？

濃いシミは強い出力でレーザーを当てることが多いため、施術後のダウンタイムに一定期間を割く必要があります。軽い火傷やヒリヒリした状態を経て、かさぶたが剥がれるまでは2週間程度かかる場合もあります。ダウンタイム中は患部のメイクはできないというデメリットもあります。

当院の特徴

当院では、シミ取り治療としてピコレーザー治療を行っています。

また、使用する機器は「ピコシュア※」と呼ばれるピコレーザーで、「シミ」「シワ」「ニキビ跡」などの分野でアメリカFDAの認可を受けています。本記事ではピコスポットについて解説していますが、その他施術や治療の相談も承っていますので、ぜひ気軽に当院へご相談ください。

※薬事未承認機です。他機種でのご用意となる店舗もございます。

シミ取りならLUNA BEAUTY CLINICへ

今回は濃いシミ取りの治療について解説しました。LUNA BEAUTY CLINICでは、快適な完全個室空間で、ご予約の際からお客様の「綺麗になりたい」という気持ちと誠心誠意向き合い、サポート・プロデュースさせていただきます。

シミ治療に興味がある方は、お気軽に当院へご相談ください。

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