糸リフトで期待できる5つの効果とは?メリットデメリット・ダウンタイムを解説

2024.07.30

「糸リフトで美しく変わりたい」「糸リフトはいつまで効果が期待できるの?」糸リフトについて知りたい方はいませんか?

本記事では、糸リフトについて、期待できる4つの効果やメリットデメリット、気になるダウンタイムについて徹底解説します。

目次

糸リフトとは?

糸リフトは「スレッドリフト」と呼ばれており、小さな棘のついた特殊な糸を顔の皮下組織に挿入して、その棘によって皮膚や筋肉を糸で直接引き上げて固定することにより、リフトアップさせる美容施術法です。

糸リフトと言えば、頬のたるみ改善として知られている方も多いですが、目元や口元、首などの部位にも施術ができます。

溶ける糸と溶けない糸がある

糸リフトの施術で使用される糸には「溶ける糸」と「溶けない糸」があります。
近年、多くのクリニックでは溶ける糸を使用していますが、中には溶けない糸を使用しているクリニックもあるため、どちらが良いのかわからないという方もいるはずです。

それでは、溶ける糸と溶けない糸の特徴について解説していきます。ご自身が糸リフトの施術を受ける際、どちらを選ぶかの指標にしてみてください。

糸の種類メリットデメリット
溶ける糸体内に糸が吸収される
追加施術がしやすい
糸が溶けると同時にコラーゲンの生成が促進される
効果の持続期間が短い場合もある(半年~3年)
溶けない糸長期間効果が持続する(2~3年前後)追加で施術を受けると糸が増えていく
感染症を起こした場合は、糸を取り除く必要がある
ひきつると修正しにくい

溶けない糸は効果の持続期間は長めですが、溶ける糸にはないリスクがあります。
溶ける糸は、効果の持続期間が短めですが、溶けない糸よりも気軽に施術を受けられる傾向があります。

ハイフ(HIFU)やヒアルロン酸注入との違い

リフトアップの観点から、よく糸リフトと比較される美容施術が「ハイフ」と「ヒアルロン酸注入」です。どの施術もたるみ改善には効果が期待できるため、一体どれを選ぶべきかと迷う方も多いかと思います。

では、この3つの違いを表にして解説していきます。

 糸リフトハイフヒアルロン酸注入
効果が表れるタイミング施術直後施術から1~2カ月後施術直後
※使用薬剤によって差があります。

ダウンタイム

3日~2週間程度2週間程度1週間程度
効果持続期間半年~3年半年~1年半年~1年
痛み少ない
※麻酔を使用します。
はじかれるような痛み
※麻酔の使用も可能
チクリとした注射の痛み
※麻酔の使用も可能

ハイフは超音波のエネルギーをSMAS層(筋膜)に熱を加えることで、内部から肌を引き締める効果が期待できます。そして、ヒアルロン酸は注射器を使用して肌にヒアルロン酸を注入する美容施術で、糸リフトとヒアルロン酸を併用することを薦めているクリニックもあります。

このようにそれぞれ特徴があるため、ご自身に合った施術をクリニックで提案してもらうことがベストでしょう。

糸リフトで期待できる4つの効果

効果①:たるみの改善

たるみが気になる部分に、糸を挿入し、たるんだ部分の皮膚や筋肉を引っ張り上げて固定することで、改善効果が期待できます。物理的に引き上げるため、施術直後から効果を感じやすいです。

効果②:小顔

老化によるたるみや、元々の骨格が下膨れ気味の顔の方は、下がっている脂肪を糸リフトで引き上げることで、輪郭がシャープになり、小顔効果が期待できます。

効果③:毛穴・小じわの改善

溶ける糸を使用して施術を受けた場合、糸が溶けると同時にコラーゲンが生成されます。そのため、たるみが原因で起こった毛穴の開きや小じわを改善する効果が期待できます。

効果④:ほうれい線・マリオネットラインの改善

ほうれい線やマリオネットラインは、真皮内のコラーゲンの減少や劣化などが原因で、皮下組織が垂れ下がってくることで、クッキリと頬や口周りに表れます。

そのため、糸リフトで垂れ下がった皮下組織を引っ張り上げ、固定することでほうれい線・マリオネットラインの改善効果が期待できます。

糸リフトのメリット

傷跡が目立ちにくい

糸リフトは、皮膚にメスを入れずにリフトアップ効果が期待できる美容施術のため、傷跡が目立ちにくいです。体への負担をできるだけ軽くしたい人におすすめします。

施術直後から効果が期待できる

糸リフトは、施術直後からリフトアップ効果を期待できる点もメリットです。一度の施術で、目に見える効果を感じたい人にぴったりです。

垂れ下がった皮下組織(脂肪)を元の位置に戻す

糸リフトは、垂れ下がってしまった皮下組織を糸を使用して元の位置に戻すことができます。
これは、ハイフやヒアルロン酸注入では、実現が難しいと言われており、糸リフトならではのメリットと言えるでしょう。

糸リフトのデメリット

定期的な施術が必要

溶けない糸で施術を受けたとしても、効果の持続期間は長くても3年程です。そのため、時期を見て定期的に施術を受けなければ、持続的な効果は期待できません。

合併症の可能性がある

糸リフトは、髪の毛が生えている部分から糸を挿入します。その際、髪の毛を一緒に巻き込んでしまったり、何らかの原因で挿入した糸によって感染を起こしてしまったりして、合併症を起こす可能性があります。

基本的には抗生物質を処方されて服薬すれば、症状も落ち着いていく傾向にありますが、ごくまれに、蜂巣炎(ほうそうえん)と呼ばれる感染症を起こした場合、抗生剤に加えて挿入した糸を取り除くことが必要です。

たるみの状態によっては効果が期待しにくい

頬の脂肪が少なすぎたり、多すぎたりする場合、糸リフトだけではたるみを改善することが難しい場合もあります。また、皮膚全体のゆるみが強い場合も同様です。

そのため、ご自身の肌の状態で効果が期待できるかどうかは、施術を受けようと考えているクリニックで事前に相談してみましょう。

糸リフトのダウンタイム

糸リフトのダウンタイムは、おおよそ3日〜2週間程度です。長くても3週間前後で、症状は落ち着きます。
糸リフトのダウンタイム中に起こり得る症状は以下の5つです。

  • 内出血
  • 赤み
  • 腫れ
  • 顔がひきつる感覚
  • 口が開けにくい

内出血や赤み、腫れは起きたとしてもおおよそ3日程度で治まりますが、顔がひきつる感覚や口が開けにくい感覚は1週間程度続く可能性があります。このような違和感が1週間以上続いた場合は、施術を受けたクリニックへ相談してください。

糸リフトのダウンタイムを早める方法

糸リフトのダウンタイムを早めるには、以下の4つに注意してください。
必ずダウンタイムが短縮されるとは言えませんが、この方法をしっかりと守ることでダウンタイムが長引くことを防ぎます。

  • あまり大きい口で笑わない
  • 運動や長時間の入浴を避ける
  • ダウンタイムが終了してから歯医者や美容院の予約をする
  • 他の美容施術は、糸リフトの施術後1カ月後から

運動や長時間の入浴で体を温めすぎると、腫れが長引く可能性があります。内出血や腫れが引いてから行うようにしてください。
また、歯医者や美容院でのシャワー・頭部への強いマッサージも、ダウンタイムを長引かせる原因になります。ダウンタイムが落ち着くまで予約を入れないようにしてください。

また糸リフトはおおよそ1カ月程度で糸が馴染んでくることを考慮して、ほかの美容施術を併用したい場合は、施術後1カ月まではNGです。

糸リフトに関してよくある質問【Q&A】

糸リフトは痛い?

糸リフトの施術では、麻酔を使用するため、施術中の痛みは少ないです。痛みが出ても1週間程度で治まることが多いです。

糸リフトの施術が受けられない人は?

糸リフトの施術が受けられない方は以下の方々です。

  • 妊娠中・授乳中の方
  • てんかん発作を起こしたことがある方
  • 極度の敏感肌の方
  • 皮膚にケロイドや、炎症・感染を起こしている状態の方
  • 麻酔薬にアレルギーがある方
  • 糖尿病・腎臓病・心臓病などの基礎疾患がある方

そもそもどうして顔がたるむの?

顔や頬がたるむ原因として「コラーゲンの減少」「筋力の低下」「むくみと脂肪の増加」が挙げられます。特に年齢を重ねるとコラーゲンの減少はもちろん、筋力が低下してしまうことで、顔がたるんでしまう方も多いです。

加えて、塩分の高い食事や甘いものばかりを食べる方ですと、むくみや脂肪の増加で年齢が若くても顔がたるんでしまうケースもあります。

皮膚が緩んでたるんだ場合も、糸リフトは効果が期待できますか?

皮膚が緩んでたるんでいる場合、糸リフトよりも、SMAS層から引き締めてリフトアップ効果が期待できるハイフがおすすめです。また、ご自身のたるみの原因が何かわからないという方は、一度クリニックへご相談ください。

当院の特徴

本記事を監修している当院では、顔の輪郭を整える糸リフトの施術として「オーダーメイド糸リフト」施術を行っています。

患者様からのご要望やカウンセリング結果はもちろん、人それぞれの脂肪のつき方やたるみの状態をしっかりと見極め、施術いたします。

糸リフト施術以外にも、ハイフや米国アラガン社が製造販売しているヒアルロン酸を使用した施術など、幅広い施術をご用意しておりますので、お気軽に当院へご相談ください。

施術概要

こんな方へ

たるみが気になる
1回の施術でたるみを改善したい
糸リフトとヒアルロン酸注入を併用したい
肌のハリを取り戻したい
ほうれい線・マリオネットラインを改善したい

痛み

ほぼなし ※個人差があります

効果継続期間

使用する糸により異なります※クリニックへご相談ください。

治療時間

10~30分

シャワー・洗髪・入浴・洗顔

当日から可能。
UVケアと保湿は入念に行い、施術当日は長時間のサウナなどは避け、シャワー浴としてください。

リスクや副作用

内出血
赤み
腫れ
顔がひきつる感覚
口が開けにくい

糸リフトの施術をお受けいただけない方

  • 妊娠中・授乳中の方
  • てんかん発作を起こしたことがある方
  • 極度の敏感肌の方
  • 皮膚にケロイドや、炎症・感染を起こしている状態の方
  • 麻酔薬にアレルギーがある方
  • 糖尿病・腎臓病・心臓病などの基礎疾患がある方

糸リフトならLUNA BEAUTY CLINICへ

今回は糸リフトの効果について解説しました。LUNA BEAUTY CLINICでは、快適な完全個室空間で、ご予約の際からお客様の「綺麗になりたい」という気持ちと誠心誠意向き合い、サポート・プロデュースさせていただきます。

糸リフト施術料金一覧表に興味がある方は、お気軽に当院へご相談ください。

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