ヒアルロン酸注射の持続期間は?効果や長続きさせる方法を解説
2024.07.29
「ヒアルロン酸注射の持続する期間が知りたい」「ヒアルロン酸の効果を長持ちさせたい」という方はいませんか?
本記事ではヒアルロン酸注射について、期待できる6つの効果や持続期間、長続きさせる方法を徹底解説します。
目次
ヒアルロン酸注射とは?
ヒアルロン酸注射とは、ヒアルロン皮膚充填剤という医療用のヒアルロン酸を、症状が気になる部分の皮膚へ注入させる美容施術のことです。ヒアルロン酸注射は顔以外にも、膝や肩などにも注射することができ、注射部位によって期待できる効果は違います。
そして、美容施術として使用されるヒアルロン酸は、期待できる効果をできるだけ長く持続させるために、ヒアルロン酸の分子同士を結び付けて吸収されにくい構造に加工されたもの(架橋)が使用されています。
しかし、ヒアルロン酸の中には質の悪いものもあるため、実際にヒアルロン酸注射を打つ際は、厚生労働省やアメリカのFDA(食品医薬品局)が認可しているものを採用しているクリニックを選ぶ必要があります。
ヒアルロン酸注射のメリット
ヒアルロン酸注射のメリットは以下の6つです。
- 副作用が少ない
- 即効性がある
- 1回の施術時間が短い(10~15分程)
- ナチュラルな仕上がりになる
- 施術前の状態に戻すことができる
- 打ち続ければ長期的な効果持続が期待できる
ヒアルロン酸は、私たちの体内に元々存在している成分であるため、重篤なリスクが少ないことや即効性があることなど、様々なメリットが考えられます。
特に、失敗したり気に入らなかったりしたときには、ヒアルロン酸を分解する「ヒアラーゼ」という成分を使用することによって、施術前の状態に戻すことができる点も魅力と言えるでしょう。
ヒアルロン酸注射のデメリット
ヒアルロン酸注射のデメリットは以下の3つです。
- 持続期間が短い
- 顔への施術は自費診療
- 人によっては痛みを伴うこともある
ヒアルロン酸は、体内に吸収されやすいため、持続期間が約1年程とされています。
種類や施術部位にもよりますが、施術から半年頃には完全にヒアルロン酸が吸収されてしまうこともあります。
加えて、ヒアルロン酸注射は顔への施術の場合、保険が適用されず、自費診療となることや、人によっては注射器特有のチクリとした痛みを感じることもデメリットと言えるでしょう。
ヒアルロン酸注射で期待できる6つの効果
効果①:シワ・たるみの改善
ヒアルロン酸注射は、シワやたるみを改善する効果が期待できます。
加えて、ヒアルロン酸注射には肌のハリやツヤを与える効果も期待できるため、何歳になっても若々しい印象を与えることができるでしょう。
効果②:ほうれい線・マリオネットライン・ゴルゴラインの改善
ヒアルロン酸注射は、「ほうれい線」「マリオネットライン」「ゴルゴライン」の改善にも効果が期待できます。セルフケアだと効果を実感するのに時間がかかる症状ですが、ヒアルロン酸注射をすることで見た目に大きな変化を与えてくれることが期待できるでしょう。
効果③:加齢によるこめかみ・頬のボリュームの改善
こめかみや頬は年齢を重ねるごとに凹みやすい部位です。
そのため、加齢が原因でこめかみや頬のボリュームが減少して顔全体がこけたように見えることもあります。
このとき、ヒアルロン酸注射を打つことで、凹んだ部分をふっくらとさせ、綺麗な卵型の輪郭を作り出す効果が期待できます。
効果④:涙袋形成
涙袋とは下まぶたにある膨らみの部分です。涙袋があることで、目が大きく見えたり、顔に立体感が出て小顔に見えたりします。
涙袋は眼輪筋(がんりんきん)という筋肉が元になっており、発達している人は涙袋がくっきりとしています。
しかし、年を取ったり眼輪筋を使わない期間が長くなったりすると、筋肉が弱くなって涙袋は自然になくなってしまうこともあります。
このような場合でも涙袋の部分にヒアルロン酸を注射することで涙袋を作れるのが魅力です。
効果⑤:唇のボリューム増加
ヒアルロン酸注射は、唇に注入することでボリュームを与える効果も期待できます。
生まれつき唇が薄いことをコンプレックスと感じられている方でも、ふっくらとした唇に生まれ変わることができるのです。
効果⑥:関節の痛み緩和
変形性膝関節症や肩関節周囲炎(五十肩)、関節リウマチなど、軟骨がすり減ったり炎症を起こしたりした部位にも効果が期待できます。ヒアルロン酸はこのような部位に対してクッションや潤滑油のような役割を果たします。関節の痛みを少しでも和らげたい方におすすめできます。
ヒアルロン酸注射の持続期間
ヒアルロン酸注射は、施術後から2週間程で安定し、その後半年~1年程かけて体内に吸収されていきます。またヒアルロン酸の種類によって持続期間は違い、比較的、持続期間が長いのは「ボリューマXC」の約2年です。
種類ごとの持続時間は以下の通りです。使用する部位や、改善したい悩みによって持続期間は左右されますので、一つの指標として参考にしてみてください。
- ボリューマXC:約2年
- ボリフトXC:約1年
- ボルベラXC:約1年
- ボラックスXC:約1年半~
- ボライトXC:約9カ月~
- クレヴィエル:約1年~1年半
- ビタールライト:約半年~1年
- リデンシティⅡ:約9カ月~1年
- レスチレンリド:約3カ月~半年
- ベロテロ:約1~2年
ヒアルロン酸注射の効果を長続きさせる方法
肌の悩みに合ったヒアルロン酸を注射する
ヒアルロン酸注射の期待できる効果を長続きさせるためには、肌の悩みに合ったヒアルロン酸を注射することが大切です。ヒアルロン酸にも様々な種類があるため、施術を受けるクリニックとしっかり相談をして、自分に合ったヒアルロン酸を選びましょう。
施術後のマッサージ・美顔器の使用は控える
施術後にマッサージや美顔器を使用すると、ヒアルロン酸の注入部が変形してしまい、思うような効果が出ない可能性があります。
どの程度控えるべきかは施術を受けるクリニックへ相談してください。
規則正しい生活をする
食生活や睡眠が乱れていると、元から体内で生成されているヒアルロン酸の生成速度が遅くなり、ヒアルロン酸注射で注入したヒアルロン酸の吸収を早めてしまいます。規則正しい生活とご自身に合った適度な睡眠を意識しましょう。
繰り返し施術を受ける
ヒアルロン酸注射を繰り返し打つことで、周囲にコラーゲンの膜が生成され、吸収されにくくなる効果が期待できます。そのため、期待できる効果を長続きさせたいのならば、定期的にヒアルロン酸注射を打つことが大切です。
ヒアルロン酸注射の効果や期間に関するよくある質問【Q&A】
マッサージはいつからOKですか?
ヒアルロン酸注射を打ち続けるリスクはありますか?
ヒアルロン酸注射は効果を感じなくなっても続けるべきですか?
ヒアルロン酸をセルフで注射しても効果を実感できますか?
なぜ種類によって持続期間が違うのですか?
当院の症例写真
当院でヒアルロン酸注射の施術を受けられた方のビフォーアフター写真をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
当院の3つの特徴
当院では、米国アラガン社が製造販売しているヒアルロン酸「ジュビダームビスタ®」を使用して施術を行っています。
ジュビダームビスタ®シリーズは、日本国内で初めて厚生労働省の認可を受けたヒアルロン酸で、期待できる効果の持続性やなめらかな仕上がりになることが魅力です。
また、当院ではジュビダームビスタ®シリーズの「ボルベラXC」「ボリフトXC」「ボリューマXC」「ボラックスXC」の4種類を、お客様の肌の悩みに応じて使い分けています。
こんな方へ
ほうれい線・マリオネットライン・ゴルゴラインが気になる
肌にハリやツヤを取り戻したい
肌の保湿力をアップさせたい
期待できる持続効果が長いヒアルロン酸が良い
痛み
ほぼなし
※麻酔時、注射特有の痛みを感じる方もいます。
リスクや副作用
- 内出血
- 腫れ・むくみ
- チンダル現象(透けて青く見える状態)
これらの副作用はまれに発生します。どの副作用も自然に改善しますが、深刻な症状が出た場合は、ただちにクリニックへご相談ください。
ヒアルロン酸注射ならLUNA BEAUTY CLINICへ
本記事を監修している当院「LUNA BEAUTY CLINIC」では、快適な完全個室空間で、ご予約の際からお客様の「綺麗になりたい」という気持ちと誠心誠意向き合い、サポート・プロデュースさせていただきます。
今、ヒアルロン酸注射に興味がある方や、ヒアルロン酸注射の実績が豊富なクリニックをお探しの方は、ぜひ一度当院へご相談ください。
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