「社会人になってからよく顎にニキビができる」という悩みをよく聞きます。実は、顎ニキビは大人になってからできるニキビとして有名です。しつこく頻繁にできてしまうのも特徴で、多くの女性が悩まされています。
今回はこの「顎ニキビ」をテーマに、今すぐ試せる即効性のある対処法や日々の予防法などについて解説します。
目次
顎ニキビができる4つの原因
ホルモンバランスの乱れ
1つ目はホルモンの影響です。女性には月経があるため、日々ホルモンのバランスが変わります。生理の前になるとプロゲステロンという黄体ホルモンの分泌が盛んになります。黄体ホルモンの影響で皮脂の分泌が活発になり、毛穴が詰まってニキビができやすくなるのです。
また、仕事や家事、子育てが忙しく、寝不足やバランスの悪い食生活が続くと、自律神経が乱れてしまいます。自律神経の乱れによりホルモンバランスが崩れ、角質層が厚くなるなど、ニキビができやすい土壌を作る要因となります。
外部からのさまざまな刺激
2つ目は、顎が外部からの刺激を受けやすい部位であることです。マスクが擦れたり、産毛を剃るために剃刀をあてるなど、顎は日常の中でもよく触れる場所です。そのため、指先などから菌が入るリスクが高いと言えるでしょう。
その他、紫外線もニキビを作りやすい外部刺激となります。
皮脂が多く乾燥しやすい
3つ目は、顎が汗をかきにくい場所であるということです。顎は汗腺が少ないため汗をかきにくく肌が乾燥しやすくなっています。乾燥から肌を守るため皮脂の分泌が活発になると毛穴が詰まってしまうことがあります。その毛穴詰まりが皮脂の酸化や炎症を引き起こし、ニキビができる原因になるのです。
肌の新陳代謝が悪い
4つ目は肌の新陳代謝による影響です。新しい皮膚が作られ、古い皮膚が剥がれることで肌は日々生まれ変わっています。このサイクルを「ターンオーバー」といいます。しかし、不規則な生活や栄養不足、血行不良などにより、ターンオーバーは乱れてしまいます。。
ターンオーバーが乱れると、古い皮膚が上手く剥がれ落ちず、毛穴が詰まりやすくなります。このことが、ニキビの発生に繋がるのです。
即効性に期待できる顎ニキビの治し方
顎ニキビができてしまった場合、どのように対処すれば良いのでしょうか? 今すぐ簡単に試せて、即効性が期待できる顎ニキビの治し方を2つご紹介します。
すぐに塗り薬を使う
顎ニキビができていることに気づいたら、すぐに塗り薬を使いましょう。抗炎症効果のあるものがおすすめです。早めに塗ることで、ニキビが炎症で腫れるのを抑えられます。ニキビができている場所全体に行きわたらせるように薬を塗ってください。よく浸透させるため、絆創膏を貼るとさらに効果が期待できます。
顎ニキビを触らない
顎ニキビができるとつい触りたくなりますが、指先で触れるとばい菌が入り、さらに炎症が酷くなる可能性があります。触るのを我慢することで患部を守り、結果的に早く治ることに繋がります。
顎ニキビを作らないために意識したい予防方法6選
顎ニキビができてしまった場合、正しい対処法をとることも大切ですが、欠かせないのは日々の予防です。「そもそも顎ニキビを作らない」ためにはどんなことに気をつければ良いのでしょうか? 予防方法を6つご紹介します。
バランスの良い食事をとる
1つ目の予防方法は「バランスの良い食事をとる」ことです。1日3回、必要な栄養素を意識して何でもバランス良く食べましょう。
特にタンパク質やビタミンB群、ビタミンCなどは積極的に摂取しましょう。貧血にならないための鉄分や、お通じを良くする食物繊維も大切です。
反対に、脂質は摂り過ぎないよう注意が必要です。脂の摂り過ぎは肌トラブルの原因になります。ジャンクフードや甘いおやつの食べ過ぎには気を付けましょう。
質の良い睡眠をとる
2つ目の予防方法は「質の良い睡眠をとる」ことです。睡眠は肌のターンオーバーと深い関係があります。しっかりと眠ることで、自律神経が整い、肌の正常な新陳代謝を促します。
また、睡眠のサイクルにも気を付けましょう。平日と休日で起床時間や就寝時間が大きく違う方は要注意です。なるべくいつも同じ時間に寝て同じ時間に起きるよう心がけましょう。
角質・保湿ケアを怠らない
3つ目の予防方法は「角質のケアと保湿に力を入れる」ことです。毛穴が詰まってしまわないよう、洗顔の際は古い角質をきちんと取り除くことが大切です。角質ケアが可能なアイテムもありますので、活用してみると良いでしょう。
また、顎は顔の中でも非常に乾燥しやすい部位です。乾燥させないことは、ニキビの発生を防ぐ大切なポイント。保湿は欠かせません。肌への刺激が少なく、さっぱりしたスキンケア用品を使いましょう。
丁寧に洗顔をする
4つ目の予防方法は「丁寧な洗顔」です。メイクをしっかり落とそうとするあまり、力任せに肌を擦ってしまう人がいますが、これはおすすめできない洗顔方法です。清潔に保つことは大切ですが、強すぎる刺激は肌にダメージを与えてしまいます。
洗顔料はしっかり泡立て、やさしく丁寧に洗いましょう。洗い流すときはぬるめのお湯を使うのがおすすめです。
クレンジングや洗顔はきれいに洗い流す
5つ目の予防方法は「クレンジング用品や洗顔料のすすぎ残しに注意する」ことです。クレンジングや洗顔後、充分にすすぎをしないと肌トラブルを招くことも。洗浄成分が肌に残ってしまうと、ニキビができるリスクが高まります。顔を洗った後には、すすぎ残しがないかきちんとチェックする習慣をつけましょう。
紫外線対策をする
6つ目の予防方法は「紫外線対策を欠かさない」ことです。紫外線は肌にダメージを与える要因の1つです。必ず日焼け止めや日傘などで紫外線を防ぐようにしましょう。日焼け止めも、クレンジング用品や洗顔料と同じで肌に残るとニキビの原因になってしまいます。顔を洗う際、丁寧に洗い流すよう心がけましょう。
治らない顎ニキビはクリニックに相談
もし「顎ニキビが大量にできてしまった」「いつまでも顎ニキビが治らない」という場合はクリニックに相談しましょう。長引く顎ニキビを放置したり、間違ったセルフケアをすることで、さらに肌の状態が悪化する可能性があります。
クリニックでは医師がしっかり原因を見極め、適切な治療方法を考えてくれます。「そうは言っても、症状をきちんと伝えられるか不安」「先生が怖かったらどうしよう」などの不安がある方は、本記事を監修しているNOVUS Beauty Clinicにご相談ください。当院では、顎ニキビのお悩みに対してハイドラフェイシャルやダーマペン4などの施術を取り揃えております。
当院の3つ特徴
徹底した事前準備・アフターケア
当院はご予約から治療までの間、カウンセリングや診察を通じてお客様の悩みに寄り添います。事前準備やアフターケアを徹底的に行うため、お客様に安心していただけるサービスを心がけております。
通院しやすい立地
当院は2024年7月時点で「池袋駅前院」「銀座院」「新宿西口院」「大宮駅前院」の4院を展開中です。いずれも駅からのアクセスが良いため通院しやすく、多くのお客様にご来院いただいています。お仕事帰りやお出かけ中の空き時間にふらっと訪れやすいのが魅力です。
丁寧なカウンセリング
当院では、従来の「お客様が医師(施術担当者)の待つ診察室へ行く」スタイルではなく、「医師(施術担当者)が、お客様のいらっしゃる個室へ行く」スタイルを採用しています。プライベート空間でじっくりと時間をかけてお客様に向き合うことを心がけており、一人ひとりに合う治療をご提案しています。
顎ニキビを治してきれいな肌を取り戻そう
顎ニキビができる原因から即効性のある対処法、顎ニキビができないための予防方法について説明しました。大切なポイントを押さえ、顎ニキビから肌を守りましょう。
当院では丁寧なカウンセリングに力を入れています。「ワンランク上の美」を目標に、一人ひとりの悩みを時間をかけてヒアリングし、ベテランの医師や看護師が症状に合わせて適切な施術を行います。完全個室でのカウンセリングや施術のため、プライバシーもしっかり守られます。豊富な機器を導入し、お悩みに合わせた幅広い施術メニューを提供していますので、お気軽にご相談ください。
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