糸リフトの3つのデメリット|失敗例・副作用を解説

この記事では糸リフトのデメリットや失敗例・副作用を紹介するほか、糸リフトがどのような人におすすめなのかを解説します。リスクや注意点を知ることによって、糸リフトが自分にとって適切な施術かどうか判断できるでしょう。糸リフトを受けようか考えている人は、ぜひ参考にしてください。

目次

糸リフトとは?

糸リフトとは、特殊な糸を皮膚の下に通すことで気になる部分をリフトアップできる施術です。メスを使用する方法と比べて、リスクが少なく短時間で行うことができます。また、糸を挿入した刺激によりコラーゲンの生成が促進されるため、肌のハリツヤをアップさせる効果も期待できます。

糸リフトのデメリット

効果が永久に続かない

糸リフトの効果は永続的ではありません。糸の種類や本数によって異なりますが、効果の持続期間は約半年~1年半です。
糸リフトの効果を持続させるためには、定期的に施術を受け続ける必要があります。皮膚の状態にもよりますが、半年~1年のペースが目安です。施術を繰り返すことで、糸リフトの効果がより高まると言われています。

感染症のリスクがある

糸リフトで使用する糸の種類は、時間とともに溶ける糸(吸収性)と溶けない糸(非吸収性)に分かれます。
溶けない糸を使用した場合、まれに感染症を発症するリスクがあります。感染すると赤みや腫れ、しこりなどの症状が現れることもあり、感染の程度によっては糸を抜き取らなければいけません。
糸を選ぶ際は、感染症のリスクについて医師に確認しましょう。

顔が引きつることがある

糸リフトの施術後、顔がひきつっているように感じる場合があります。通常は時間の経過とともに改善し、2~3日で気にならなくなることが多いです。しかし、糸を挿入する部位や深さがずれていたり、糸を引き上げすぎたりした場合は、しばらく違和感が残る可能性もあります。
1か月様子を見たうえで、治らない場合はクリニックに相談しましょう。

糸リフトのメリット

たるみが改善する

糸リフトは、土台からたるみを引き上げて本来の位置に戻すので、フェイスラインがすっきりして若々しい印象へ導きます。ほうれい線や目の下のたるみなど、糸を入れる部位によってさまざまな効果が期待できます。

傷跡が残りにくい

皮膚を切らないので傷跡が残りにくいこともメリットのひとつです。皮膚を切開してたるみを引き上げるフェイスリフト手術の場合、耳の前側などに5cm程度の傷跡が残り、目立たなくなるまで半年~1年程度の時間がかかります。
一方で糸リフトの場合はこめかみの横から穴を開けますが、ごく小さいので気にならないでしょう。傷跡は1週間程度でかさぶたになり、かさぶたが取れた後はほとんど目立たなくなります。

施術後すぐに効果が実感できる

糸リフトは物理的に顔の組織を引き上げるので、施術直後から効果を感じやすいのが特徴です。
糸リフトと同じくリフトアップ効果が期待できるハイフの場合、施術の約1か月後に効果を感じる人が多いようです。切開フェイスリフトの場合は、施術後1~2週間ほど顔に圧迫用のガードルやサポーターなどを付ける必要があるため、やはりすぐには効果を実感できません。
糸リフトは顔に包帯を巻く必要もないので、施術直後から見た目の変化を実感しやすいのが魅力です。

糸リフトの副作用

個人差がありますが、施術後に腫れやむくみを感じることがあります。また、施術当日から数日間ほど痛みを感じたり、糸を挿入した箇所に内出血が起こったりする可能性もあります。口が開けにくい場合や、一時的な引きつり感や肌のデコボコを感じる場合もあるようです。
いずれも1~2週間程度で落ち着き、時間の経過とともに気にならなくなります。

糸リフトの失敗例

糸が透けて見える

糸リフトで起こる失敗の一つが、肌の上から糸が透けて見えてしまうことです。
皮膚の厚さには個人差があるため、施術の際には皮膚が薄い人にはより細い糸を使ったり、通常より深い層に入れたりする必要があります。経験の浅い医師が施術を行うと、皮膚の厚みの違いを考慮せずに太い糸を使ったり、浅すぎる場所に入れて糸が透けて見えてしまうことがあります。

肌の表面がボコボコしてしまう

糸リフトの施術後、肌の表面に歪みが生じたりボコボコしてしまう場合もあります。これには以下の原因が考えられます。

・糸が表皮と平行に入っていない
・浅い層に糸を入れた
・トゲが大きな糸を使用した

ボコボコ感は1~2週間で落ち着くことがほとんどなので、1ヶ月は様子を見ましょう。1ヶ月以上経過しても改善されない場合は、クリニックに相談してください。

理想と違う仕上がりになった

せっかく施術を受けたのに、仕上がりが理想と違っていたり、効果を感じられないこともあります。
この失敗は、医師と理想のイメージを共有できていなかった場合や、期待できる効果について十分な擦り合わせをしていなかった場合に起こり得ます。希望通りの仕上がりになるかどうかは、医師の技術によるところも大きいです。
カウンセリングでは、理想とする形の画像を複数枚用意して、自分のなりたいイメージがしっかりと伝わるようにしましょう。

糸リフトがおすすめな人

・フェイスラインのもたつきが気になる
・顔をメスで切りたくない
・すぐに効果を実感したい
・肌にハリやツヤを与えたい
・将来のたるみ予防をしたい

糸リフトは顔にメスを入れることなく、リフトアップ効果を狙う施術です。切開フェイスリフトのように大がかりな手術ではないので、なるべく体に負担をかけたくない人におすすめできます。
また、即効性を求める場合にも適しています。皮膚の土台から物理的に持ち上げるため、施術直後からリフトアップ効果を実感しやすいのが特徴です。

コラーゲン生成によって将来のたるみ予防にもつながるため、長期的なアンチエイジング効果を狙いたい場合にも向いています。

糸リフトがおすすめでない人

・忙しくてダウンタイムを取れない
・体内に異物を入れたくない

仕事や家事で忙しくダウンタイムが取れない場合や、体内に異物を入れることに抵抗を感じる人には、糸リフトはあまりおすすめできません。
糸リフトは、リフトアップ治療の中ではダウンタイムが少ない施術ですが、施術当日~翌日は痛みや違和感を感じることがあります。施術の翌日までは、なるべく仕事や予定を入れずに安静にして過ごしましょう。

糸リフトに関してよくある質問【Q&A】

施術後に痛みはありますか?

ダウンタイムはどのくらいですか?

当院の特徴

本記事を監修している当院では、顔の輪郭を整える糸リフトの施術として「オーダーメイド糸リフト」施術を行っています。

患者様からのご要望やカウンセリング結果はもちろん、人それぞれの脂肪のつき方やたるみの状態をしっかりと見極め、施術いたします。

糸リフト施術以外にも、ハイフや米国アラガン社が製造販売しているヒアルロン酸を使用した施術など、幅広い施術をご用意しておりますので、お気軽に当院へご相談ください。

施術概要

こんな方へ

たるみが気になる
1回の施術でたるみを改善したい
糸リフトとヒアルロン酸注入を併用したい
肌のハリを取り戻したい
ほうれい線・マリオネットラインを改善したい

痛み

ほぼなし ※個人差があります

効果継続期間

使用する糸により異なります※クリニックへご相談ください。

治療時間

10~30分

シャワー・洗髪・入浴・洗顔

当日から可能。
UVケアと保湿は入念に行い、施術当日は長時間のサウナなどは避け、シャワー浴としてください。

リスクや副作用

内出血
赤み
腫れ
顔がひきつる感覚
口が開けにくい

糸リフトの施術をお受けいただけない方

  • 妊娠中・授乳中の方
  • てんかん発作を起こしたことがある方
  • 極度の敏感肌の方
  • 皮膚にケロイドや、炎症・感染を起こしている状態の方
  • 麻酔薬にアレルギーがある方
  • 糖尿病・腎臓病・心臓病などの基礎疾患がある方

糸リフトならLUNA BEAUTY CLINICへ

今回は糸リフトの効果について解説しました。LUNA BEAUTY CLINICでは、快適な完全個室空間で、ご予約の際からお客様の「綺麗になりたい」という気持ちと誠心誠意向き合い、サポート・プロデュースさせていただきます。

糸リフト施術料金一覧表に興味がある方は、お気軽に当院へご相談ください。

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