レーザートーニングはシミやそばかす、毛穴の黒ずみなどの改善効果が期待できる治療です。
この記事では、レーザートーニングの効果的な施術回数について紹介します。施術頻度や回数、効果を持続させる方法も解説しているので、レーザートーニングを検討している人は参考にしてください。
目次
レーザートーニングの効果的な施術回数
レーザートーニングの効果的な施術回数は、一般的に5~8回程度とされています。
レーザートーニングはメラニンに働きかけて、少しずつ肝斑やシミを薄くする施術です。1回の施術では効果を実感しにくいため、複数回の治療が必要です。3回程度で肝斑やシミが薄くなったと実感する人もいれば、10回程度で効果を感じる人もいます。
レーザートーニングは、効果の感じ方や持続期間に個人差のある施術です。理想とする肌も一人ひとり異なるため、カウンセリングの際に希望をしっかり伝える必要があります。
レーザートーニングを複数回おこなう理由
レーザートーニングを複数回にわけて施術を行う理由は「レーザーの威力」にあります。レーザートーニングの治療は、肌の負担にならない優しいエネルギーで照射するため、メラノサイトを刺激しません。
メラノサイトとは、シミの原因となる色素であるメラニンを作り出す「メラニンの生産工場」です。紫外線を浴びて過剰に作られたメラニンが皮膚の表面に運ばれるとシミや黒ずみができるのです。
レーザーの出力を高めれば肌への刺激が強くなり、症状を悪化させる恐れがあるため、優しいエネルギーで照射します。そのため、1回の施術では効果を実感しにくく、複数回行う必要があるのです。
レーザートーニングの施術頻度
レーザートーニングの適切な施術頻度は「何回目の施術か」によって異なります。具体的な施術頻度の一例は、次の通りです。
- 1~5回目…1~2週間に1回程度
- 5~10回目…2週間に1回程度
- 10回目〜…1カ月に1回程度
レーザートーニングは、施術を続けることで肝斑やしわ、たるみへの効果を実感しやすくなります。
とくに治療開始まもなくは、1~2週間以内に1回程度の施術がおすすめです。前回の効果が残っているうちに施術をすることで、より高い効果を感じやすくなります。
ただ、レーザートーニングの適切な施術頻度や回数は、人それぞれ異なります。適切な治療を受けるためにも、カウンセリングの段階で相談しておくと安心です。
レーザートーニングで得られる効果の持続期間
レーザートーニングで得られる効果の持続期間は、個人差があります。肌質や状態により異なりますが、早ければ6カ月程度で効果を実感できるでしょう。
ただレーザートーニングは、効果が永久的に続く治療ではありません。効果を長持ちさせるためには、毎日のセルフケアが大切です。
レーザートーニングの効果を長持ちさせる方法
レーザートーニングの効果を実感しやすくする具体的な方法を3つ紹介します。
保湿を徹底する
レーザートーニングの施術後は、保湿対策を徹底しましょう。朝と夜の洗顔時だけでなく、昼間の乾燥もあなどれません。夏のエアコンや冬の暖房器具により、昼間の肌は乾燥しやすい状態です。
朝晩のケアも十分に行いながら、化粧水ミストやスティック美容液などで昼間の乾燥も予防しましょう。
UVケアを心がける
レーザートーニングの施術後は、UVケアも大切です。施術後すぐの肌は敏感で、紫外線の刺激に弱いため、UVケアを怠ると効果を実感しにくくなります。
レーザートーニングの施術後に外出する際は、日焼け止めを必ず塗りましょう。また、日傘や帽子を併用して、なるべく日光を浴びないようにすることが大切です。
また、日焼け止めは2~3時間に1回程度の塗り直しが必要です。とくに夏の暑い時期は、日焼け止めが汗で流れやすいです。塗り直しが難しい場合は、スプレータイプの日焼け止めを活用しましょう。
内服薬を取り入れる
施術後のケアに内服薬を取り入れることで、シミやそばかすの再発予防効果が期待できます。とくに「トラネキサム酸」はメラニンの生成を抑える作用があり、美白ケアに有効とされています。興味がある人は、担当の医師に相談しましょう。
レーザートーニングの副作用
レーザートーニングは肌の負担にならない程度の優しいエネルギーで照射するため、副作用のリスクが少ない治療とされています。しかし肌質や肌の状態によって、可能性がゼロではありません。
考えられる副作用やリスクは主に以下の3つです。
- 湿疹や吹き出物…レーザートーニング後、皮脂の過剰分泌により湿疹や吹き出物、ニキビなどの症状が見られることがあります。ただ、あくまで一時的な反応です。早ければ数時間~1週間前後で自然に治まります。不必要に触れないよう注意しましょう。
- 一時的に濃くなる…レーザートーニングの施術後に、肝斑やシミが一時的に濃くなることがあります。1週間程度で徐々に薄くなる場合がほとんどですが、気になる人はコンシーラーなどで隠しても問題ありません。
- 白斑(はくはん)の恐れ…レーザートーニングは白斑のリスクがあります。白斑とは、肌内部のメラニンが消失して、皮膚が白くなる症状です。高出力のレーザー光を照射したり、短期間に繰り返し施術が行なわれたりした場合にリスクが高まります。必要以上に肌へダメージを与えないように、施術頻度や回数は医師の判断に従いましょう。
レーザートーニングに関するよくある質問【Q&A】
レーザートーニングは痛みを感じますか?
レーザートーニングはダウンタイムがありますか?
当院の特徴
当院では最新機器「ピコシュア」を用いて施術を行います。カウンセリングを通じて、お客様の肌の状態やご要望に合わせて施術プランを決めていきます。
レーザートーニングならLUNA BEAUTY CLINICへ
今回はピコトーニングについて解説しました。LUNA BEAUTY CLINICでは、快適な完全個室空間で、ご予約の際からお客様の「綺麗になりたい」という気持ちと誠心誠意向き合い、サポート・プロデュースさせていただきます。
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