「ほうれい線が目立って年齢より老けて見える気がする」「ほうれい線を消したい」
口元のほうれい線に関して、このような悩みを多く耳にします。ほうれい線は老化と深い関係があることから、アンチエイジングのためにしっかり対策をとりたい症状の1つです。この記事では、ほうれい線が目立つ原因から、今すぐできるセルフケア、美容クリニックでの本格的な治療まで解説します。ぜひ最後までお読みください。
目次
ほうれい線ができる3つの原因
ほうれい線ができる主な原因は次の3つです。
皮膚の老化
ほうれい線ができる1つ目の原因は皮膚の老化です。皮膚の内部である真皮の中ではコラーゲンというタンパク質が肌を支え、そのコラーゲン同士をエラスチンという別のタンパク質がつないでいます。コラーゲンの隙間には、水分を保つヒアルロン酸が存在しています。
しかし、これらの成分は年を重ねるごとに数が減っていきます。その影響で皮膚の弾力やうるおいがなくなり、ほうれい線や深いシワが刻まれやすくなるのです。
表情筋の衰え
2つ目の原因は、顔の筋肉の衰えです。体の部位と同じく、顔の筋肉も加齢により衰えます。顔の表情をつくるのに関係する筋肉を総称して表情筋と呼びますが、その中でも特に口の周りの口輪筋（こうりんきん）が衰えると、口元の皮膚がたるんでほうれい線ができやすくなるのです。
口輪筋は加齢だけでなく、「無表情でいる時間が長い」「ものを食べるときよく噛まない」などの状態が続いた場合も衰えやすいと考えられています。これらのクセがある方は若くてもほうれい線が目立ってしまう可能性があるため、積極的に表情筋を動かす意識をしましょう。
肌の乾燥
3つ目の原因は肌の乾燥です。紫外線や温度・湿度の低下、エアコンの風などにより乾燥した状態が続くと、肌は大きなダメージを受けます。皮膚の表面の凹凸が目立ち、肌のターンオーバーが乱れるだけでなく、コラーゲンなど肌の弾力を保つ成分も減ってしまいます。
肌がダメージを負うと、シワやほうれい線がしっかり刻まれてしまいます。
ほうれい線のリフトアップに期待できるセルフケア4選
ほうれい線の予防や改善に役立ち、リフトアップ効果が期待できるセルフケアは次の4つです。
口輪筋を鍛える
口輪筋（こうりんきん）を鍛えることはリフトアップに効果的です。筋肉によって肌をしっかり支えられるようになると、ほうれい線が目立ちにくくなります。口輪筋を鍛える具体的なトレーニングには、以下のようなものがあります。
- 唇を前に突き出し、ひょっとこのように左右に動かす
- 鼻の下を伸ばす
- 口の中で歯茎をなぞるように舌をぐるぐる回す
- 「あ」と「う」の形を交互に作る
- 口角を上げることを意識してにっこり笑う
鏡を見ながら筋トレを行うと、筋肉の動きが目に見えてわかるため、おすすめです。
保湿を徹底する
乾燥は肌にダメージを与え、老化を早めます。顔を洗った後はすぐ保湿効果の高い化粧水や美容液でケアをしましょう。スキンケアの最後や夜寝る前に乳液やクリームを重ねることも効果的です。
紫外線も皮膚を乾燥させる要因になりますので、外出の際は必ずUVカット化粧品や日焼け止めを使い、日傘などで肌を守るようにしてください。
ほうれい線に触らない
ほうれい線が目立つようになると、気になってつい触ったり、しわの部分をやみくもにマッサージしたりしがちです。しかし、顔には筋肉と骨をつなぐリガメントという組織が存在し、無理に伸ばされてしまうと、肌がたるむ原因になります。ほうれい線は肌がたるむことでさらに目立ちやすくなってしまうため、むやみに触らないよう気をつけましょう。
美顔器を使う
美顔器の活用もほうれい線の予防や改善に効果が期待できます。ごく弱い電流で顔の筋肉を刺激するものや、電磁波を活用してコラーゲンの生成を助けるもの、超音波で肌をマッサージするものなど、さまざまな種類の美顔器が市販されています。効果の現れ方は人それぞれなので、自分に合ったものを選び、続けてみましょう。
ほうれい線のリフトアップに期待できる治療方法
セルフケアで効果が実感できなかった方や、ほうれい線がはっきり目立ってしまっている方には、美容クリニックでの施術がおすすめです。美容クリニックなら、専門の医師が一人ひとりの肌や骨格の状態に合わせて適切な治療方法をアドバイスしてくれます。美容クリニックで受けられる主なほうれい線リフトアップに関する施術は次の2つです。
ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸は皮膚のうるおいを保つ成分で、これをほうれい線に注射することで溝が埋まり、肌の凹凸が目立ちにくくなります。
ヒアルロン酸注射は痛みが少なく、ダウンタイムも短いとされています。内出血などの副作用が起きなければ施術当日、すぐにメイクをすることも可能です。痛みが心配な方には部分麻酔などで対応してくれるクリニックもあります。
ハイフ（HIFU）
ハイフ（HIFU=High Intensity Focused Ultrasound）は「高密度焦点式超音波」のことで、超音波が肌の深い部分に熱を加え、皮膚を引き締めます。たるみを改善する効果が期待できるため、ほうれい線も目立ちにくくなります。
また、ハイフの照射にはコラーゲン生成を活性化する働きもあると考えられているため、肌質の改善にも効果的です。ヒアルロン酸注射同様、ダウンタイムの短い施術なので、気軽に受けられます。
糸リフト
糸リフトは「スレッドリフト」という名称で呼ばれることもあります。肌のたるんでしまった部分を糸で引き上げることで、ほうれい線を目立ちにくくします。糸には特殊な突起がついており、皮下組織をひっかけられるようになっています。
ダウンタイムは、ヒアルロン酸注射やハイフに比べるとやや長めですが、メスを使わない施術なので、長くても1週間程度で腫れや赤みが落ち着きます。
ほうれい線のリフトアップに関するよくある質問【Q&A】
ほうれい線のリフトアップに関するよくある質問にお答えします。
ほうれい線のリフトアップには何が一番効きますか？
ほうれい線をリフトアップすれば絶対に消えますか？
ほうれい線のリフトアップ治療は半永久的に効果が持続しますか？
ほうれい線のリフトアップならLUNA BEAUTY CLINICへ
本記事を監修している当院「LUNA BEAUTY CLINIC」では、快適な完全個室空間で、ご予約の際からお客様の「綺麗になりたい」という気持ちと誠心誠意向き合い、サポート・プロデュースさせていただきます。
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