肌にたるみが生じる4つの原因|予防方法や改善方法も解説
2024.07.16
年齢を重ねるごとに気になり始める肌のたるみ。いつまでも美しく、ハリのある肌を保ちたいと思っている方は多いのではないでしょうか。肌のたるみ解消には、美容クリニックでの施術がおすすめです。
この記事では肌がたるむ原因と、効果的な予防・改善方法について紹介します。
目次
肌のたるみとは
肌のたるみはフェイスラインが緩むことで引き起こされます。・頬のほうれい線が目立つ
- 顎の脂肪が下がり、首とつながって見える
- 二重顎になる
- 目尻が重く腫れぼったい
- 顔の輪郭が卵型から四角になった
- 口角が下がりシワが深く見える
などの変化は、たるみ対策を始めるサインです。
たるみは斜めから見た時に目立つため、鏡の角度を変えてチェックしてみましょう。肌のたるみは輪郭や顔全体をぼんやりと見せ、シミやシワ以上に老けた印象を持たせてしまう場合があります。h2肌のたるみが生じる4つの原因
肌のたるみには、主に4つの原因があります。それぞれの原因について、詳しく解説します。
肌のハリ・弾力不足
肌のハリはコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどの働きで保たれます。ヒアルロン酸は肌の水分量を保持し、みずみずしい肌へと導きます。コラーゲンと共存し、肌の弾力を維持するのがエラスチンです。
スキンケアを怠ったり、自分に合わないスキンケア用品を使用していたりする場合などにハリや弾力不足に陥ることがあります。肌が潤っているかを確認するようにし、自分に合っていないと感じたスキンケア用品があれば変えてみることをおすすめします。
肌の乾燥
乾燥による肌の保水力低下もたるみの原因です。肌の角質層は、天然保湿因子(NMF)や角質細胞間脂質の働きにより、潤いが保たれています。しかし、肌が乾燥してしまうと角質層を守る皮膚膜を劣化させ、潤い不足を引き起こします。みずみずしさを失った肌はたるみを進行させるため、できるだけ乾燥しないようしっかりと保湿をすることを心がけましょう。
皮下脂肪の増加
基礎代謝が低下すると身体の老廃物を排出できないため、脂肪として蓄積されます。増加した顔の脂肪はやがて筋力で支えきれなくなり、徐々に下に流れてたるんでいきます。
体内の酸化
肌の深部にある皮下組織は、コラーゲンと靭帯組織により構成されています。網状に広がるコラーゲンが形状を維持し、上の皮膚と下のカマス筋腱膜を靭帯組織が繋ぎ、脂肪を支えています。しかし、年齢とともに身体の酸化が進むと皮下組織や靭帯は保持力を失い、脂肪を支えきれなくなります。そして伸びた脂肪が垂れ下がり、たるみとして現れるのです。
肌のたるみを予防するセルフケア方法
加齢による肌のたるみは、セルフケアで進行を遅らせることが可能です。セルフケアでアプローチできる方法を5つ紹介します。
表情筋のストレッチをおこなう
表情筋とは、顔の表情を作る筋肉のことです。顔にある40個以上の筋肉の動きが、豊かな表情を作ります。しかし、加齢による劣化や使わないための弛緩から、表情筋はたるみへと移行します。日常的にストレッチを取り入れ、表情筋の維持を意識しましょう。
紫外線対策をおこなう
紫外線は肌の老化を進める原因の一つです。特に紫外線A波は波長が長く、肌の奥にある真皮にダメージを与え、肌のバリア機能を低下させます。また、コラーゲン量が減るためハリを失いたるみが進行します。
日傘やサングラスで太陽の光を遮ったり、、曇りの日でも日焼け止めの使用を心がけたりすることで防ぐことが可能です。
生活習慣を整える
バランスの良い食生活や十分な睡眠は、美肌と健康の基本です。外食や飲酒は控えめに、食事や睡眠の質を整えましょう。抗酸化作用のあるビタミンC、ビタミンE、ポリフェノール類、ミネラルなどの摂取もおすすめです。
肌への刺激を控える
肌への刺激を減らすこともたるみ予防につながります。皮膚を強く擦らない、爪を立てないなど、肌を大切に扱うことを心がけることが必要です。スキンケアをする際は、肌を擦らず押さえるように触れる、マッサージは強い力では行わないなど、肌を優しく扱うことを心がけてください。
肌を保湿する
保湿はたるみ予防の基本です。真皮のコラーゲンやエラスチンの生成にアプローチするレチノール、肌のうるおいとバリア機能を保持するセラミド、引き締め効果のあるビタミンC誘導体が含まれている化粧水を選びましょう。刺激が少なく、肌トラブルが生じにくい成分であることも重要です。自分の肌に合うスキンケアを継続することが、肌のたるみを防ぎます。
肌のたるみを改善する方法
より効果的に肌のたるみを改善できる方法として、美容クリニックでの施術があります。肌のたるみ改善が目指せる4つの施術を紹介します。
ハイフ(HIFU)
ハイフ(HIFU)とは、高密度焦点式超音波(High Intensity Focused Ultrasound)を使用した施術です。肌の奥深くにはSMAS筋膜があり、脂肪と筋肉を支えています。
ハイフは超音波でそのSMAS筋膜にアプローチを行い、熱の力で引き締め、肌の奥からたるみを改善していきます。コラーゲン生成を促す作用もあり、ハリのある肌への生まれ変わりも期待できます。施術は10~15分程度で終了し、個人差はありますが多くの方が感じる痛みはゴムで弾かれるような感覚程度です。ダウンタイムもほとんどないことから、人気の施術になっています。
レーザー治療
レーザー治療は肌の奥に熱を与え、たるみを引き締める効果を促してくれる施術です。メスを入れることなく、ハリのあるなめらかな肌へと導いてくれたり、リフトアップ効果が期待できたりします。使用する機器や肌の状態にもよりますが、1か月おきに4回程度の施術を行うことで、肌の引き締め効果を実感できます。
また、ダウンタイムが短く、たるみ改善の他、シミ、くすみ、毛穴などにもアプローチできるのが魅力です。
ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸注射は、顔の気になる部分にヒアルロン酸を注入する施術です。ヒアルロン酸は元々体内に存在する物質で、うるおいやハリを保つ作用があります。注入した部分をふっくらとさせ、たるみによるほうれい線やシワの改善が期待できます。早ければ注入後すぐに効果を実感でき、一般的に2~3ヶ月ほど効果が持続します。
フェイスリフト治療
フェイスリフトは皮膚を切開して肌奥にあるSMAS筋膜を吊り上げてたるみを改善する施術です。効果の持続期間が5〜10年と長く、ハリをできるだけ長く保ちたい場合におすすめです。毛穴の開きが改善されたり、シワが薄くなったりする他、口角が上がり明るい印象になる効果もあります。首を含めた広範囲へのアプローチが可能です。
肌のたるみに関するよくある質問【Q&A】
肌のたるみに関して、よくある質問と回答をまとめました。ぜひ参考にしてください。
肌のたるみは何歳から発生しますか?
顔がたるみやすい人の特徴はありますか?
肌のたるみ改善で一番効果的な方法は何ですか?
肌のたるみは美顔器を使えば治りますか?
当院の特徴
徹底した事前準備・アフターケア
当院はご予約から治療までの間、カウンセリングや診察を通じてお客様の悩みに寄り添います。事前準備やアフターケアを徹底的に行うため、お客様に安心していただけるサービスを心がけております。
通院しやすい立地
当院は2024年7月時点で「池袋駅前院」「銀座院」「新宿西口院」「大宮駅前院」の4院を展開中です。いずれも駅から徒歩圏内の好立地にあるため、お買い物のついでやお仕事帰りなど、気軽にご来院いただけます。
丁寧なカウンセリング
当院では、従来の「お客様が医師(施術担当者)の待つ診察室へ行く」スタイルではなく、「医師(施術担当者)が、お客様のいらっしゃる個室へ行く」スタイルを採用しています。プライベート空間でじっくりと時間をかけてお客様に向き合うことを心がけており、一人ひとりに合う治療をご提案しています。