顔の毛穴をなくす方法とは？目立つ毛穴の原因や美容皮膚科の治療を解説！

朝鏡を見た時に、顔の毛穴の開きが気になる人もいるのではないでしょうか？

顔の毛穴が目立っていると、恥ずかしいですよね。

顔の毛穴が開いてしまうのには原因があります。

本記事では、毛穴が開いてしまう原因や、顔の毛穴をなくす方法について解説します。

編集部

毛穴におすすめのセルフケアもあるので、ぜひ試してみましょう。

顔の毛穴の開きの原因とは？

顔の毛穴が開いてしまうのには、以下のような原因があります。

• 皮脂の過剰分泌
• 紫外線
• 加齢

なぜ毛穴が開いてしまうのか、原因を知っておくことで対処できる場合もあります。ここでは、顔の毛穴が開く原因を知っておきましょう。

皮脂の過剰分泌

顔の中でも、額の部分や鼻・眉間などには毛穴が多くあり、皮脂の分泌も多くなってしまう部分です。そのため、「皮脂の過剰分泌」が原因で毛穴が開いてしまう可能性が高い部位でもあります。

なぜなら、皮脂が過剰に分泌されてしまうと角栓ができやすくなり、毛穴が詰まってしまうからです。

角栓が詰まってしまうと毛穴が押し広げられてしまい、角栓を取り除いたとしても毛穴は広がったままで元には戻らないからです。

そのほか、皮脂が過剰に分泌されると酸化してしまい、毛穴の周辺に炎症を起こしてしまうことも考えられます。

そのため、生活習慣を見直して皮脂の過剰分泌を抑え、顔のべたつきがあるようならしっかりとしたケアをしておくことが重要です。

編集部

ターンオーバーを整える角質ケアもおすすめですよ！

紫外線

紫外線は、皮脂を酸化させる効果があり、毛穴の開き・黒ずみを引き起こす原因にもなります。また、皮脂が酸化してしまうことで過酸化脂質となり、ターンオーバーのサイクルを乱してしまう可能性もあります。

そのほか、肌のバリア機能を低下させる作用も考えられるため、十分注意しなければなりません。

とくに、頬や鼻のあたりは紫外線が当たりやすく影響を受けやすいため、頬や鼻周辺の毛穴の開きが気になるようなら、紫外線を多く浴びてしまっていることが考えられます。

そのため、毛穴が開いたり皮脂を酸化させたりしないためにも、紫外線対策が重要です。

加齢

顔の毛穴が開くのには、加齢が原因となる場合もあります。人間の肌は、25歳を過ぎると徐々に老化し始め、コラーゲンの量も減少してきてしまうのが一般的です。

そのため、肌のハリやツヤがなくなってきてしまい、毛穴が開きやすくなってきてしまいます。さらに年齢を重ねると肌のきめ細かさが失われてきてしまい、毛穴が目立ってくるでしょう。

加齢に伴って肌がたるみ、頬が下に引っ張られることでも毛穴の開きがより大きくなってしまう原因の一つです。

加齢による皮脂の過剰分泌を抑えるためには、保湿ケアが有効です。肌の潤いを保つことによってうまく肌質をコントロールし、皮脂の過剰分泌を抑えて毛穴の開きを予防できます。

顔の毛穴をなくす方法

顔の毛穴が気になった際に、放置しておくとより毛穴が広がってしまうでしょう。元の美しい肌を取り戻すためには、毛穴をなくすようにしなければなりません。

顔の毛穴をなくすのは簡単ではありませんが、方法はあります。ここでは、顔の毛穴をなくす方法について解説します。

美容皮膚科で毛穴の治療をする

美容皮膚科で受けられる毛穴の治療には、以下のような施術が考えられます。

• ダーマペン4
• ピーリング治療
• レーザー治療
• フォトフェイシャル

上記の治療の中でも、毛穴の開きを治療したい場合にはとくにフラクショナルレーザーとダーマペン4の2種類の施術がおすすめです。

なぜなら、どちらの治療方法も極細のハリによって皮膚に細かな穴をあけ、傷を治す過程で開いてしまった毛穴も縮んでしまい結果的に毛穴の開きを治すという方法になるからです。

とはいえ、毛穴の種類や肌質、解決したい毛穴のトラブルの種類によって、どの治療を受けるのかが決まります。そのため、施術前には必ず医師とよく相談をする必要があるでしょう。

施術によっては痛みや副作用を伴うケースや、肌質に合わないケースもあるからしっかりカウンセリングを受けましょう。

毛穴のセルフケアをする

毛穴の開きを何とかしたいといったときに、必ずしも美容皮膚科での施術が必要というわけではありません。

たとえば、生活習慣に気を付けることで、毛穴の開きを予防できます。揚げ物など脂質の多めな食事を減らし、栄養バランスの良い食事に切り替える、良質の睡眠をしっかりとるなども、毛穴の開きを予防できます。

そのほかには、保湿ケアを行い、顔の肌をうまくコントロールすることで、皮脂の過剰分泌を抑えられます。

また、洗顔で顔の汚れをきれいに落とす、クレンジングをしっかりとおこなうことでも、毛穴の広がりを防止できるでしょう。セルフケアで毛穴の開きをできる限り予防することによって、美しい肌を保てます。

毛穴におすすめのセルフケア

毛穴は、セルフケアを行うことによって皮脂の過剰分泌を抑え、皮脂の酸化や開きを予防できる可能性があります。

とはいえ、セルフケアと一口にいってもさまざまなものがあります。ここでは、毛穴の開きに対しておすすめなセルフケアをみていきましょう。

毛穴に効果的な成分を配合した洗顔を使う

毛穴は、洗顔をして汚れを落とすことできれいに保つことが可能です。

ただし、どの洗顔料でもよいというわけではありません。毛穴のケアに適した成分が含まれている洗顔料を使用する必要があります。毛穴のケアに適した成分は、以下の通りです。

クレイ、海シルト、ベントナイトなどには、汚れを吸着する効果があります。

そのため、毛穴をきれいにしたいと考えているなら、これらの成分が配合されている洗顔料を選ぶのがおすすめです。

また、炭が配合されている洗顔料も良くありますが、炭は毛穴の汚れを落としてくれるほか、余分な皮脂を吸着してくれる効果もあります。

もし皮脂が過剰分泌されて顔がベタベタする、と悩んでいるなら、炭が配合されている洗顔料を選ぶと良いでしょう。

グリシルグリシンには毛穴を引き締める効果が期待できるため、毛穴の開きが気になるならチェックしておきたい成分です。

編集部

ソルビトールやヒアルロン酸といった保湿成分が含まれている洗顔料もおすすめですよ。とくに乾燥肌に悩んでいるなら、皮脂の過剰分泌を抑えるために保湿は重要です。

クレンジングをしっかりと行う

クレンジングをしっかり行うことで、毛穴に詰まった汚れを浮かせて取り去ることができます。もちろん、洗顔料を使うことでも顔についた汚れは落とせるでしょう。

しかし、化粧品などは脂が使用されているため、毛穴に詰まった化粧品の汚れは洗顔料だけではきれいに落とすことができません。

また、古い角質や皮脂などが毛穴に詰まっている場合にも、洗顔料だけできれいに落とすのは難しいといえるでしょう。

そのため、クレンジングを使用して毛穴の奥まで詰まっている汚れをしっかり取る必要があります。

ただし、あまりごしごしとこすり過ぎたり、毎日過剰なまでにクレンジングをしたりするのは逆効果です。なぜなら、角質層を必要以上に取り除いてしまうと、毛穴の角栓が悪化してしまうことになりかねないからです。

毛穴のケアには週1～2回程度の適度なクレンジングと、丁寧な洗顔が重要ですよ。

まとめ

本記事では、顔の毛穴が開いてしまう原因や、毛穴をなくすにはどうすればいいのかについてまとめました。

毛穴が開いてしまう原因には紫外線などもあるため、外出する際には、日焼け止めや保湿クリームを塗って紫外線対策を行いましょう。

また、自宅でケアをする際には、洗顔料に含まれている成分をチェックしておき、毛穴のケアに適した成分が含まれているかどうかを確認してみてくださいね。

美容皮膚科では毛穴を縮めて目立たなくする施術も可能ですが、施術をする前には医師としっかり話し合い、自分に合った施術を選ぶことが大切ですよ。