埋没毛の治し方とは？埋もれ毛でも脱毛できる？深い毛の取り出し方や原因を解説

ムダ毛を処理していると、皮膚に埋もれた埋没毛が気になりますよね。

とりあえず毛抜きやピンセットで処理して大丈夫？

編集部

埋没毛は誤った処理をすると、炎症を引き起こすことにもなりかねません。そこで今回は、正しい埋没毛の治し方や予防方法を詳しく解説していきます。

埋没毛を1本でも発見した方は、ぜひ参考にしてみてください。

埋没毛とは

埋没毛は、その名のとおり体毛が皮膚の下に埋もれている状態です。

通常、毛根から生える毛は成長とともに皮膚の外側に伸びていきます。

しかし、いくつかの理由により、毛がまっすぐ体の表面に向かって伸びずに皮膚の下で伸びているのが埋没毛です。

埋没毛は肌表面から毛が見えていても、皮膚の下にあるため触ることができません。

埋没毛ができる理由などは下で詳しく説明します。

埋没毛ができやすい場所

埋没毛は、乾燥や頻繁な自己処理で肌が硬くなることで発生するため、特に自己処理を頻繁に行うパーツにできやすくなります。

編集部

埋没毛ができやすいのは下記条件の部位です。

• 頻繁に自己処理する部位
• 乾燥しやすい部位
• 毛の生える方向がバラバラな部位
• カールした毛が密集している部位

部位ごとの原因も解説します。

腕・脚

腕や脚は乾燥しやすい部位で、自己処理も頻繁に行うため皮膚が硬くなり、埋没毛のリスクが高まります。

また、毛の生える向きが一定でないことも埋没毛の原因です。

特にすね毛や膝は埋没毛ができやすい部位です。

脇の下

脇の下は凹凸が激しく、自己処理が難しいパーツです。

目視しにくいこともあり、上下左右にカミソリを滑らせたり、何度も同じところを剃ったりするので、肌がダメージを受けて硬くなり、埋没毛になりやすくなります。

デリケートゾーン

デリケートゾーンは皮膚が柔らかく、毛の生える向きがバラバラなため、埋没毛のできやすい部位です。

また、毛が濃くて太いため自己処理の際に力が加わりやすく、そのぶん肌に負担がかってしまうので、さらに埋没毛になる可能性が高くなります。

顔

顔は皮膚が薄くて繊細なため、ダメージを受けやすい部位です。

特に男性のひげは濃くて太い傾向があります。自己処理の際に負荷が大きくなり、埋没毛の原因となります。

埋没毛の種類は4タイプ

埋没毛は4つの主要なタイプに分類され、それぞれ異なる特徴を持っています。

• 長く伸びた埋没毛
• 深いところに埋まった埋没毛
• まるまった埋没毛
• 毛先が再び肌の下にもぐっている埋没毛

どのタイプも毛が皮膚の下で成長し、毛先が皮膚の表面に出てこない点で共通しています。

長く伸びた埋没毛

毛が皮膚の下で成長し、皮膚の表面に出ずに長く伸びきった状態の埋没毛です。

通常の体毛は毛穴から皮膚の外に出て肌表面で成長しますが、長く伸びた埋没毛は皮膚の下で伸び続けて生えています。

長く伸びた埋没毛は肌の平らな部分で見かけることが多い傾向にあります。

深いところに埋まった埋没毛

この埋没毛は、毛が皮膚表面に達しないまま皮膚の奥で成長した埋没毛です。

深いところに埋もれた埋没毛は、肌表面から目視できないこともあります。

皮膚表面では、白っぽいふくらみや塊として認識できるのが特徴です。

放置すると肌内部で炎症を起こす可能性があります。

まるまった埋没毛

まるまった埋没毛は、毛が皮膚の下で成長し、毛先が皮膚表面に向かわずくるくると渦を巻いて成長した毛です。

毛が縦方向に渦を巻くため、皮膚表面からは白っぽい塊や隆起として認識できます。

毛先が再び肌の下にもぐっている埋没毛

一度毛先が表面に出て、肌の下に再びもぐった埋没毛は、逆毛で生えている埋没毛です。

通常の毛の成長方向が逆転し、毛が肌の内部に向かって成長して奥に向かって伸びています。

逆毛は毛がカールしていたり、ばらばらの方向に生えているパーツに良く見られる埋没毛です。

一度表面に出た逆毛が再び肌の下に潜ると、雑菌の侵入や炎症のリスクが高まります。

埋没毛の原因

埋没毛の原因は主に下記の4つです。

編集部

原因が分かれば適切に対処できますよ。

肌の乾燥

乾燥した肌は、皮膚が硬くなり、角質層が厚くなる可能性が高いため、毛が肌の表面に出にくくなり、埋没毛のリスクが高まります。

特に顔やデリケートゾーンなどの皮膚が薄くて繊細な部位は、乾燥しやすく、埋没毛ができやすいパーツです。

外気にさらされる腕や脚も、乾燥しやすいため、肌がカサカサに硬くなって埋没毛ができやすくなります。

カミソリや毛抜きでの自己処理

編集部

• カミソリ
• 毛抜き
• ワックス・除毛クリーム

これらは埋没毛のリスクを高める自己処理方法です。

カミソリは刃が直接肌に触れているため、肌表面の角質層が削られてしまいます。

傷ついた角質層は肌を強化しようとする力が働き、徐々に厚く硬くなるので、その結果、毛が肌表面に出にくくなって埋没毛が生まれるのです。

毛抜きやワックスを使用した自己処理も埋没毛のリスクを高める自己処理方法。

毛穴から毛を無理に引き抜くことで、毛根が傷つきます。

傷ついた毛根は正常に成長せず、異常な方向に毛が生えてしまうのです。

また、毛が毛根から抜けずに途中で切れることも埋没毛の原因となります。

ターンオーバーの乱れ

ターンオーバーの乱れも、古い角質が肌に蓄積し、肌が厚くなるため、埋没毛の原因となります。

ターンオーバーが正常に行われることで、肌は柔らかく健康的な状態を保てますが、ターンオーバーが滞ると、古い角質が肌に蓄積して肌が硬くなります。

その結果、毛が肌を突破できずに埋没毛が出現するのです。

傷ができたパーツ

傷の治癒過程で埋没毛が発生することがあります。

傷ができるとかさぶたが形成され、その部分が一時的に硬く、厚くなることが原因です。

この硬くなった部分から毛が表面に出られなくなり埋没毛が発生します。

また、すでに表面に出ている毛も、かさぶたに覆われてしまい埋没毛になってしまうこともあります。

埋没毛の治し方

埋没毛の無理な処理は炎症を引き起こし、肌トラブルを悪化させる可能性があります。

そのため、埋没毛の処理は肌を傷つけずに行うことが大切です。

保湿をして乾燥を防ぐ

角質層が柔らかくなり肌のターンオーバーが整うので、肌の保湿は埋没毛を治すために重要です。

ターンオーバーが正常になることで、古い角質が剥がれ落ち、毛が表面に出やすくなるので、埋没毛の対策になります。

埋没毛を治すには肌を柔らかく保つことが重要で、そのためには肌の水分量をキープすることが近道です。

ピーリング・スクラブで肌を柔らかくする

埋没毛を処理しやすい柔らかい肌にするにはピーリングやスクラブがおすすめです。

厚くなっていた角質層が正常な薄さに戻ると、埋没毛が肌表面に現れやすくなります。

ただし、赤みや痛みを伴う埋没毛は炎症を引き起こしている場合があるため、スクラブ・ピーリングでの処置は控えましょう。

医療脱毛ならそもそも毛を生えなくできる

医療脱毛クリニックでは脱毛前に埋没毛の処理を行ってくれることがあります。

また、脱毛により毛の成長を阻止すれば、埋没毛の予防にも効果的です。

頻繁な自己処理により肌が硬くなることが埋没毛の原因の一つであるため、脱毛により自己処理の頻度を減らすことで、埋没毛の予防に繋がります。

埋没毛をほじくり出すのはNG

皮膚からわずかに見える埋没毛が気になると、毛抜きや針で取り出したくなりますよね。

しかし、この方法はおすすめできません。

毛抜きや針を使用すると、雑菌が侵入し、炎症や毛嚢炎のリスクが高まります。

皮膚の炎症が起きると、傷跡や色素沈着の原因となり、肌トラブルを悪化させる可能性があるので、埋没毛が自然に肌表面に出てくるのを待つことが大切です。

埋没毛を予防する生活習慣

埋没毛は正しい自己処理や肌ケアで防げます。埋没毛の予防方法を3つ解説します。

編集部

埋没毛を予防するポイントは3つあります。

• 保湿
• 角質ケア
• 電気シェーバー

肌の保湿を心がける

普段から肌の保湿に気を配りましょう。

お風呂の後、就寝前、起床後などが保湿を行う良いタイミングです。

肌の乾燥は古い角質を厚くし、肌を硬くする原因となります。

肌が適切に潤っている状態を維持することで、埋没毛の予防や治療がしやすくなるので、特にムダ毛の自己処理をした後は保湿が必須です。

ボディの場合、保湿クリームやジェルの前に化粧水を塗ると保湿効果が長持ちします。

デリケートゾーンは保湿しにくいパーツですが、自己処理の後は保湿が必要です。

専用の保湿剤が市販されているので取り入れてみましょう。

角質ケアで肌の柔らかさを保つ

角質ケアで肌を柔らかく保つと、新しい毛が肌表面に出てきやすくなるため、埋没毛の予防に効果的です。

しかし、スクラブなどの角質ケアを頻繁に行うと角質を過度に剥離し、肌が乾燥してターンオーバーが滞ってしまうので、逆に肌への負担になってしまいます。

スクラブやピーリングを用いた角質ケアは週に1〜2回の頻度がおすすめです。

デリケートな部分や敏感肌の場合、スクラブやピーリングだと刺激となるリスクがあるので、ふき取り化粧水など、負担の少ない角質ケアアイテムを取り入れましょう。

自己処理は電気シェーバーで

自己処理は電気シェーバーで行いましょう。

電気シェーバーは歯が直接肌に当たらないため、肌表面を削るリスクが軽減できます。

カミソリや除毛クリーム、毛抜きを使用しないほうがよい理由は下記のとおりです。

• カミソリは肌表面を削って角質層が厚くなる。
• ワックスや除毛クリームの成分は肌への負担が大きい。
• 毛抜きは毛根を傷つけ、毛の生え癖が変形するリスクがある。

編集部

自己処理には肌への負担の少ない電気シェーバーが最適なんです。

埋没毛を放置するとどうなるの？

皮膚が正常な状態であれば、ターンオーバーに伴って埋没毛は自然に改善されるものなので、痛みや炎症を伴わない場合、埋没毛は放置しても問題ありません。

無理に埋没毛を取り出すことは避けましょう。

皮膚は通常、28日周期でターンオーバーを行い、新しい皮膚が生成される過程で毛穴も正常な状態に戻ります。

埋没していた毛も、自然に皮膚の表面に出てくるのです。

肌のターンオーバー周期は通常28日で加齢によって遅れることもありますが、いずれにせよ数か月で肌は入れ替わりますから、この期間は様子を見ましょう。

編集部

埋没毛は基本的に自然に治るのを待ち、痛みや赤みがある場合は皮膚科を受診しましょう。

医療脱毛なら埋没毛の治療も予防も！おすすめ医療脱毛クリニック３選

埋没毛を脱毛するにあたって、おすすめの医療脱毛クリニックを3院ピックアップしました。

• レジーナクリニック
• フレイアクリニック
• リゼクリニック

それぞれの料金やおすすめする理由を詳しく解説します。

レジーナクリニック

レジーナクリニックでは麻酔の利用が無料です。

顔やデリケートゾーンは皮膚が薄くて痛みを強く感じやすい部位なので無料で麻酔が利用できれば痛みに関する不安が軽減できますね。

脱毛機は複数の脱毛機を採用しており、肌質や毛質に合わせて使い分けて照射します。

どの脱毛機もスタッフが状況を見て選択してもらえるので効率的に脱毛できますよ。

毛質や肌質の異なる複数の部位を脱毛したい方や、痛みに弱い方におすすめのクリニックです。

レジーナクリニックの口コミ

とても清潔感のある綺麗なクリニックです。御手洗やパウダールームも設備が整っているので、メイク直しやヘア直しも出来ます。
医療脱毛なので照射で痛い時もありますが、とても丁寧な施術ですので安心して通えます！

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とても丁寧に対応していただき、悩む場面もあたたかくしっかりと相談させていただくことができました！そして、医療といところも理解がよく出来て、とても安心しました！これからの変化が楽しみです。

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フレイアクリニック

フレイアクリニックは、女性専門の医療脱毛クリニックです。

扉で仕切られた完全個室のため、他の患者さんの声が聞こえたり、人の気配がしたりするのに抵抗がある方も安心して施術できます。

平日の営業時間が21時までと長いため、学校や仕事の後の通院も可能です。

日中時間が取れない方や、休日は人との予定を優先させたい方でも便利に通えます。

コースは都度払い・5回・8回と3種類あるので、求める効果によって選択できるのが嬉しいポイントです。

自己処理を楽にしたい方は5回、自己処理がいらない肌にしたい場合は8回プランがおすすめ。

コース契約が不安な方でも、都度払いなら明瞭会計で安心ですよ。

フレイアクリニックの口コミ

受付の方も施術してくれる方もとても丁寧に対応をしてくれます！
院内もとてもきれいです。
施術中も痛みが強くないか確認してくれたり、丁寧に説明してくれたりととても安心して受ける事が出来ます。

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どの店舗のスタッフさん看護師さんみんな親切であたたかいです！
施術は看護師さんがやってくださるので、安心だしちゃんと効果もあって、高いお金を払う価値あると思います〜！

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リゼクリニック

リゼクリニックで採用している脱毛機は3種類で、全てに冷却機能がついていることが特長です。

肌を冷やしながら脱毛すると、痛みが感じにくくなるメリットがあります。

さらに、麻酔の種類も豊富で、医療脱毛クリニックには珍しい笑気麻酔も使えることが特長です。

麻酔は併用できることもあるので、痛みが心配な方は相談してみてはいかがでしょうか。

コースは、全身脱毛の他にセレクトプランも豊富なので、必要な部位だけに絞って余分な費用をかけずに脱毛できます。

冷却機能や麻酔で痛みに配慮してくれるので、痛みを感じやすい部位を脱毛する方や痛みが我慢できない方におすすめのクリニックです。

リゼクリニックの口コミ

受付時間に間に合わず、開始時刻ギリギリ到着してしまいましたが、丁寧迅速に対応していただけました。
施術中も、範囲や照射の強さを一つ一つ丁寧に説明と確認をしながら進めていただき、毎回満足しています。

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予約も直前でなければ希望通りの日程で取れますし受付も施術もスムーズで何よりクリニックの皆様の対応がとても良いです。

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埋没毛は医療脱毛で予防できる！脱毛でスベスベ素肌を手に入れよう

この記事では、埋没毛の治し方について解説しました。

埋没毛の治し方は主に下記の4つです。

• 自然なターンオーバーを待つ
• 角質ケア
• 適切なスキンケアと保湿
• 肌を傷つけない自己処理をする

そして、埋没毛の予防方法は下記の3つです。

• 自己処理には電気シェーバーを使用する
• 保湿を心がけ、乾燥を防ぐ
• 角質ケアで肌を柔らかく保つ

通常の埋没毛はターンオーバーによって毛が表面に出るのを待っても問題ありませんが、周辺の皮膚が炎症を起こしている場合は皮膚科の受診が必要です。

また、埋没毛が繰り返し発生する場合はクリニックでの永久脱毛を検討することをおすすめします。

永久脱毛をして自己処理の頻度を減らすと埋没毛ができにくい健康な肌をキープできますよ。

料金や特徴を比較して気になるクリニックがあれば、さっそく無料カウンセリングに行ってみましょう。

憧れのスベスベ素肌への第一歩です！