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ED(勃起不全)とは?原因・症状・治療方法や改善策まで解説

EDに悩む男性

EDに悩む男性

もしかして自分もED(勃起不全)かも、、、

ED(勃起不全)の悩みを抱える男性は意外にも多く、「自分もEDかもしれない」と不安に思っている人も少なくありません。

本記事では、

など詳しく紹介していきます。

もしかしたら自分もEDかもしれない
どうすればED治療できる?
自分で改善する方法が知りたい

このような悩みを解決できる記事となっていますので、ぜひ最後まで参考にしてください。

ED(勃起不全)とは?

EDとは、勃起障害・勃起不全を起こしている状態のこと。

  • 性交時に十分勃起しない
  • 勃起の状態を維持できない

このような状態を指し、全く勃起しないだけでなく硬さや維持力が不足している場合も、EDに該当します。

一口に『ED』といってもその症状はさまざまで、

  • 性欲はあるけど勃起しない
  • 勃起はするけど硬さが不十分
  • たまに勃起しないことがある

など、男性なら誰でも起こりうる病気の1つです。

EDの定義としては、『満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または維持できない状態が持続または再発すること』となっています。(引用:ED診療ガイドライン[第3版]

編集部

編集部

本人が「満足できない」と感じたら、それはEDとして判断できるということです。

EDの原因種類

EDは、原因によって大きく4つの種類に分類できます。

EDの種類原因特徴
心因性ED心理的・精神的ストレス20代など若い年齢でも発症することがある
器質性ED動脈硬化・神経の損傷
内分泌環境の低下
肥満・糖尿病・高血圧を抱える年代に多い
混合性ED心因性ED器質性EDが混合
原因が多岐にわたる
高齢になると現れやすい
治療が困難なケースがある
薬剤性EDある薬剤の服用で起こる代表的な薬剤は抗うつ剤やAGA治療薬など
年齢に関わらず発症する

心因性ED

心因性EDとは、心理的・精神的ストレスが原因で起こるEDです。

うつ病などの精神疾患だけでなく、夫婦関係や会社のストレス・幼少期のトラウマなど、原因は人によってさまざま。

本人が自覚していないケースもあり、若いうちに起こるEDの大半は心因性によるものと考えられます。

「EDになってしまった」ことがさらなるストレスになることもあるため、専門のクリニックでの早期治療が必要です。

心因性EDの治し方
  • ストレスの軽減
  • 心理カウンセリングを受ける
  • ED治療薬を使う

器質性ED

器質性EDとは、体の障害が原因で勃起不全・勃起障害を起こしてしまうEDです。

  • 加齢による動脈硬化
  • 肥満や高血圧などの生活習慣病
  • 事故や手術による血管の損傷

こうしたことが原因で陰茎への血流が阻害され、EDを起こしていると考えられます。

特に、50〜60代などの健康トラブルが発症しやすい年齢に多いEDです。

器質性EDの治し方
  • 疾患の治療をおこなう
  • 生活習慣の改善
  • ED治療薬を使う

混合性ED

混合性EDとは、精神的ストレスによる心因性EDと血管・神経の損傷などが原因となる器質性EDが密接に関わって発症するEDです。

  • 加齢による高血圧などの血管障害
  • 仕事の立場が変わってプレッシャーが増える
  • 夫婦関係が悪化してストレスがかかる

このようなことが同じ時期に重なることで、混合性EDが発症してしまうことがあります。

原因が特定しにくいことも多く、改善に時間がかかることがあるため、早めに治療に取り掛かることが大切です。

混合性EDの治し方
  • 生活習慣の改善
  • 持病の治療を進める
  • 精神的ストレスを解消する
  • ED治療薬を使う

薬剤性ED

薬剤性EDとは、ある特定の薬を服用することで起きるEDです。特に、

  • 精神安定剤
  • 抗うつ剤
  • 睡眠薬
  • 向精神薬
  • AGA治療薬
  • 降圧剤
  • アレルギー用剤(ステロイドなど)

こういった薬はEDになる可能性のある薬剤となっています。

EDは、精神的ストレスや加齢によるものと考えられがちですが、こうした薬が原因の場合も少なくありません

上記に挙げた以外の薬が原因でEDになることもあるので、気になる場合は必ずかかりつけ医に相談しましょう。

薬剤性EDの治し方
  • 使用する薬の変更や減薬
  • ED治療薬と併用する

EDの症状

EDと一言にいってもその症状はさまざまで、必ずしも「勃起しない」ことだけがEDというわけではありません。

ED(勃起不全)の主な症状
  • たまに硬さが十分ではない
  • 維持力に欠けることがある
  • うまく性交できないことがある
  • 維持力が弱い
  • 十分に勃起しない
  • 性交不可能

一般的に言われる「勃起不全」の状態は、十分に勃起せず性交できない状態のこと。

これは、『重度のED』『完全ED』と呼ばれる症状で、EDがかなり進行している状態です。

軽度のEDであれば、性交できることがほとんどですが、まれに硬さや維持力に欠ける状態

中度のEDになると、軽度のEDよりも硬さや維持力が十分でないことが増え、うまく性交できないことが増えてきます。

そもそもEDとは、満足に性交できないことが前提です。

編集部

編集部

本人が硬さや維持力に違和感を覚え、少しでも満足できないと感じたら、それはEDの症状と考えられます。

EDの治療方法

EDの治療方法は、症状や原因に合わせて大きく4つの治療方法があります。

  • ED治療薬による治療
  • 生活習慣の見直し・改善による治療
  • カウンセリングによる治療
  • 減薬・休薬日や副作用のない薬に変更

それぞれの治療方法の特徴について、詳しく解説します。

ED治療薬による治療

ED治療薬は、服用することで陰茎への血流をアップさせ、勃起しやすい状態にするお薬です。

 ED治療薬 バイアグラ
(シルデナフィル)
レビトラ
(バルデナフィル)
シアリス
(タダラフィル)
硬さやや強い強いマイルド
持続力
(時間)
4〜6時間程度4〜8時間程度20〜36時間程度
効果までの時間30〜60分程度15〜30分程度1〜4時間程度
副作用出やすい
顔のほてり、目の充血、頭痛
動悸、消化不良
腹痛、鼻づまり、など
出やすい
顔のほてり、めまい、頭痛
動悸、消化不良
腹痛、鼻づまり、など
出にくい
顔のほてり、めまい
頭痛、動悸、消化不良
腹痛、鼻づまり、多汗
疲労、倦怠感など
食事の影響受けやすい
食後に服用すると効果が半減
受けにくい
空腹時の服用で即効性が高まる
受けにくい
食前・食後に関わらず服用OK
相場800円/錠〜1,400円/錠〜1,200円/錠〜
市販✖️✖️✖️

日本では主に3つのED治療薬が使われていて、それぞれ異なる特徴を持っています。

  • バイアグラ(シルデナフィル)
    →世界初のED治療薬。安全性が高く広く流通している。
  • レビトラ(バルデナフィル)
    →即効性が高く強い勃起力が特徴
  • シアリス(タダラフィル)
    →世界シェアNo.1!最大36時間効果が持続する

いずれもジェネリック医薬品が流通しているので、先発品と同じ効果をコスパよく使用できる点もおすすめです。

ジェネリック医薬品とは

新薬(先発品)と同じ有効成分で作られ、効果・効能が認められた後発品の薬。

新薬の特許が切れた後に製造・販売され、先発品よりも低価格で購入できる。

また、先発品よりも飲みやすく改良・工夫されているものも多く、経済的にも身体的にも負担が軽減される。

ただし、ED治療薬は必ず医師による処方が必要です。

治療薬を希望する場合は、ED専門クリニックなどのカウンセリングを受け、自分に合ったお薬を処方してもらいましょう。

生活習慣の見直し・改善による治療

EDは、生活習慣の乱れが影響していることも多いため、ED治療薬を使わずとも、生活習慣の見直し・改善をはかることで症状が緩和されることも少なくありません。

特に、食生活の見直し・改善はED治療に有効的。

ファストフードや脂質の多い食事は、肥満・高血圧・糖尿病を引き起こす原因となり、血管にダメージを与えEDを引き起こす原因となります。

  • 玄米やそばを主食にする
  • 血流改善「アルギニン」:鶏肉・大豆・エビなど
  • 血行促進「ビタミンE」:ナッツ類・アボカド・ウナギなど
  • 血液サラサラ「EPA」:イワシ・サンマなどの青魚
  • 性機能を高める「亜鉛」:レバー・牡蠣など

こうした食材を意識的に摂取することがおすすめです。

また、運動習慣を改善して血流を促進するのも有効的

特に、有酸素運動は効率よく糖や脂肪を分解してくれるので、生活習慣病の予防にもなります。

健康的な生活を意識して、EDの改善+生活習慣病の予防に取り組みましょう。

カウンセリングによる治療

ED治療薬で改善が見られない場合や心理的・精神的ストレスの影響が大きい場合は、カウンセリング・心理療法による治療も有効です。

  • 過去のトラウマ
  • 身体的なコンプレックス
  • 性行為に対する罪悪感

などは、本人が自覚せずに心理的ストレスを抱えているケースが多いため、心理療法によって認知の歪みを整えたり、罪悪感や嫌悪感を取り除いていきます。

編集部

編集部

パートナーとの関係がEDの原因となっている場合は、一緒にカウンセリングを受けるのもおすすめです。

男性の性機能は非常にデリケートなため、深層心理や経済的不安・離婚・失恋などの影響を大きく受けます。

1人で抱え込むとうつ病や統合失調症・アルコール依存症につながることもあるため、早めにカウンセリングを受けることがおすすめです。

減薬・休薬日や副作用のない薬に変更

服用している薬が原因でEDとなる薬剤性EDの場合、服用する薬を減薬したり、副作用のない薬に変更することでEDが改善する場合があります。

しかし、自己判断は禁物!

EDの副作用を気にするがあまり、自己判断で薬を減らしたりED治療薬と併用したりすると、思わぬ健康被害を招くことも考えられます。

服用している薬によってはED治療薬との併用も可能なため、まずはかかりつけ医にEDの副作用があることを相談することが大切です。

ED治療薬を服用する際の注意点

EDの改善に効果的なED治療薬ですが、服用するにはいくつかの注意点があります。

  • ED治療薬を服用できない人がいる
  • 薬の飲み合わせに注意する
  • 柑橘系のフルーツやお酒で服用しない
  • 食後の服用は控える

それぞれ詳しく解説します。

ED治療薬を服用できない人がいる

ED治療薬は、以下の禁忌に当てはまる場合、服用することができません。

ED治療薬が服用できない人
  • ED治療薬の成分にアレルギーがある人
  • 狭心症・心筋梗塞の薬を服用中の人
  • 脳梗塞や心筋梗塞・狭心症の既往歴がある人
  • 心血管系の障害で性行為そのものが不適合な人
  • 肝障害を持っている人
  • 低血圧の人(血圧の上が90mmHg以下)
  • 網膜色素変性症を発症した人

ED治療薬は、血流を促進して勃起力をあげる薬のため、これらに該当する人は、ED治療薬を服用することで重大な副作用が起こるリスクがあります。

そのほか、健康上の不安がありED治療薬の使用を迷う場合は、必ず専門機関で相談してから服用するようにしましょう。

薬の飲み合わせに注意する

ED治療薬を服用する場合、現在服用中との薬の飲み合わせについても注意が必要です。

特に、ED治療薬と作用が近い薬を併用してしまうと最悪の場合、命の危険があるため注意しましょう。

ED治療薬との併用禁忌
  • 硝酸剤
  • 抗不整脈薬
  • 高血圧の薬
  • 動脈硬化の薬
  • 血栓性疾患の薬
  • 一部の向精神薬や抗生剤

硝酸剤は、血管を拡張する作用がある薬で狭心症や心筋梗塞の治療で主に使われます。

内服薬の他に、貼り薬や吸入薬・スプレータイプなどさまざまな種類があるため、常用薬がある場合は必ず確認しておきましょう。

常用している薬がある場合は、ED治療薬と併用禁忌でないか必ず主治医に相談してください。

柑橘系のフルーツやお酒で服用しない

ED治療薬を服用する場合、基本的に水かぬるま湯がおすすめです。

柑橘系のフルーツジュースで服用した場合、ED治療薬の持続時間に悪影響を及ぼす可能性があります。

柑橘系のフルーツを食べた後も同様の作用が働くため、ED治療薬を摂取する2日前から柑橘系フルーツを避けることがおすすめです。

ED治療薬に悪影響を与える柑橘系
  • グレープフルーツ
  • 夏みかん
  • ライム
  • はっさく、など

また、アルコールの過剰摂取はED治療薬の効果を薄めてしまう恐れがあります。

普段よりお酒に酔いやすくなるなどの副作用もあるため、ED治療薬を服用する場合は、アルコールを控えておくことがおすすめです。

ED治療薬は、効果が薄いと感じた時も追加服用NG!追加する場合は、最低でも24時間以上時間を空ける必要があるため、服用時の飲み合わせにも注意しましょう。

食後の服用は控える

ED治療薬を服用するなら、できるだけ空腹時がおすすめです。

特に、バイアグラ・レビトラは食事の影響を受けやすいため、食後の服用は効果を薄める恐れがあります。

ED治療薬を服用するタイミング
  • 基本的には空腹時がおすすめ
  • 食後服用する場合は、食事から2時間以上あける
  • 食事は油物をさけ、あっさりした食事を摂る

ED治療薬の有効成分は、胃や小腸から吸収され効果を発揮します。

そのため、食後に服用すると食事の脂分が邪魔をして吸収を阻害するため、効果が薄れてしまうというわけです。

食事を気にせず服用したい場合は、持続時間の長いシアリスがおすすめです!

自身でできるED改善方法

「ED治療でクリニックに通うのが恥ずかしい」

そんな場合は、まずは自身でできるED改善方法を試してみるのも1つの手。

日常生活でできる方法を取り入れるだけで、EDが改善することも少なくありません。

  • 食事を整える
  • 運動を取り入れる
  • 睡眠の質を向上する
  • ストレスを減らす
  • 飲酒・喫煙を減らす

自身でできる5つのED改善方法について、それぞれ詳しく解説します。

①食事を整える

生活習慣の見直し・改善による治療でも解説したように、食事内容はEDに大きな影響を与えます。

食事からED改善を取り入れるなら

  • 亜鉛:牡蠣・レバー・牛肉など
  • シトルリン:スイカ・メロン・きゅうりなど
  • DHA・EPA:青魚
  • ビタミンE:ナッツ類・アボカド・ウナギなど

これらの食材をバランスよく取り入れることがおすすめです。

ラーメンやファストフード、スーパーの惣菜などはEDに悪影響を与える油分が多く含まれているため、できるだけ減らすよう努力しましょう。

②運動を取り入れる

定期的な運動習慣は、血流を改善するだけでなく男性ホルモンの分泌も活性化させるため、ED改善に効果的。

特に、お尻や太ももなどの筋トレは、下半身の血流を促してくれるのでおすすめです。

ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は、全身の血流を促進してくれるので、ED改善+生活習慣病の予防としても効果を発揮します。

  • 通勤時に一駅分歩く
  • エレベーターより階段を使う
  • 空き時間にスクワットをする

わざわざジムに通わなくても、日常生活のちょっとした一コマで運動習慣を取り入れることも可能◎

できることから少しずつ取り入れていきましょう。

③睡眠の質を向上する

EDを自力で改善していくなら、睡眠の質向上も必須!

睡眠不足は自律神経やホルモンバランスの乱れを引き起こし、生殖機能と密接に関わる男性ホルモン・テストステロンの分泌に大きな影響を及ぼします。

睡眠の質を向上するアクション
  • 起床したら太陽の光を浴びる
  • 寝る直前までスマホを見ない
  • 夜はできるだけ照明を落とす
  • 夕方以降のカフェインを控える
  • 寝る前に軽くストレッチする

特に、睡眠の質を向上するためには、朝一の太陽の光が重要です。

朝起きたらカーテンや窓を開け、部屋いっぱいに朝日を取り込む習慣を作りましょう。

④ストレスを減らす

過度なストレスは、ホルモンバランスや自律神経の乱れを引き起こし、EDを悪化させる大きな原因です。

できるだけストレスはこまめに発散し、溜め込まないようにしましょう。

ストレス発散方法
  • 熱中できる趣味を作る(ゲーム・漫画・釣りなど)
  • 体を動かす
  • 1人時間を作る(ドライブ・散歩など)
  • 友人と過ごす

ストレス発散は、人それぞれ自分に合った方法が違います。

いろんなことを試してみて、自分に合ったストレス発散方法を見つけてみてくださいね!

⑤飲酒・喫煙を減らす

過度な飲酒や喫煙は、EDを悪化させる大きな要因です。

特に、タバコに含まれるニコチンには血管収縮作用があるため、陰茎への血流を阻害してしまいます。

そのほかにも、動脈硬化や睡眠の質の低下・男性ホルモンの分泌低下など、多くの面でEDに悪影響を与えるため、できれば禁煙をすすめることが望ましいでしょう。

また、過度な飲酒も肥満や動脈硬化を招き、EDに悪影響を与えます。

編集部

編集部

適切な飲酒量は、純アルコール20g程度。

ビールならロング缶1本、焼酎ならグラス1/2杯程度の飲酒にとどめておくことがおすすめです。

純アルコール20gの目安
お酒の種類摂取の目安量
ビール(5%)500ml(ロング缶または中瓶1本)
焼酎(25%)100ml(グラス1/2杯)
ウイスキー(43%)60ml(ダブル1杯)

ED(勃起不全)に関するQ&A

EDは自然治癒しますか?

自然治癒するケースは、人によって異なります。

心理的・精神的ストレスによる心因性EDであれば、ストレスが緩和されることで自然とEDが治ることもあります。

しかし、体の障害が原因で起こる器質性EDの場合は病気が潜んでいる可能性もあり、放置すると健康リスクが高まり大変危険です。

EDの原因は自己判断でわからないことも多いため、気になる症状があれば早めにクリニックを受診しましょう。

何歳から勃起しにくくなりますか?

40歳ごろから徐々に機能が衰え始めます。

また、50歳以上の6割の男性がEDを経験しており、加齢はEDの大きな原因の1つです。

最近では35歳以上の100人に3人はED経験者という報告もあり、年を重ねるごとに衰えを感じる人は多いでしょう。

ED治療は何歳からでも可能なので、気になったらすぐにクリニックに相談がおすすめです。

一度でもED治療薬を使用したら自然勃起しにくくなりますか?

ED治療薬は、ずっと飲み続けるものではありません。

ストレスが緩和されたり、EDの原因となっていた疾患が改善されることで、再び自然勃起するようになります。

また、ED治療薬を服用することで自信を取り戻し、薬が不要になることも多いです。

肉体的な依存性は低いものなので、安心して服用してください。

EDの前兆はありますか?

朝立ちの減少がEDの前兆となることが多いです。

また、勃起時の『硬さ』もEDの1つの指標となります。

グレード0陰茎が大きくならない
グレード1陰茎が大きくなるが硬くない
グレード2陰茎は硬いが、挿入には不十分
グレード3挿入には十分硬いが、完全に硬くはない
グレード4陰茎は完全に硬く硬直している

勃起時の陰茎の硬さは、『EHS指標』と呼ばれるグレードであらわされ、グレード3・4であれば性交には十分な硬さがあると考えられます。

EDは年代によって治療方法が異なりますか?

EDの治療方法は、年代別で変わることはありません。

ただ、EDの原因によって治療方法が異なり、心因性EDは20〜30代の発症が多いEDです。

40代以降であれば、器質性EDや混合性EDの可能性が高く、年代別の傾向に違いがあります。

いずれの場合もED治療薬による治療は共通しておこない、プラスアルファで原因別の治療をおこなうケースが一般的です。

まとめ

ここまでED(勃起不全)について、原因や治療方法・改善策まで詳しくお伝えしてきました。

EDは完全に勃起しない状態だけでなく、硬さが不十分な場合や維持力が低い場合も、軽度や中度のEDに該当します。

生活習慣の見直しをすることで改善することもありますが、早めに自信を取り戻したいならED治療薬の使用もおすすめです。

1人で抱え込むと余計にストレスが溜まってEDが悪化する原因にもなるので、少しでも気になったら早めにクリニックに相談しましょう。