
顔の産毛って剃らない方がいいってホント?
どうやって処理するのが一番いいのかも気になる…
顔の産毛を手っ取り早く剃ってしまいたいと考えることありますよね。
しかし剃るという行為は肌にとっては大きな負担。
肌トラブルの原因になってしまうこともあります。
そこで今回は、顔の産毛を処理する方法について詳しく解説していきます。

編集部
正しい処理方法を知って透明感のある美しい肌を手に入れてくださいね。
目次
顔の産毛を剃らない方がいいと言われる理由とは?

産毛に限らず体毛は、身体を保護する役割を担っていることはみなさんもご存じでしょう。
顔の産毛は外気や花粉、ホコリや紫外線、摩擦などあらゆる外部刺激から肌を守る役割を持っています。
しかし、色濃く目立つようであればスッキリと処理してしまうのがおすすめです。
- 肌色が明るくなる
- 化粧のりがよくなる
- ニキビができにくくなる
顔の産毛を処理すると、産毛の色や影などによる黒ずみが取り払われ、顔色がワントーン明るくなります。
また産毛はメイクが肌に馴染むことを妨げる原因でもあるため、化粧のりがよくなりメイクムラの防止にも効果的。
さらに産毛に付着する汚れやほこり、皮脂を原因とするニキビなどの肌トラブルを防ぐ効果も期待できます。
ここで顔の産毛って処理して大丈夫なの?と考える方もいらっしゃるでしょう。
肌に何らかの影響が出るのでは?と思うかもしれませんが、無くしてしまっても問題ありません。
産毛が持つ役割は、スキンケアやメイク、日焼け止めクリームなどで補うことができるので、除毛した場合でも健康な肌状態を保つことは可能です。
それよりも問題となるのは、除毛方法です。
除毛方法はクリームやワックス、毛抜きなど手段はさまざまですが、できればカミソリは避けたほうがよいでしょう。

編集部
どのような方法であれ肌への負担は避けられません。
しかしカミソリで産毛を剃るという行為の負担度は高めです。
剃る行為が肌へのダメージになるから
カミソリで剃る行為は、産毛処理によるメリットを得られないばかりか深刻な肌トラブルを引き起こす可能性もあります。
カミソリを使用した場合の肌トラブルとして挙げられるのは、おもに以下の3つです。
- カミソリ負けによる肌荒れ
- 繰り返しの刺激による色素沈着
- カミソリの刃によるキズ
肌の弱い人などはとくに、カミソリ負けによるヒリヒリ感やかゆみを生じる可能性が高くなります。
また、肌を守る角質までそぎ落とし紫外線など外部刺激の影響を強く受けてしまうケースも少なくありません。
頻繁な自己処理によりダメージを受けた部位が色素沈着として残ったり、ちょっとした力の加減で肌を傷つけてしまったりなど肌を痛めてしまう可能性もあります。
顔の産毛は剃らない方がよいと言われるのは、このようなリスクを伴うためです。

編集部
カミソリを使った自己処理は肌のバリア機能を低下させる原因になりやすく、さまざまな肌トラブルを引き起こす可能性があるのです。
顔の産毛を剃ると濃くなる?
顔の産毛を剃ると、毛が濃くなってしまうと考える方も多いようです。
これについては濃くなったと感じるだけで、剃ることで体毛が濃くなることはありません。
体毛は先端に向かうにつれ細くなっており、途中で切断することで断面の面積が増し濃くなったように見えるだけです。
ちなみにシェービングのプロの場合は、肌への負担軽減に加え毛の断面を目立たせない技術も有しています。

編集部
つまり、カミソリを使った自己処理は肌荒れに加え産毛をさらに目立たせることもありますが、プロによる顔ぞりであればそのリスクは限りなく抑えられますよ。
顔の産毛の正しい処理方法

では、どのような処理方法であれば、肌の負担を抑えながら除毛によるメリットを得られるのでしょうか。
おすすめな方法としては2つあります。
1つ目は、先ほど触れたとおり自己処理ではなく理容院やシェービングサロンを利用すること。
プロによる顔ぞりであれは、専用の道具や卓越した技術により肌の負担を抑えながら、美しい仕上がりを期待できます。
ただし、キレイを保つため定期的な施術を必要とする点はデメリットと言えるでしょう。
2つ目の方法は、医療機関による永久脱毛施術を受けることです。

編集部
注意点としては、脱毛サロンではなく医療機関による医療脱毛(永久脱毛)施術を受けること。
医療機関のみで使用される機器による脱毛であれば、長期的な効果を期待できます。
ここからは、永久脱毛について詳しく解説していきます。
医療脱毛クリニックで脱毛をする
医療脱毛はおもに、メラニン色素のみに反応する特殊なレーザーを用いておこないます。
医療脱毛に使用されるレーザーも肌にとっては負担となりますし、施術によるリスクも存在します。
しかしデメリットを上回るメリットを得られることから、男女問わず人気を集めています。
医療脱毛によるメリットについては下記をご覧ください。
- 自己処理による肌トラブルが減る
- 肌がキレイになる
- 毛穴開きの改善が期待できる
- 化粧のりがよくなる
まず、医療脱毛を終えるとセルフケアがほぼ不要となるため、手間を省けるだけでなく自己処理による肌トラブルが減ります。
肌トラブルが減ることでキメが整い健康な肌状態を保ちやすくなるだけでなく、レーザーの熱が肌細胞の活性化を促し、美肌効果を狙える点も人気の理由です。
また、皮脂や汚れが絡みつきやすい毛が無くなることで毛穴詰まりを起こしにくくなるので、自然に毛穴が引き締まり目立たなくなります。
他の除毛方法と同じように肌色の明るさが増すことはもちろん、化粧のりのアップや化粧崩れ防止にも効果的です。
上記のように単に毛がなくなるだけでなく、多くのメリットを期待できる医療脱毛。
そのいっぽうで、デメリットや施術によるリスクも存在します。
- 費用がかかる
- 完了するまでの期間が長い
- 施術に痛みを伴うことがある
- 火傷や色素沈着のリスクがある
医療脱毛にかかる費用は、顔の脱毛のみでも総額100,000~150,000円くらいが相場。
また、医療脱毛は完了までに1~2年の長いあいだ定期的に施術を受けなければならず、忙しい人には大きな負担になるかもしれません。
そして個人差はありますが、使用する機器、施術部位によっては痛みを伴うこともあります。
リスクとしては、レーザーの熱による火傷や肌トラブルによる色素沈着です。
以上のように医療脱毛には大きな魅力がある一方で、デメリットそしてリスクを伴います。
しかし、治療期間を終えれば自己処理にかかる手間や費用はほぼ必要ありませんし、美肌を狙える点は外せないポイントではないでしょうか。

編集部
注意点を挙げるとするなら豊富な実績と経験、そして評判の良いクリニックを選ぶことです。
信頼できるクリニックを選ぶことで火傷や色素沈着などのリスクを最小限に抑えられますよ。
顔の産毛をどうしても剃りたいときの正しい剃り方


医療脱毛は魅力的だけど…
予算も時間もないよ…家で剃りたいんだけど…
このように、どうしても家で剃りたいと考える方もいらっしゃるかもしれませんね。
セルフケアであれば、肌の負担を最小限に抑えられるフェイス用の電気シェーバーを使用した除毛がおすすめです。
電気シェーバーは、肌に直接刃が当たらないので肌荒れや怪我をするリスクも少なく安全です。
また、除毛前にクリームやジェルを塗る必要もないため、いつでも気軽にお手入れできます。
お手入れ方法の手順は3ステップです。
- STEP
肌を清潔な状態にしてよく乾かしておく
顔の産毛剃りを始める前に肌を清潔な状態にしておきます。
できれば入浴後など夜におこなうのが理想的です。
顔に水分が残っているとシェーバーがなめらかに動かない場合もあるので、肌をよく乾かしておいてください。
なお、夜が良い理由は、ケア直後の肌を紫外線にさらすことを避けるためです。
- STEP
やさしくなでるように除毛
シェーバーを斜め45度くらいにして肌にあて、なでるように滑らせてください。
どの部分から始めてもよいですし、動かしかたに決まりはありません。
ただ何度も同じ部位をなぞらないほうがよいので、上または下から順番に進めるとよいでしょう。
毛流れに沿って…という意見もありますが、顔の毛はさまざまな方向に向かって生えているため動かしやすい方向でOK。
力を入れ過ぎないように、そして刃の部分に産毛や角質が付着したときはティッシュ等でマメに拭き取りましょう。
- STEP
しっかりと保湿する
すべて剃り終えたらサッとぬるま湯で洗い流し、化粧水や乳液、クリームなどで十分保湿してください。
以上の手順で電気シェーバーを使用すれば、肌の負担を抑えた産毛処理は完了です。
編集部
電気シェーバーであっても肌への負担はゼロではありません。
肌を休ませてあげる意味でも2週間に1回くらいのペースにとどめておきましょう。
まとめ

今回は顔の産毛処理について詳しく解説しました。
顔の産毛は美容の観点だけで見ると邪魔なものです。
もっとも手軽な処理方法はカミソリを使った除毛ですが、肌への負担やケガをするリスクを伴います。
そのため、今回お伝えしたように以下3つの方法を検討してみてください。
- 医療脱毛
- 理容院・シェービングサロン
- フェイス用の電気シェーバー
できるだけ肌に負担をかけない方法で、くすみのないキレイな素肌を目指してくださいね。