「顔脱毛は老けるって聞いたけれど、施術を受けても大丈夫?」と、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
顔脱毛で用いられるレーザーは老化の原因となる紫外線とは異なるため、施術を受けたからと言って肌の老化が進むわけではありません。
しかし、顔の脱毛は体の脱毛と異なり、いくつか注意点があります。
編集部
この記事では、顔脱毛の効果やメリット・デメリットを解説します。
顔の医療脱毛で後悔しないためにも、老けるといわれる理由や、リスクを把握しておきましょう。
目次
顔脱毛は老けるからしないほうがいいの?
顔脱毛をおこなったからといって老けることはなく、むしろ正しく施術をおこなえば産毛も脱毛でき、綺麗なお肌が手に入ります。
顔脱毛で照射する光で老化するって聞いたけれど本当?
お肌は紫外線を長時間浴びるとシミやシワ・たるみなどの老化現象が現れますが、顔脱毛で使用する光は紫外線とは異なります。
顔脱毛で使用するレーザーは「アレキサンドライトレーザー」や「YAGレーザー」などです。
お肌を老化させる効果はありませんが、照射後は以下の症状が現れる場合があります。
- 赤み
- 腫れ
- 乾燥
また、顔脱毛後は肌が敏感になっているため、紫外線のダメージを受けやすくなっています。
ダウンタイム中の紫外線ケアを怠ったり、間違った過ごし方をしたりしていると、シミやシワができて老化したと感じてしまうかもしれません。
編集部
顔脱毛のレーザーは紫外線と異なり、照射しても老けないため安心して施術を受けましょう。
顔脱毛の効果
顔の医療脱毛では産毛まで脱毛できるため肌のトーンがアップし、化粧乗りもよくなるなどの効果が期待できます。
- 肌がトーンアップする
- 肌がツルツルになる
- 毛穴が目立たなくなる
- ニキビなどの肌トラブルを防げる
- シミ・くすみが改善される
- 化粧のノリが良くなる
顔脱毛では以下のレーザーを照射して、毛根にダメージを与えて脱毛をおこないます。
- アレキサンドライトレーザー
- ヤグレーザー
アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーはロングパルスレーザーと呼ばれ、波長の長いレーザーを照射します。
ロングパルスレーザーは脱毛以外に、肌質の改善やシミの治療などにも効果が期待できるレーザーです。
そのため、顔脱毛をおこなうと毛穴の開きやシワなど、肌トラブルが改善されます。
顔脱毛と光を用いた施術の違い
顔脱毛のレーザーとフォトフェイシャルのレーザーは何が違うの?
フォトフェイシャルでは、IPL(Intense Pulsed Light)と呼ばれる特殊な光エネルギーを照射して施術をおこないます。
IPLは複数の波長を照射して、肌の表皮や真皮にあるメラニンとヘモグロビンに反応して、シミやそばかす・くすみ・赤みなどを改善させます。
IPLはカメラのフラッシュのようなマイルドな光のため、肌へのダメージもほとんどありません。
一方、顔脱毛に用いられるアレキサンドライトレーザーやヤグレーザーは、特定の波長を持っています。
顔脱毛をおこなうと毛がなくなることで毛穴が小さくなり、目立たなくなります。
また、毛穴が小さくなると雑菌が溜まりにくくなり、ニキビ予防にも効果的です。
しかし、IPLに比べて肌へのダメージが強く、赤みや腫れなどが発生します。
特徴 | 脱毛レーザー | IPL |
---|---|---|
波長 | ・アレキサンドライトレーザー:755nm ・ヤグレーザー:1,064nm | 520~1,100nm |
到達する皮膚の深さ | 表皮・真皮・皮下組織 | 表皮・真皮 |
期待できる効果 | 脱毛 シミ くすみ 毛穴の引き締め ニキビ予防 | シミ そばかす 小じわ 赤ら顔 たるみ くすみ ニキビ・ニキビ跡 |
顔脱毛は脱毛効果だけでなく美肌効果もあるため、顔の産毛や肌トラブルにお悩みの方は検討してみましょう。
顔脱毛による毛穴の変化
顔脱毛をおこなうと、一時的に毛穴が広がったように見える場合があります。
脱毛する際に出力の高いレーザーを照射すると、施術後に肌が赤く腫れてしまい毛穴が広がって見えます。
また、レーザー脱毛はメラニンに熱刺激を与え、毛根を破壊する脱毛方法です。
熱刺激を受けて焦げた毛が毛穴に残っていると、毛穴が黒く広がって見える可能性があります。
編集部
顔脱毛による毛穴の変化は一時的なものであり、時間の経過とともに落ち着いていきます。
顔脱毛のリスク
顔脱毛にはリスクもあるため、施術を受ける際は注意が必要です。
脱毛レーザーを照射する際は痛みを感じやすく、施術後も赤みや腫れなどの症状が発生します。
まれに、レーザーを照射することで、硬毛化や毛嚢炎を引き起こす可能性があります。
編集部
一度硬毛化してしまった毛は完全に治らないケースが多く、レーザーでは脱毛できません。
硬毛化してしまった場合は、ニードル脱毛に切り替える必要があるため注意が必要です。
また、顔の脱毛は他の部位に比べて、1回あたりの費用が高く、トータルコストがかかってしまいます。
顔脱毛はリスクもあることを把握したうえで施術を受けましょう。
顔脱毛のメリットとデメリット
顔脱毛にはメリットが多くありますが、反対にデメリットも存在します。
施術後に「こんなはずではなかった!」と後悔しないよう、デメリットもしっかりと把握しておきましょう。
顔脱毛のメリットとしては顔の産毛がなくなることでお手入れが不要になり、カミソリによる肌トラブルもなくなります。
また、産毛がなくなると肌の凹凸も減り、メイクのノリが良くなります。
メリット | デメリット |
---|---|
産毛のお手入れが楽になる 肌荒れが改善される ニキビができにくくなる メイクのノリが良くなる 肌がトーンアップする 毛穴の開きが改善される | シミが濃くなったように感じる 効果を感じにくい場合がある 施術回数が多い 痛みが強い 肌トラブルのリスクがある 硬毛化・毛嚢炎のリスクがある 脱毛できない部位がある |
デメリットとしては、照射後の赤みや腫れなどの肌トラブルがあるため注意が必要です。
脱毛レーザーはメラニンに反応するため、肌のシミに反応する場合があります。
編集部
レーザーによって破壊されたメラニンが、ターンオーバーによって肌表面に出てきた際に「シミが濃くなった」と感じてしまう場合もあります。
また、顔は他の部位と比べ皮膚が薄いため、脱毛時に痛みを感じやすい部位です。
痛みに不安のある方はカウンセリング時に相談し、麻酔クリームを活用しましょう。
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顔の医療脱毛で後悔しないためには
顔脱毛をおこなう際は、施術後に後悔しないよういくつかポイントを押さえておく必要があります。
- 料金プランの確認
- 施術部位の確認
- アフターケアを徹底する
- 施術頻度や回数を理解する
顔の医療脱毛は保険適用外のため、クリニックによって料金が大きく異なります。
他の脱毛部位と比べ、顔の脱毛は1回の施術費用が割高になっています。
多くのクリニックでは全身やVIOなど、他部位とセットになっているプランも少なくありません。
また、クリニックによっては髪の生え際や目の付近は脱毛できない場合があるため、照射可能部位を確認しておきましょう。
一般的に、顔の医療脱毛は1〜2ヶ月に1回のペースで、5〜10回ほど照射が必要といわれています。
顔の毛は産毛や細い毛が多く、脱毛の難易度が高い部位です。
適切な施術頻度や回数で照射しなければ、脱毛効果を最大限引き出せません。
編集部
顔の医療脱毛は毛周期に合わせて、適切な時期に照射しましょう。
また、照射後は肌が敏感になっており、保湿や紫外線対策などのアフターケアの徹底が重要です。
照射後のアフターケアを怠ると、肌荒れやシミ・そばかすの発生につながるため注意しましょう。
まとめ
顔の医療脱毛で使用するレーザーは紫外線とは異なるため、照射して老けることはありません。
- 顔の脱毛で老けることはなく、脱毛以外に美肌効果がある
- 顔の脱毛後に一時的に毛穴が広がったように見える場合がある
- 顔の脱毛は硬毛化や毛嚢炎などのリスクがある
- 顔の脱毛は料金プランや施術可能部位などを確認しておく
顔の医療脱毛は脱毛だけでなく、毛穴の開きやシミなどを改善する効果が期待できます。
また、顔の産毛がなくなることで凹凸がなくなり、メイク乗りもよくなります。
編集部
顔の医療脱毛をおこなって、ムダ毛をなくし美肌を手に入れましょう。