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医療脱毛は10回で終わらない?脱毛効果を実感できる回数は何回?

医療脱毛を10回受けてもツルスベ肌にならない…
医療脱毛の終わらない地獄!!

このように医療脱毛をしたものの、思ったような効果を得られないという声を目にすること、ありますよね。

その一方で「ムダ毛処理の手間から解放された!もっと早くやればよかった!」という口コミを見ることもあるでしょう。

この違いはいったい何なのでしょうか。

そこで今回は、医療脱毛を何回受ければ効果を体感できるのか?また、なぜ何回も施術を受けなければならないのか?10回施術を受けても効果が出ないのはどうしてなのか?そして脱毛の効果を高める方法も詳しく解説していきます。

医療脱毛に興味のある人そしてすでに始めている人も、本記事を参考に効率よく医療脱毛を進めてくださいね。

医療脱毛で効果を実感できる回数は何回?

思う存分おしゃれを楽しむため、そして面倒なセルフケアから解放される方法として多くの人に選ばれる医療脱毛。

決して安くはない医療脱毛を決心したのだから、効果がないという失敗は避けたいですよね。

医療脱毛は繰り返しの施術で徐々に効果が現れてくるという特徴があります。

そのため、初期段階で目に見える効果が現れなくても心配する必要はありません。

編集部

編集部

まずは、医療脱毛の回数に沿ってムダ毛がどのように減っていくのか、通常の変化を見てきましょう。

医療脱毛1回目

医療脱毛1回でムダ毛の毛根を破壊できる割合は、10~20パーセント以下といわれています。

施術後1~2週間ほど経つと毛根が破壊され支えを失ったムダ毛が自然に抜け落ちますが、脱毛効果を感じることはないでしょう。

医療脱毛3回目

1~2回の医療脱毛施術ではほぼ変化を感じられませんが、3回目になると全体的に毛量が減ってきたと体感できるケースが多いです。

ただ、少し薄くなったかな…程度の変化にとどまるため満足度は高くありません。

医療脱毛5回目

医療脱毛5回目になると全体の半数前後毛根の破壊が進むため、明らかな毛量の減少が見られます。

濃い毛はほぼ生えてこなくなるので、毎日セルフケアをしていた人でも1ヵ月に数回自己処理をおこなう程度で済むようになります。

ただし、産毛は残っている状態なのでツルスベ肌とまではいきません。

医療脱毛8回目

医療脱毛を8回受ける頃には、ほとんどの毛がなくなります。

セルフケアはほぼ不要になり、加えてレーザーの刺激によって肌の活性化が促され美肌になったと感じるケースも多いです。

以上のように通常であれば、はっきりとした効果を体感できる時期として多いのは、医療脱毛施術を5回受けるころ。

自己処理の頻度を減らしたいだけであれば、5回で満足し完了とする人も多いようです。

そして、8回医療脱毛施術を受ける頃にはほぼすべての脱毛が終わります

しかし冒頭でお話ししたように、10回の医療脱毛施術でも効果を得られないケースが存在します。

その理由として考えられるのはおもに以下の3つです。

10回の医療脱毛でも効果を得られないケース
  1. ムダ毛の色素が薄い
  2. 脱毛マシンの種類が毛質にあっていない
  3. 毛周期に合わせた脱毛ができていない

医療脱毛の効果は毛質に大きく左右されることがあります。

医療脱毛に使用される特殊なレーザーは、黒い色(メラニン色素)に反応する性質をもっており、産毛など色の薄い毛には反応しづらいとされています。

医師は1人ひとりの毛質や肌質を診断し、効果的な施術を選択し適切な出力で脱毛施術を行います。

脱毛マシンには、剛毛に効果的な機械、色の薄い毛にも反応する機械、施術時の痛みが強かったり弱かったりなど、さまざま。

毛質に合ったマシンで施術をしなければ、ほとんど効果を得られない場合もあります。

注意したいのは、どのような毛質の脱毛にも同一のマシンを使用したり、脱毛には不十分な出力で施術をしたりと、おすすめできないクリニックも存在することです。

編集部

編集部

脱毛に限らずですが、クリニック選びはとても大切です。

下調べを十分おこない、実績と経験のあるクリニックを選びましょうね。

そして毛周期については重要な部分になるので、次項で詳しく説明します。

医療脱毛が10回でも終わらないと感じる理由

前述のとおり、医療脱毛を5回終えると目に見えてムダ毛は減少してお手入れはずいぶん楽になり、8回で自己処理からほぼ解放されます。

しかしそのような効果を得られていない場合は、毛周期に合わせた施術を受けていないことに原因があるかもしれません。

体毛は、毛根のいちばん下の毛乳頭という部分で生まれ、周りの細胞から必要な成分を吸収しながら成長し皮膚表面に押し上げられます。

体毛にも肌のターンオーバーと同じように、生まれてから抜け落ちるまでのサイクルがあり、これを「毛周期」と言います。

毛周期毛の状態
成長期周りの細胞から栄養成分を吸収し毛が成長する
退行期毛の成長が止まり毛乳頭から毛が離れる
休止期毛が抜け落ち細胞のはたらきが止まる

成長期の毛は周りの栄養を吸収してぐんぐん成長しメラニン色素も豊富です。

成長期を経て退行期に入ると、毛の成長が止まるとともにメラニン色素も減少し、毛は毛乳頭から離れ抜け落ちる準備を始めます。

休止期は毛が完全に抜け落ち、毛を作り出す細胞の働きは止まります。

編集部

編集部

休止期は毛を作り出す細胞がお休みしている状態。

休止期の期間については個々の体質や部位にもよりますが、休止期を終え時期がくれば細胞は再び活発に動き始め成長期のサイクルに入ります。

医療レーザーの熱エネルギーはメラニン色素を多く含む黒いムダ毛に吸収され、その熱は毛幹をつたって根っこ部分にある毛乳頭を破壊します。

そのため、毛周期において医療脱毛が効果を発揮するのは、次の条件を満たした成長期の体毛のみ。

医療レーザーで脱毛できる毛の状態
  1. ターゲットとなる毛がメラニン色素を多く含んでいる(黒い)こと
  2. ターゲットとなる毛と毛乳頭がつながっていること

成長期を迎えた体毛は、目に見える範囲の毛のうち10~20パーセント程度しかありません。

それぞれの毛が異なる毛周期で生え変わっているので、回数を重ねて退行期や休眠期で反応しなかった毛を順番に減らしていくことになります。

編集部

編集部

早い脱毛効果を期待して短期間で脱毛の頻度を上げても、成長期の毛がしっかり生え揃っていなければ意味がありません。

反対に脱毛の間隔を空けすぎた場合、成長期の毛に照射するタイミングを逃し完了までの時間が長引く可能性があります。

部位別の最適な施術の間隔は下記をご覧ください。

部位別の間隔目安

体の部位脱毛間隔
1~2ヵ月
ワキ2~3ヵ月
VIO・足1~2ヵ月

身体の部位によって異なるサイクルの毛周期があり、理想的な脱毛の間隔も違います。

しかし部位に合わせた通院は患者、医師ともに負担が大きいことから、全体の平均をとり1~3ヵ月間隔での施術が一般的です。

ただ、クリニックによっては4ヵ月程度の間隔をあける場合もあります。

1~3ヵ月の間隔はあくまでも目安として捉え、受診するクリニックの医師に肌質や毛質、毛量などから適した施術方法、そして毛周期を考慮した間隔を判断してもらってください。

医療脱毛の効果を実感できる鍵は「毛周期」にあり

毛周期に沿った施術は、脱毛効果に大きく影響する「鍵」といっても過言ではありません。

もしも、10回の脱毛でも効果を実感できない場合は、脱毛に最適なタイミングを何度も逃している可能性も考えられます。

とくに脱毛の初期段階、毛量がまだ多い1~3回目くらいまでは、一定の間隔を崩さないよう気をつけたいところ。

ここからは脱毛のスケジュールを崩さないために、日常生活で気を付けるべき3つのポイントを紹介します。

  1. 日焼け対策をする
  2. カミソリや毛抜きによるセルフケアをしない
  3. 施術前のワクチン接種を避ける

まず1つ目の注意点は、脱毛期間中はしっかりとした日焼け対策をおこなうことです。

医療脱毛に使用されるレーザーは黒い色素(メラニン)に反応する特性を持ちます。

この特性によりレーザーが日焼けした黒い肌に反応し、肌トラブルを引き起こすリスクがあります。

日焼けした肌への脱毛を受け付けないクリニックも多いので、日焼け対策を心がけましょう。

つづいて2つ目は、脱毛期間中はカミソリや毛抜きでの自己処理をしないことです。

カミソリでの自己処理は肌への負担を伴い、その状態でのレーザー照射は肌トラブルの原因になります。

また、毛抜きで自己処理してしまうとレーザーが反応せず、脱毛効果は得られません。

そのため脱毛期間中ムダ毛処理は、肌にやさしくすぐに毛が伸びてくるシェーバーを使用しましょう。

そして3つ目は、生ワクチンなどの予防接種は脱毛の1ヵ月前くらいに済ませておくことです。

ワクチン接種後の脱毛は、注射した箇所が赤く腫れる、または体調が悪くなるなどのリスクを伴います。

これにより、ワクチン接種後の施術を受け付けないクリニックも多く存在します。

脱毛期間中のワクチン接種は、担当医と相談しながら問題のない時期を選びましょう。

編集部

編集部

脱毛期間中は、以上の3点に注意するだけでも毛周期に合わせた施術を受けやすくなりますよ。

まとめ

今回は医療脱毛と毛周期の関係を詳しく解説しました。

信頼できる実績や十分な経験のあるクリニックを選択したなら、気を付けることは毛周期に沿って施術を受けることです。

そのために日常で気を付けることは以下の3つ。

  1. 日焼け対策をする
  2. カミソリや毛抜きによるセルフケアをしない
  3. 施術前のワクチン接種を避ける

毛周期に沿った効率的な医療脱毛で、ムダ毛のない美しい肌をめざしてくださいね。